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1. 木村, 裕一. 世紀転換期における言語危機の演出 : フリッツ・マウトナー、フーゴ・フォン・ホーフマンスタール、フランツ・カフカにおける境界的空間と例外的形象 : セイキ テンカンキ ニオケル ゲンゴ キキ ノ エンシュツ フリッツ マウトナー フーゴ フォン ホーフマンスタール フランツ カフカ ニオケル キョウイカイテキ クウカン ト レイガイテキ ケイショウ; Inszenierung der Sprachkrise in der Literatur der Jahrhundertwende : Grenzraume und Ausnahmefiguren beiFritz Mauthner, Hugo von Hofmannthal und Franz Kafka.

Degree: 博士(ドイツ文学), 2014, The Gakushuin / 学習院

本論文では、19世紀末から20世紀初頭にかけての、いわゆる世紀転換期の言説を分析の対象とする。言語と言及対象のあいだの関係性が構築されるプロセスに関する問題への新たなパースペクティヴを拓くひとつの転回点として、世紀転換期に観察される言語観は重要な意義を持っている。すでに文学研究の分野では、世紀転換期の言説は「言語批判」や「言語懐疑」、あるいは「言語危機」という概念区分とともにしばしば論じられてきた。しかし、このような「危機」の表明や「言語批判」そのものが、結局は言語を通じて行われざるを得ないという矛盾をつねに孕まざるを得ないがゆえに、「言語危機」をそのような時代区分や特徴として位置づけることに対しては、賛否両論さまざまに議論されてきた。そしてこのような遂行矛盾をどのように捉え、説明するかという点で、「言語危機」に関する先行研究は二極化している。一方は、「絶対的な」言語危機として捉える方向性である。これは「言語危機」が最終的に、言語機能が抱える欠陥に対する諦念、すなわち沈黙や言語以外の媒体への移行につながるという捉え方である。他方は、「言語危機」の表現そのものが、言語の表現可能性の拡張につながるという捉え方である。ところがどちらの立場も結局は、二項対立的な基準を用いている限りにおいて、結果として矛盾に陥らざるを得ない。「言語危機」を表現することが「言語/非言語」という対立の境界線上で繰り広げられるものであるとするならば、そのような対立関係を超えた分析が必要であるように思われる。本論で注目したいのは、「言語/非言語」という対立関係が、危機の表現によって行為遂行的に作り出される過程である。この過程において、表現はどのようにして行われるのか。そしてそれはどのような空間で行われるのか。そしてそれは誰によって行われるのか。あるいはそれを行うためにどのような者が「主体」として必要となるのか。以上のような問題提起を踏まえ、本論文ではフリッツ・マウトナー(Fritz Mauthner, 1849-1923)、フーゴ・フォン・ホーフマンスタール(Hugo von Hofmannsthal, 1874-1929)、フランツ・カフカ(Franz Kafka, 1883-1924)によって書かれたテクスト群を中心的な分析対象とし、世紀転換期における「言語危機」がどのように語られ、「演出」され、「上演」されていたのか考察する。第1章では、本論で試みる分析における理論的前提として、J. L. オースティン(John Langshaw Austin, 1911-1960)が提唱した言語行為論を文化学的な分析手段として応用した、パフォーマンス理論について概観する。とりわけ本論における鍵概念となる「舞台」の「演出」、演出された「舞台」的空間性が持つ特性、および例外という概念と言語危機との関わりについて詳しく論じる。オースティンによって導入された「行為遂行的(performativ)」発言という概念は、表現行為がどのような規範や慣習をコンテクストとして要求し、特定の文化的・社会的集団の前で遂行されるのかを分析する可能性を示した。その後この理論を出発点として、文化学や演劇学において、文化的事象を舞台空間上で繰り広げられ、演出された「パフォーマンス」として捉えるためのモデルが提示された。それによって表現行為を遂行する際に、その表現主体を遡及的に措定するための形象が仮構されるプロセスへの視点が拓かれた。このようなプロセスにおいて要求される空間と形象は、「言語危機」という言説では境界的空間と例外的形象として生じている。というのも「言語危機」における言語行為とは、言語体系という法規則における例外にほかならず、その外部でありかつ内部であり、さらにそのどちらにも未だ属さないような、閾としての空間性を拓くものだからである。第2章では、1901年に第1巻が刊行された、全3巻にわたる『言語批判論考(Beitrage zu einer Kritik der Sprache)』(1901-1902)を中心に、マウトナーや彼を取り巻いていたさまざまな言説における言語観を分析する。さらに当時の新聞や雑誌における、『言語批判論考』に対する書評の数々を整理し、マウトナーを中心としてどのような「言語批判」的言説が展開されていたのか検証する。マウトナーは言語と非言語の間に不分明な地帯を作り出すことで、言葉と現実の間の関係性を問い直そうと試みている。そのような不分明な地帯は、境界的な空間性としてテクストの中に表れている。そして境界的空間に立つことのできるものとして、マウトナーは「詩人」という形象を作り出す。詩人のみが操ることのできる詩的言語は、コミュニケーション不可能な日常的言語を越えた次元に位置づけられ、個人に偶然生じた感覚を十全な形で再現し、伝達することができる。この意味で、詩的言語およびそれを操る詩人は、言語批判における例外的形象であり、マウトナーはそのような例外を実現不可能なものとして悲観的に捉えている。しかし「言語批判者」としてのマウトナーという自己イメージは、『論考』を巡る言説の中で、彼自身が否定する「詩人」という形象と重ね合わされていく。この時前提となっているのは、言語によって言語を批判するという自家撞着に陥らざるをえない行為は、唯一そのような例外的役割を担う事のできる「詩人」という特別な形象によってのみ、遂行可能だということである。第3章では、「言語危機」のカノンのなかでも最も代表的なテクストとされている『手紙(Ein Brief)』(1901)を中心的な対象とし、ホーフマンスタールがどのようにして「言語危機」を表現し、演出していたのかを分析する。また、『国民国家の精神的空間としての著作(Das Schrifttum als geistiger Raum der Nation)』(1927)のほか、文学的・芸術的表現が拓きうる空間性に関するテクスト群を分析の中心に据え、ホーフマンスタールの言語観と政治的表象あるいは表象の政治とのあいだの関係性について考察する。ホーフマンスタールは『手紙』に代表される数々の文学的・芸術的プロジェクトを通じ、マウトナーが悲観的に放棄しようとしていた詩的言語の可能性を、自ら追求し実現しようと試みていた。ホーフマンスタールにおける「言語批判」もまた、言葉によって表現できないものを語るための、特別かつ例外的な形象を描き出す。そのような形象は、危機的状況に陥った者として演出されている。これらの危機的状況はひとつの場面として表れ、新たな言語を追求していくための舞台的空間性を切り拓く。作家および演出家として、ホーフマンスタールはこのような舞台空間を枠付け、その上でこれらの形象群に危機的状況を演じさせるのである。しかしこの時興味深いのは、ホーフマンスタール自身もまたこのような形象のひとつとして、自らを自らのテクストによって表していることである。この過程で彼は自らを、言語危機を克服することのできる例外的な形象として描き、位置づけることになる。第4章では、『ある戦いの記録(Beschreibung eines Kampfes)』(1907)、『万里の長城の建設に際して(Beim Bau der chinesischen…

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APA (6th Edition):

木村, . (2014). 世紀転換期における言語危機の演出 : フリッツ・マウトナー、フーゴ・フォン・ホーフマンスタール、フランツ・カフカにおける境界的空間と例外的形象 : セイキ テンカンキ ニオケル ゲンゴ キキ ノ エンシュツ フリッツ マウトナー フーゴ フォン ホーフマンスタール フランツ カフカ ニオケル キョウイカイテキ クウカン ト レイガイテキ ケイショウ; Inszenierung der Sprachkrise in der Literatur der Jahrhundertwende : Grenzraume und Ausnahmefiguren beiFritz Mauthner, Hugo von Hofmannthal und Franz Kafka. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3457

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

木村, 裕一. “世紀転換期における言語危機の演出 : フリッツ・マウトナー、フーゴ・フォン・ホーフマンスタール、フランツ・カフカにおける境界的空間と例外的形象 : セイキ テンカンキ ニオケル ゲンゴ キキ ノ エンシュツ フリッツ マウトナー フーゴ フォン ホーフマンスタール フランツ カフカ ニオケル キョウイカイテキ クウカン ト レイガイテキ ケイショウ; Inszenierung der Sprachkrise in der Literatur der Jahrhundertwende : Grenzraume und Ausnahmefiguren beiFritz Mauthner, Hugo von Hofmannthal und Franz Kafka.” 2014. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3457.

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MLA Handbook (7th Edition):

木村, 裕一. “世紀転換期における言語危機の演出 : フリッツ・マウトナー、フーゴ・フォン・ホーフマンスタール、フランツ・カフカにおける境界的空間と例外的形象 : セイキ テンカンキ ニオケル ゲンゴ キキ ノ エンシュツ フリッツ マウトナー フーゴ フォン ホーフマンスタール フランツ カフカ ニオケル キョウイカイテキ クウカン ト レイガイテキ ケイショウ; Inszenierung der Sprachkrise in der Literatur der Jahrhundertwende : Grenzraume und Ausnahmefiguren beiFritz Mauthner, Hugo von Hofmannthal und Franz Kafka.” 2014. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

木村 . 世紀転換期における言語危機の演出 : フリッツ・マウトナー、フーゴ・フォン・ホーフマンスタール、フランツ・カフカにおける境界的空間と例外的形象 : セイキ テンカンキ ニオケル ゲンゴ キキ ノ エンシュツ フリッツ マウトナー フーゴ フォン ホーフマンスタール フランツ カフカ ニオケル キョウイカイテキ クウカン ト レイガイテキ ケイショウ; Inszenierung der Sprachkrise in der Literatur der Jahrhundertwende : Grenzraume und Ausnahmefiguren beiFritz Mauthner, Hugo von Hofmannthal und Franz Kafka. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2014. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3457.

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木村 . 世紀転換期における言語危機の演出 : フリッツ・マウトナー、フーゴ・フォン・ホーフマンスタール、フランツ・カフカにおける境界的空間と例外的形象 : セイキ テンカンキ ニオケル ゲンゴ キキ ノ エンシュツ フリッツ マウトナー フーゴ フォン ホーフマンスタール フランツ カフカ ニオケル キョウイカイテキ クウカン ト レイガイテキ ケイショウ; Inszenierung der Sprachkrise in der Literatur der Jahrhundertwende : Grenzraume und Ausnahmefiguren beiFritz Mauthner, Hugo von Hofmannthal und Franz Kafka. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2014. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3457

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2. 牛山, さおり. ドイツ語を母語とする幼児の心態詞獲得・習得に関する研究 : Rigolコーパスに基づく心態詞dochとjaの分析 : ドイツゴ オ ボゴ ト スル ヨウジ ノ シンタイシ カクトク シュウトク ニカンスル ケンキュウ Rigol コーパス ニ モトヅク シンタイシ doch ト ja ノ ブンセキ.

Degree: 博士(ドイツ文学), 2015, The Gakushuin / 学習院

本研究におけるテーマは、ドイツ語を母語とする幼児がどのように心態詞dochとjaの使い方を身につけていくかを解明するため、幼児の発話コーパスを用いて分析し、考察することにあった。従来、心態詞の獲得及び習得に関する研究は、ドイツ語を母語としない移民の子供たちを対象に1980年代から行われてきたが(Kutsch 1985, Ramge 1987, Cheon-Kostrzewa/Kostrzewa 1997, Rost-Roth 1999)、Ramge(1987)を除く研究は小学生以上、ないしは成人した移民をターゲットとしたものであり、そもそもドイツ語を母語とする幼児が、どのように心態詞を身につけていくのかという根本的な疑問は明らかにされていなかった。そこで本研究は、仮説から一歩進むことのなかった幼児の心態詞獲得・習得という問題を、幼児言語コーパス分析という観点で検討することを目的として行なわれた。1章では本研究の目的と意義、研究方法などを述べた。2章では、ドイツ語の心態詞に関するWeydt(1969)以降の先行研究の流れをまとめた。その後、Diewald(2009)における心態詞の定義を検討し、「他の品詞に属する同音語が存在する」「中域に置かれる」「話し手の心的態度と関係がある」「特定の文タイプに現れる」「作用域をもつ」を心態詞の必要条件とした。心態詞の中核的定義を限定した後、心態詞と見なす語を特定し、17語を心態詞と見なした。その後、本研究で扱うdoch とjaの同音語と心態詞に関していくつもの研究で引用されているHelbig (1988)の定義をもとに、それぞれの心態詞が果たす機能と意味について述べた。3章では心態詞の獲得・習得に関する先行研究を概観した。まず発達心理学において定義されている発達の段階について、本研究で対象とする幼児期までの特徴を述べたあと、次に第二言語習得研究におけるドイツ語の心態詞習得と、自閉症児の発話における心態詞についてまとめた。移民を対象とした心態詞習得に関する先行研究からは、1) 幼児の会話にも比較的早い段階から心態詞が出現する、2) トルコ語・イタリア語を母語とする小学生には、dochとjaの用法に限りがあったが、それよりも多くの用法を、ドイツ語を母語とする小学生は既に獲得・習得していることが明らかになった。言語障害研究においては、自閉症児(9歳・男児)の発話を観察した結果、心態詞はかなり時間が経ってから発話に出現していることが推察された。4章ではドイツ語を母語とする幼児がどのように統語構造を獲得していくのかを分類し、考察した。CosimaとPaulineの平均発話長を産出し、Clahsen(1982, 1988)で提示されている発達段階を検討したのち、Tracy(22008)の基準に沿って、Cosima及びPaulineの統語構造を、1) マイルストーンI (1語文が出現する)、2) マイルストーンII (動詞不定形が後置される) 3) マイルストーンIII (動詞定形第2位が可能になる)、4) マイルストーンIV (副文で動詞定形後置が可能になる)、の4段階に分けた。5章では、まず、2.2で定義した17の心態詞が、1歳9ヶ月から5歳5ヶ月までの発話コーパスに確認されるのかを調べた。同音語と心態詞の出現時期を調べた結果、同音語と心態詞の両方が確認されたのは17語中4語(denn, doch, ja, mal)に留まり、その他は1) 同音語としてのみ出現が確認された語(aber, auch, eben, eigentlich,einfach, nur, schon, ruhig, vielleicht, wohl)、2) 同音語は確認されず、心態詞のみ出現が確認された語blos, denn, halt )、3) 同音語・心態詞ともに確認されなかった語(etwa)の3タイプに分類された。dochは返答詞としてCosimaで1歳9ヶ月、Paulineが1歳10ヶ月に初めて出現していた。初出時には先行発話を肯定しながら反駁できているのか不明瞭である例も見られたが、3歳11ヶ月まで、Cosima、Pauline共に発話内容・発話状況に相応しい使用が70%以上見られたことから、幼児は間違いを繰り返しながらも、返答詞dochの機能である「肯定をしながら反駁する」機能を獲得した。Cosimaでは返答詞が出現して8ヶ月後の2歳6ヶ月から、Paulineでは5ヶ月を経た2歳2ヶ月から、心態詞のdochが出現していた。この時期は、4.2で確認したマイルストーンIIIと合致した。ただし、心態詞のdochの出現数を見ると、Cosimaでは3歳0ヶ月以降、Paulineでは2歳6ヶ月以降に出現数が増加している。Cosimaの3歳0ヶ月、Paulineの2歳6ヶ月は、マイルストーンIIIの開始から6ヶ月後にあたる。よって、CosimaとPaulineは、動詞定形第2位を理解し、中域に心態詞dochを使うようになり、マイルストーンIIIの後半になって、平叙文に現れる心態詞のdochが本格的に使われるようになることが判明した。発話におけるdochの意味を月齢に沿って分析したところ、「想起」と「反駁」に区別できる発話と、「想起」と「反駁」どちらの解釈も可能である発話が見られた。このことは心態詞の出現を「文タイプ」で分類することは可能でも、それぞれの発話におけるdochの意味解釈は、先行する発話や文脈の状況に依存するところが大きく、発話内容や発話状況に応じて、意味が「想起」に近い、あるいは「反駁」に近い、というように揺れるのではないかという見解につながった。そして、dochが発話の文脈に沿って正しく使われているのか、事実誤用、誤用なのかを分析した。その結果、返答詞のdoch及び心態詞のdoch両方に見られたものは、幼児の思い込みに起因する事実誤認の例だった。これは、幼児の発話特有の傾向であると思われる。命令文における心態詞のdochはCosimaでは2歳9ヶ月から出現したが、Paulineの命令文には3歳0ヶ月に、単独のdochではなく、doch…

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APA (6th Edition):

牛山, . (2015). ドイツ語を母語とする幼児の心態詞獲得・習得に関する研究 : Rigolコーパスに基づく心態詞dochとjaの分析 : ドイツゴ オ ボゴ ト スル ヨウジ ノ シンタイシ カクトク シュウトク ニカンスル ケンキュウ Rigol コーパス ニ モトヅク シンタイシ doch ト ja ノ ブンセキ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3682

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

牛山, さおり. “ドイツ語を母語とする幼児の心態詞獲得・習得に関する研究 : Rigolコーパスに基づく心態詞dochとjaの分析 : ドイツゴ オ ボゴ ト スル ヨウジ ノ シンタイシ カクトク シュウトク ニカンスル ケンキュウ Rigol コーパス ニ モトヅク シンタイシ doch ト ja ノ ブンセキ.” 2015. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3682.

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MLA Handbook (7th Edition):

牛山, さおり. “ドイツ語を母語とする幼児の心態詞獲得・習得に関する研究 : Rigolコーパスに基づく心態詞dochとjaの分析 : ドイツゴ オ ボゴ ト スル ヨウジ ノ シンタイシ カクトク シュウトク ニカンスル ケンキュウ Rigol コーパス ニ モトヅク シンタイシ doch ト ja ノ ブンセキ.” 2015. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

牛山 . ドイツ語を母語とする幼児の心態詞獲得・習得に関する研究 : Rigolコーパスに基づく心態詞dochとjaの分析 : ドイツゴ オ ボゴ ト スル ヨウジ ノ シンタイシ カクトク シュウトク ニカンスル ケンキュウ Rigol コーパス ニ モトヅク シンタイシ doch ト ja ノ ブンセキ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2015. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3682.

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牛山 . ドイツ語を母語とする幼児の心態詞獲得・習得に関する研究 : Rigolコーパスに基づく心態詞dochとjaの分析 : ドイツゴ オ ボゴ ト スル ヨウジ ノ シンタイシ カクトク シュウトク ニカンスル ケンキュウ Rigol コーパス ニ モトヅク シンタイシ doch ト ja ノ ブンセキ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2015. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3682

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3. 櫻庭, 美咲. 西洋宮廷美術と日本輸出磁器 : 東西貿易の文化創造 : セイヨウ キュウテイ ビジュツ ト ニホン ユシュツ ジキ トウザイ ボウエキ ノ ブンカ ソウゾウ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

17世紀後半から18世紀半ばまでの時代、九州の肥前地方(現在の佐賀、長崎両県に相当)では膨大な数量の磁器(通称は伊万里磁器と呼ばれるが、学術名称で肥前磁器と称する)が生産され、世界の様々な地域へ輸出された。なかでも、西洋にもたらされた高品質の磁器は、磁器陳列という独創的な宮廷文化を形成しながら受容された。本研究は、大規模な肥前磁器の輸出がおこなわれるに至った要因を西洋宮廷文化に関連させて考察するという構想に基づき、東西陶磁貿易史研究に新たなヴィジョンを提示する。\ 論文は、序章、本論全3章11節、終章、さらに別冊資料篇を加えた構成をとる。以下、各章の内容を概述する。\ 第1章「江戸期の東西陶磁貿易」は、17世紀後半から18世紀半ばまでの時代に、オランダ・中国・イギリスの商人によって成された大規模な肥前磁器の輸出にかかわる新史料の検討と公開である。\第1章第1節では、オランダ東インド会社による公式貿易の取引について論じた。すなわち、1650年より1757年までの期間継続され、その輸出総数量は1,236,306個にも達した公式貿易(本方貿易とも呼ばれる)の商品取引の実態を、送り状および仕訳帳という会計資料から精査し、台湾、インドネシア、ベトナム、タイ、マレーシア、インド、スリランカ、イラン、イエメン、オランダという広範な輸出先への輸出の詳細を把握し、国別の輸出品の特色や貿易推移の相違を比較検討した。なかでもオランダ向けの輸出については、室内装飾用の壺や、茶器、皿類、酒器が大半を占めることが資料上確認できること、そして、その装飾や器種の特色が、西洋所在の伝世品の特徴と一致していることを論じた。なお、別冊資料篇に、これら全輸出先に関する肥前磁器全ての商品名、価格、個数等の詳細を記録した送り状および仕訳帳の原文の翻刻と邦訳を付した。\第1章第2節では、オランダ東インド会社の私貿易について論じた。私貿易とは、幕府側が「脇荷」と呼んだ、オランダ商館長以下の館員や船員の役得として一定額だけ許された私貿易品の取引である。1670年代の私貿易品の一覧から、東インド会社の全支社が私貿易に関わり、帰国する会社関係者の大半が肥前磁器を私貿易品として持ち込んだ状況が確認された。また、18世紀初頭に日本で作成された『唐蠻貨物帳』の私貿易品の一覧における肥前磁器の記載内容から、その私貿易品は西洋向け商品であることを特定した。\第1章第3節では唐船貿易について論じた。唐船貿易とは、長崎、台湾、福建、広東、厦門、バタヴィア等のアジアの地域に本拠地を置く中国系商人たちが所有する貿易船による商業活動である。唐船貿易により長崎からバタヴィアへ到着した肥前磁器の総数は、1664年より1682年の期間に1,048,807個・53,604束・30俵(推算3,744,007個)であり、公式貿易の輸出数をはるかに上回る。さらに筆者は、一次資料の検討により唐船貿易がもたらした肥前磁器は、碗を中心とするアジア向けの生活雑器が中心であるという新たな分析結果を提示した。\第1章第4節では、唐船が広東や厦門、寧波にも肥前磁器を運んでおり、その一部は同三港を通じてイギリス東インド会社によりイギリスへ供給されていた事実を、同社文書の分析を通して明らかにした。なお、記録からは、肥前磁器の取引が行われた期間は1699年より1721年迄であり、総数は107,415点であること、その器種の大半は茶器であることが確認できた。なお、唐船が運んだ肥前磁器は、バタヴィアを経由してオランダ東インド会社職員の私貿易でもオランダへも運ばれていたため、唐船を介するアジア貿易を経由してイギリスとオランダへ通じる貿易網が存在することになる。\…

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櫻庭, . (2017). 西洋宮廷美術と日本輸出磁器 : 東西貿易の文化創造 : セイヨウ キュウテイ ビジュツ ト ニホン ユシュツ ジキ トウザイ ボウエキ ノ ブンカ ソウゾウ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3045

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櫻庭, 美咲. “西洋宮廷美術と日本輸出磁器 : 東西貿易の文化創造 : セイヨウ キュウテイ ビジュツ ト ニホン ユシュツ ジキ トウザイ ボウエキ ノ ブンカ ソウゾウ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3045.

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櫻庭, 美咲. “西洋宮廷美術と日本輸出磁器 : 東西貿易の文化創造 : セイヨウ キュウテイ ビジュツ ト ニホン ユシュツ ジキ トウザイ ボウエキ ノ ブンカ ソウゾウ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

櫻庭 . 西洋宮廷美術と日本輸出磁器 : 東西貿易の文化創造 : セイヨウ キュウテイ ビジュツ ト ニホン ユシュツ ジキ トウザイ ボウエキ ノ ブンカ ソウゾウ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3045.

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櫻庭 . 西洋宮廷美術と日本輸出磁器 : 東西貿易の文化創造 : セイヨウ キュウテイ ビジュツ ト ニホン ユシュツ ジキ トウザイ ボウエキ ノ ブンカ ソウゾウ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3045

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4. 石原, 香絵. 日本におけるフィルムアーカイブ活動の歴史に関する研究 : ニホン ニ オケル フィルム アーカイブ カツドウ ノ レキシ ニ カンスル ケンキュウ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

本論は、映画の草創期から現代までを対象に、国際機関の動向を意識しながらも日本国内の事象に焦点を定め、映画フィルムの収集・保存に関する官民の取り組みを史的に考察するものである。その目的は、映画フィルムの収集・保存およびアクセス提供のあらゆる側面、つまりフィルムアーカイブ活動(Film Archiving)の歴史を通覧することによって、この領域の現状を問い直し、かつ新たな展望を拓くことにある。序章では、まず視聴覚アーカイブ活動の理論の体系化の流れを略述し、本論で使用する専門用語や基本的な概念を整理した上で、主に欧米を中心に探求されてきた動的映像アーカイブやフィルムアーカイブの「歴史」にまつわる先行研究を提示する。次に、日本における国立唯一の映画フィルムの収集・保存機関である東京国立近代美術館フィルムセンター(NFC)が明確な設置根拠を持たないまま美術館の一部門に留まっていること、そして1910年から2011年までに製作された日本劇映画のNFCにおける所蔵数の比率(残存率)が16%に満たないほど低いことを述べる。さらに、昨今ではこの領域もデジタル化への対応を迫られている。そのような現状の中でフィルムアーカイブ活動の発展を確実なものにするため、初期段階にある日本のフィルムアーカイブ研究においては、過去に遡って問題点の要因を探ることが求められる。第1章「映画フィルムの完成と初期フィルムアーカイブの形成」では、米国コダックが1889年に開発したロール式ナイトレートフィルムによって映画誕生が可能になった経緯や、フィルムアーカイブの創設を初めて提案したボレスワフ・マトゥシェフスキの文書「歴史の新しい情報源:歴史的な映画のための保管場所の創設」(1898)、そして1913年設立の最古のフィルムアーカイブ「デンマーク国立映画と声のアーカイブ」を紹介し、広く普及した動的映像用の記録メディアの中で最も長い歴史を持つ映画フィルムおよびフィルムアーカイブの起源を確認する。また、国境を越えたフィルムアーカイブのネットワーク構築に関して、国連の下部組織として1928年から1937年まで設置されていた国際教育映画協会(IECI)、そして1938年の結成以来現在に至るまでこの領域の最高権威であり続ける国際フィルムアーカイブ連盟(FIAF)の胎動期に触れる。日本は新渡戸稲造を理事としてIECIに加盟し、1939年の第2回FIAF会議にもアジアから初となる参加者を送り込んでいた。以上のことを通してフィルムアーカイブ活動の原点を見据え、日本におけるその歴史を訪ねる準備を整える。第2章「戦前から戦中にかけての日本における映画フィルムをめぐる状況」では、内務省による映画統制と文部省による映画振興を両輪として軍国主義的な「映画国策」が進められた戦前・戦中の状況を概観する。1927年に日本のフィルムアーカイブの原形ともいえる大阪毎日新聞社の「大毎フィルム・ライブラリー」がIECIを介して海外に紹介され、同時に海外のフィルムアーカイブ事情が日本にも伝わるようになった。欧米各国の「映画国策」を参考に内務省・文部省・厚生省が制定した「映画法」(1939)において映画の保存を扱った第11条は、田坂具隆監督『土と兵隊』(日活多摩川…

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石原, . (2017). 日本におけるフィルムアーカイブ活動の歴史に関する研究 : ニホン ニ オケル フィルム アーカイブ カツドウ ノ レキシ ニ カンスル ケンキュウ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3889

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

石原, 香絵. “日本におけるフィルムアーカイブ活動の歴史に関する研究 : ニホン ニ オケル フィルム アーカイブ カツドウ ノ レキシ ニ カンスル ケンキュウ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3889.

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MLA Handbook (7th Edition):

石原, 香絵. “日本におけるフィルムアーカイブ活動の歴史に関する研究 : ニホン ニ オケル フィルム アーカイブ カツドウ ノ レキシ ニ カンスル ケンキュウ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

石原 . 日本におけるフィルムアーカイブ活動の歴史に関する研究 : ニホン ニ オケル フィルム アーカイブ カツドウ ノ レキシ ニ カンスル ケンキュウ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3889.

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Council of Science Editors:

石原 . 日本におけるフィルムアーカイブ活動の歴史に関する研究 : ニホン ニ オケル フィルム アーカイブ カツドウ ノ レキシ ニ カンスル ケンキュウ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3889

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5. 山田, 歩. 選好判断における自己推論過程 : センコウ ハンダン ニオケル ジコ スイロン カテイ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

自分の選好や感情がどんなことに左右される傾向があるのか,また実際にどんなことから影響をうけているのか正確に把握することは,人びとが社会生活に適応するうえで欠かせない。対象への好みや評価が望まざる影響を受けていることがわかれば,そうした影響を取り除くことができるし,自分の喜びや満足にとって何が重要なのかを知ることで,よりよい決定を行うことができる。しかしながら,選好や感情はしばしば自覚することが困難な要因によって左右される。これらを正確に理解あるいは予測することは容易とはいえない仕事として意思決定者にふりかかる。本論文では,意思決定場面を中心に,意思決定者がどのように自身の感情を予測したり選好の原因を帰属したりするのか,その推論を方向づける要因を明らかにすることを目的に四つの研究(計 6 件の実験)を実施した。\ 第 2 章では,選択肢の属性の言語化の容易さが選好の推論に与える影響を検討した。思考や感情を表現する言葉が容易に利用できるほど,自身の選好や態度を明確に表現することができる,あるいは正確に分析することができるという暗黙の想定に反して,研究から得られた結果からは,言語化の容易な性質が多く含まれる選択肢については,たしかに好みの理由を記述することが促進されるが,それは表面的な理由が案出されているにすぎないことが確認された(研究 1 ・研究 2 )。つまり,人びとが自身の選好を意識的に推論するとき,言葉にすることが容易な特徴があると,それらは,正確であるかないかにかかわらず,何かしらの理由を作り上げることを“助けてしまう”。分析者の好みを的確に反映しているわけではないため,これらの理由に基づいて行われる決定や選択は当人にとって最適あるいは最善ではない帰結をもたらす可能性があることが示唆された。また,研究 1 で用いた具象画が好きな理由と嫌いな理由のどちらを記述することも容易であったのと対照的に,研究 2 で用いた Pepsi が好きな理由についてのみ記述が容易であったことを考慮に入れると,言語化のしやすい目立った特徴はどんな理由の記述も促進するではなく,その特徴が選好にどのように影響するのかについて分析者がもつ素朴理論や生理的な嗜好に沿って,理由の記述に利用されることも示唆された。\ 第3 章では,もっともらしい理由の利用可能性が選好の推論に与える影響を検討した。意思決定者が,選択肢に対する評価や好みがどんな要因からどのような影響を受けていると考えるかは,自身の置かれた環境の中で利用できるもっともらしい理由の存在に影響を受けると予想した。研究 3 では,洗剤のロゴの魅力を高める実験操作を受けた後,実験参加者は二つの家庭用洗濯洗剤を受け取り,購入したい方を選んだ。その結果,実際にはロゴに魅力を感じているにもかかわらず,洗剤の効能に関する情報が利用できる状況におかれた参加者は,それらの効能が洗剤の魅力の源泉となっていると考えた。そして,そうした効能に基づいて購入する洗剤を決めているという(誤った)認知をもつことで,自身の決定が正当化され,実際にはロゴに魅力を感じているはずの洗剤を選ぶ傾向が強まった。こうした知見は,自身の選好をいかにも左右するように見える要因の利用可能性が高いとき,人びとは選好の原因を取り違えやすいこと,また,そうした取り違えによって,決定や選択に新たな意味づけが与えられ,正確に源泉を特定できていた場合とは異なる決定や選択を行うことになることを示している。\ 第4 章では,自身の主観的感覚を手がかりに判断を行うさいに素朴理論が果たす役割を検討した。情動的感覚から認知的感覚まで,対象と接したときに喚起される主観的感覚は,様々な判断の手がかりとして利用される。主観的感覚がある刺激属性に帰属され,判断の手がかりとして利用されるには,その属性が主観的感覚をもっともらしく説明するラベルとしての役割を果たす必要がある。こうした過程においては,どのような主観的感覚に対して,どのような説明がふさわしく感じられるかについて査定する知覚者の素朴理論が関わるはずである。研究 4 では,繰り返し呈示された人物刺激はポジティブな印象を与えることが確認されたが,性別ステレオタイプと結びつく性格の印象については,その性格をあてはめやすい性別の人物刺激のみに印象の変化が生じることが見出された。こうした知見は,繰り返し呈示されたことで感じられるようになった熟知感のような感覚に対してどのようなラベルをはりつけるのがふさわしいと感じられるかは,そのラべルを適用する対象の種類によって異なること,そして,熟知感を説明するラベルとしてのふさわしさが,判断対象について判断者が事前に持っているステレオタイプ的な信念によって媒介されることを示したといえる。\ このように,本論文では,自身の選好を帰属あるいは理解したり,喜びを予測したりするとき,人びとは,いかにも原因のように見え,言葉にするのが容易で,また,利用可能性の高い属性に注目する傾向があることが確かめられた。こうした要件を満たさなければ,実際に選好や感情を左右していても(あるいは左右することになるとしても),その要因は人びとが原因と考える候補から漏れやすくなる。逆に,実際に選好や態度を左右していなくても(あるいは左右することにならないとしても),このような要件を満たす要因が利用できる環境では,真の規定因は見落とされ,実際とは異なる要因が原因とみなされやすくなる。意思決定者は,自身の好みや態度がどのように左右されるのかについて内省によって直接的にたどることはできず,そのかわりに,これらの要件を満たす情報を用いて推論を行うことを通して,どんな要因が好みや喜びを左右し,またそれらがどんな結果をもたらすのかについて,理解そして予測するといえる。

心理学

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APA (6th Edition):

山田, . (2017). 選好判断における自己推論過程 : センコウ ハンダン ニオケル ジコ スイロン カテイ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3043

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

山田, 歩. “選好判断における自己推論過程 : センコウ ハンダン ニオケル ジコ スイロン カテイ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3043.

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MLA Handbook (7th Edition):

山田, 歩. “選好判断における自己推論過程 : センコウ ハンダン ニオケル ジコ スイロン カテイ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

山田 . 選好判断における自己推論過程 : センコウ ハンダン ニオケル ジコ スイロン カテイ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3043.

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山田 . 選好判断における自己推論過程 : センコウ ハンダン ニオケル ジコ スイロン カテイ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3043

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6. 笹井, 雅夫. 生体膜親和性物質の機能解明と医療への応用 : セイタイ マク シンワセイ ブッシツ ノ キノウ カイメイ ト イリョウ エノ オウヨウ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

生体膜は、細胞という生体を構成する最小単位を形成する境界の役割を担っている。また、境界としてのみでなく、シナプス伝達等で観察される受容体による情報の感受や、肝臓細胞におけるグルコースの取込み等で観察される輸送体による選択透過性、能動輸送及び促進拡散や、表面抗原タンパク質による免疫特性の発現等を担うことが明らかとされてきた。\その役割の重要性ゆえ、生体膜の機能解明は精力的に行われ、膜タンパク質を介したシグナル伝達等が生体膜に多くの機能を付すことが明らかにされてきたが、生体膜には、数多くの膜タンパク質が存在することから、膜タンパク質の機能解明においては、系を単純化する目的から人工的な脂質二重膜、又はリポソームと呼ばれる脂質二重膜からなる小胞が用いられてきた。系を単純化する目的で用いられてきたリポソームであるが、実際の細胞内部に見られるような、細胞膜で囲まれた細胞内にさらに膜で囲まれた領域(内膜系)が存在し、その内膜系が機能を持つという例は報告されていない。\機能する内膜系の一例として、エクソサイトーシス(開口放出)が挙げられる。エクソサイトーシスは、細胞内の小胞(内膜系)に蓄積された生理活性物質等を、外部からの刺激により細胞外へ放出する現象であり、シナプスにおける神経伝達物質の細胞外への放出や、アレルギー担当細胞であるマスト細胞が、アレルゲンに感作して活性化された際の、炎症性メディエーターの放出等に観察される現象として知られている。エクソサイトーシスによる細胞内物質の放出には、細胞内の小胞が、細胞膜と膜融合することが必須であり、その膜融合には、生体膜にある数種類の膜タンパク質によって制御されていることが明らかとなっているが、生体膜の重要な構成要素の一つである脂質二重膜の役割に関しては、解明が進んでいない。本論文は、生体膜及び生体膜親和性物質の機能解明を行い、それから医療への応用を展開するものである。\第二章では、膜融合の脂質二重膜の役割を解明するため巨大リポソーム(GUV)の内部に微小リポソーム(SUV)を内包させ、それが外界からの刺激に応答するというエクソサイトーシスを引き起こす人工系(人工エクソサイトーシス系)の作製について検討した。\研究方法として、生体膜を構成するリン脂質を数種類用いて、SUVs含有GUVを作製し、当該リポソームを共焦点レーザー顕微鏡下で、カルシウムイオノフォアであるionomycinを用いてGUV内にカルシウムイオンを流入させ、経時的に画像を取得・評価した。\その結果、SUVsの構成脂質である蛍光標識脂質がGUVの輪郭に移行していく経時的な変化を捉えることができた。その現象は、ホスファチジルセリンがGUVの構成脂質に含まれていること及びGUV内外に一定以上のosmorality gapが含まれていることが必要であることを確認できた。\第三章では、生体膜に作用する物質の、細胞が有する機能への影響について検討した。生体膜に作用する物質として、酵母等の菌が生産するバイオサーファクタントに着目した。バイオサーファクタントは、界面活性剤として知られる両親和性(同一分子内に新水性及び疎水性の構造を有する)物質である。当該物質の生体膜への影響、及び生体反応に対する影響を評価した。具体的には、アレルギー担当細胞であるマスト細胞のエクソサイトーシス(脱顆粒)に与える影響の有無を評価した。\研究方法としては、マスト細胞(RBL-2H3細胞)を用いて、バイオサーファクタントであるマンノシルエリスリトール脂質(MEL)を添加した際の細胞内カルシウム濃度への影響、炎症性メディエーター放出への影響をカルシウム指示薬による蛍光変化及びELISA法を用いた-ヘキソサミニダーゼ(炎症性メディエーター放出(TNF-、LTC4等)の際の指標物質として知られている)等の放出量を測定した。\その結果、MELの添加により、細胞内のカルシウム濃度は、非処置の細胞に比べ低くなること並びに-ヘキソサミニダーゼ、TNF-及びLTC4の放出量が減少することを確認できた。\第四章では、後述する医療への応用を視野に生体膜へ特異的に接着する物質、ヒアルロン酸及びヒアルロン酸をリガンドとするCD44に関して評価した。\研究方法としては、CD44を発現している胸膜中皮腫細胞に着目し、ヒアルロン酸及びヒアルロン酸修飾したリポソームを用いてCD44に接着する蛍光標識したヒアルロン酸の接着阻害率を、評価した。\その結果、ヒアルロン酸濃度依存的に蛍光標識したヒアルロン酸の胸膜中皮腫細胞への接着を阻害すること、つまりヒアルロン酸及びヒアルロン酸修飾リポソームが胸膜中皮腫細胞へ接着することを確認できた。\ヒアルロン酸修飾リポソームが、CD44を発現する細胞を標的として、接着することが明らかとなったことから、ヒアルロン酸修飾リポソームを悪性胸膜中皮腫の治療法へ利用することを検討した。\胸膜中皮腫に対する治療法としては、外科手術、放射線療法及び化学療法が存在しているが、有効な治療法が確立されていないため、有効な治療法の開発が望まれている。そこで、胸膜中\皮腫の新たな治療法の開発を目的として、ヒアルロン酸とCD44との接着を薬剤のデリバリーシステムへ利用することを考えた。送達する薬剤には、脳や皮膚がんに対して開発が行われているホウ素中性子捕捉療法に着目し、ホウ素製剤を使用した。\研究方法として、胸膜中皮腫細胞に、ホウ素製剤(ヒアルロン酸修飾ホウ素ナノデバイス(HA-BND-S)又はボロカプテイト(BSH))を投与し、中性子を照射し、その細胞生存率を評価した(in vitro試験)。また、胸膜中皮腫細胞を胸腔内に接種したマウス(胸膜中皮腫モデルマウス)に対して、HA-BND-Sを局所投与(BSHに関しては腹腔内投与)し、中性子を照射後、生存期間を評価した(in vivo試験)。\その結果、in vitro試験では、ホウ素製剤を投与した細胞に中性子を照射した細胞に関して細胞生存率は減少し、ホウ素が取り込まれた細胞が傷害されていることが確認できた。また、in vivo試験では、HA-BND-Sを投与した群は、観察期間(胸膜中皮腫細胞接種後28日目)を終了した段階で、全例が生存していた(対照群は胸膜中皮細胞接種後約18日前後で死亡)。また、剖検を行ったところ、5例中3例において、腫瘍が認められなかった。\本研究の結論は、以下の3点になる。\1. 生体膜親和性物質の機能解明に使用できる二重の閉鎖空間を有したリポソーム(SUVs含有GUV)を開発した。\2. 生体膜の膜融合には、Ca2+と生体膜を構成するリン脂質であるホスファチジルセリンが反応すること及びosmolarity gapが必要であることが明らかとなった。また、バイオサーファクタント(MEL)によるマスト細胞からの脱顆粒の抑制は、脱顆粒の関連タンパク質のリン酸化及び細胞内カルシウムイオン流入の抑制によることを確認した。\3.…

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笹井, . (2017). 生体膜親和性物質の機能解明と医療への応用 : セイタイ マク シンワセイ ブッシツ ノ キノウ カイメイ ト イリョウ エノ オウヨウ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3046

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

笹井, 雅夫. “生体膜親和性物質の機能解明と医療への応用 : セイタイ マク シンワセイ ブッシツ ノ キノウ カイメイ ト イリョウ エノ オウヨウ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3046.

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MLA Handbook (7th Edition):

笹井, 雅夫. “生体膜親和性物質の機能解明と医療への応用 : セイタイ マク シンワセイ ブッシツ ノ キノウ カイメイ ト イリョウ エノ オウヨウ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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笹井 . 生体膜親和性物質の機能解明と医療への応用 : セイタイ マク シンワセイ ブッシツ ノ キノウ カイメイ ト イリョウ エノ オウヨウ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3046.

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笹井 . 生体膜親和性物質の機能解明と医療への応用 : セイタイ マク シンワセイ ブッシツ ノ キノウ カイメイ ト イリョウ エノ オウヨウ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3046

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7. 市来, 弘志. 五胡十六国時代遊牧民研究 : ゴコ ジュウロク コク ジダイ ユウボクミン ケンキュウ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

本論文は五胡十六国時代における華北の遊牧民の歴史について、多角的に考察したものである。\第一部「五胡十六国時代民族史への視点――研究史」では五胡十六国民族史の研究史と諸先学の問題意識について述べた。\一九世紀末から二〇世紀初頭にかけて、多民族を包括する「帝国」としての清朝を、近代国民国家としての「中国」に改変するために、全く実態のない方便あるいは仮説的概念として提唱された「中華民族」論は、複雑な政治過程の中で次第にあたかも実態を持つかのように取り扱われ、晩年の孫文に至って大漢族主義と変わらぬものと成り果てた。当時の学術界にはこれとは立場を異にする顧頡剛のグループなども存在したが、結局費孝通によって集大成された「中華民族」論は、中華人民共和国の体制イデオロギーと化していった。費孝通は漢族と他の「少数民族」を対等の立場に置くと標榜して民族識別工作に従事したが、歴史観としてはやはり漢族に主たる地位を認め、大漢族主義への傾斜を拭い去れなかった。魏晋南北朝民族史研究においては、胡と漢に対等の歴史的地位を認め胡の側の主体性を重視する日本・韓国の研究に対し、中国の研究は胡漢の民族融合を認めながらも、あくまで漢の側が主であるという立場に固執する。このような大漢族主義的傾向は中国の最も良心的な研究者にもあり、民族に関する考え方が根本的に異なることが浮き彫りとなる。\第二部「五胡十六国時代前期における民族関係――冉魏政権をめぐって」では当時の激しい民族対立の例として、五胡十六国時代前期を代表する大国である後趙の末期に起きた、冉閔による胡人虐殺事件を中心に取り上げ、その背景及び冉閔政権の性格について検討した。\冉閔と冉魏政権の軌跡は、当時における胡漢の激しい対立を象徴するものであるが、同時に胡漢が入り乱れて単純に「胡漢対立」だけでは説明できないこの時代の複雑な状況をもよく示している。第四部で詳述するが、四世紀の河北地域は徙民政策により大量の胡人が居住し、人口の上では先住民である漢人を上回っていた。また胡人は鄴や襄国の周囲で牧畜を営み、農業は主要産業ではなくなっていた。胡人が後趙の政治軍事の主導権を握り支配者として君臨していたのは言うまでもない。当地の漢人の地位はあらゆる意味で大幅に低下していた。それ故に漢人の胡人への反発と敵意は反って激烈なものとなった。冉閔の胡人虐殺の背景にはこのよう\な状況があった。しかし当地の胡化・牧畜化という滔々たる流れはこの事件を経ても止まることはなかった。三五二年の時点において当地に漢人政権を存立させる社会的基盤は既に無く、冉閔の政権は短命に終わらざるを得なかったのである。\第三部「五胡十六国時代後期における遊牧民の活動――大夏と統万城」では、前秦崩壊後の五胡十六国時代後期を代表する大国の一つ大夏について、建国者赫連勃勃の築いた統万城を中心に歴史地理的観点から分析を加えた。\劉衛辰以来の匈奴鉄佛部と大夏国の軌跡は、四世紀以前は長城線周辺にあった遊牧民が次第に中国内地に進出し、先住の諸民族を征服支配していくという当時の趨勢の代表的なものである。劉衛辰から赫連勃勃にかけての匈奴鉄佛部・大夏国の軌跡を通観すると、関中平原を征服するまでは一貫して遊牧地区及び半農半牧地区を活動領域としており、中国本土に居住して長い南匈奴、羯、氐、羌とは明らかに性格が異なる。大夏は北魏と並んで、塞外の遊牧民が中国本土を征服統治した国である。大夏の発展は華北地域の胡化・牧畜化の深化を示すものである。\第四部「華北における牧畜民と牧畜業」では、華北に移住した遊牧民達が持ち込んだ牧畜業の影響および自然環境の問題について論じた。\この時代においては、黄河下流の河北、河西、黄河上流の関中など各地で牧畜民の進出と産業の牧畜化が進行していた。これは当時の気候変化の影響を強く受けたものだが、同時に牧畜民の進出は各地の自然環境を変化させていった。こうして華北各地の景観は次第に牧畜的なものに改変され、この地はさながら内陸アジアの一部と言って良い状態になっていった。自然環境・産業・景観までが様相を一変させていったのである\以上のように民族観、民族関係、政治、考古遺跡、牧畜業などの産業、自然環境など様々な角度から五胡十六国時代を論じてきた。全体として言えるのは、この時代を通じて「胡化」「牧畜化」現象が華北の政治・軍事・経済・社会・生活・自然環境・景観などあらゆる方面で進行し、それ以前とは全く異なる時代を生みだしていったことである。華北の各地各階層各方面に牧畜民の確固たる社会が成立し、従来の漢人社会と厳しい緊張関係を孕みながらも共存し、時に激しく対立しながらも相互に影響し合っていた。五胡と呼ばれる牧畜民は少数の「ゲスト」などではなく主人公であり、彼らの進出は一時的現象ではなかった。彼らは当時の情勢や環境に巧みに適応し、先住民である漢人の文化を吸収しながら、時代に即した政治制度や新しい産業形態、生活文化を発展させた。そしてやがて様々な文化が混じり合う中から、それ以前とは全く違う社会を作り出していく。五胡十六国時代を通じて華北社会は根本から変容を遂げたのである。

史学

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市来, . (2017). 五胡十六国時代遊牧民研究 : ゴコ ジュウロク コク ジダイ ユウボクミン ケンキュウ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3048

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市来, 弘志. “五胡十六国時代遊牧民研究 : ゴコ ジュウロク コク ジダイ ユウボクミン ケンキュウ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3048.

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市来, 弘志. “五胡十六国時代遊牧民研究 : ゴコ ジュウロク コク ジダイ ユウボクミン ケンキュウ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

市来 . 五胡十六国時代遊牧民研究 : ゴコ ジュウロク コク ジダイ ユウボクミン ケンキュウ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3048.

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Council of Science Editors:

市来 . 五胡十六国時代遊牧民研究 : ゴコ ジュウロク コク ジダイ ユウボクミン ケンキュウ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3048

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8. 笹部, 真理子. 「自民党型政治」の形成・確立・展開 : 分権的組織と県連の多様性 : ジミントウガタ セイジ ノ ケイセイ カクリツ テンカイ ブンケンテキ ソシキ ト ケンレン ノ タヨウセイ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

本研究は、自民党の最大の組織的特徴を、(1)党中央レベルにおいて他党と「カルテル」を組み、(2)党中央が地方組織の自律性を尊重しながら地方組織と密接な関係を築いている、と位置づけ、このような特徴を有する組織構造がどのように形成されたのか明らかにすることを通じて、「自民党型政治」の形成・確立・展開の過程を論ずるものである。\第1章ではまず、欧米の政党組織論の系譜を辿り、大衆政党モデルの強い影響下で、「指導者―支持者」の枠組に捉われ過ぎたことによって、1970年代以降に各国の政党で生じた組織の変化を的確に説明できず、政党は「衰退」していると考えられるに至ったことを見ていった。続いて、欧米の政党組織論の新潮流を切り拓いたカッツとメイヤーの議論を概観し、彼らが政党組織を複数の「要素」に分け、各「要素」が持つリソースの重要性の変化から、「要素」間の関係性の変容を説明するという手法を取ることによって、政党は「衰退」しているのではなく、組織を「変容」させることで、環境の変化に「適応」したという見方を提示することができたのを確認した。そのうえで、政党組織内に存在する多様な「要素」間の関係性に注目するカッツとメイヤーの分析手法は、自民党のように、「指導者―支持者」の階統的な組織構造を持たない政党を分析するうえで有効であることを述べた。そして、この分析視角に基づくことによって、分権的な組織構造を持つ自民党が、如何に中央・地方を通じて、これまで統一性を保ってきたのかを説明することが可能となることを論じた。\第2章では、結党以来の自民党内における組織化方針の展開過程を辿りながら、1970年代前半において大きな転換が生じていることを明らかにした。自民党が結成された1955年において、地方には中央政治から自律的に形成された伝統的な政治秩序が存在していた。こうした状況を解消し、地域社会での支持を強固なものとするため、第1期(1955年~1972年)の自民党は、大衆政党をモデルとして、中央では派閥の解消、地方では後援会の解消と地方組織の拡充が目指された。しかし、こうした動きは、ヨーロッパの保守政党とは異なり、派閥や後援会の存在によって阻害され、十分に展開するには至らなかった。\第2期(1972年~1993年)に入ると、自民党は、価値観の多様化や無党派層の増加を背景にして、国政選挙での得票数の低下に直面する。また、所得水準の上昇によって、経済発展を最優先すべきだとするコンセンサスが崩れ始めたことは、社会福祉や環境問題に対する国\民の要望を噴出させた。このような状況に対応するため、自民党の組織化の方針は、従来の大衆政党モデルを意識した硬直的な組織から脱し、潜在的な支持層と緩やかな関係を構築する方向へと転換した。そして、具体的な方法として、社会の要望をきめ細かく吸収できるような回路の形成が目指されるようになった。\第3章以降では、こうした組織化方針の変化が、実際に自民党組織にどのような「変容」をもたらすことになったのか論じた。まず、第3章では、自民党の中央組織における変化について分析を行った。その結果、第1期から第2期にかけて、次のような変化が生じていることが明らかになった。\まず、党本部の組織構成について見れば、第1期においては、全国組織委員会や人事局など地方組織の統制強化と派閥解消に関係する部局が重点的に拡充されていたのに対して、第2期になると、社会の要望にきめ細かく対応する政調会の調査会や小委員会などが大幅に拡充されるようになった。\こうした組織の「変容」に見られるように、きめ細かな民意の吸収に重点が置かれたことは、社会的諸要求を党内の政治過程に流入させることになる。これに対して、何らかの制御・統合メカニズムが必要となる。そのメカニズムとして機能したのが派閥と役職人事の制度化である。派閥については、前述したように、党内の秩序維持に果たす役割が積極的に肯定されるようになったことを背景にして、派閥間の調整を目的とした役職や機関が増設された。また、第1期において必ずしも優先されるべき人事基準ではなかった年功序列や派閥均衡が、第2期に入って厳格に適用されるようになることで、国会議員の党や派閥への依存が強まった。その結果、人事を通じて、政策面では進展した多元性が統合されるようになったのである。\このように、全体としては年功序列・派閥均衡型人事が定着していくなかでも、前述した組織化方針の変化を背景として、実際には、柔軟に人事慣行の変更が行われていた。この点を、第4章では、政調会と国対委員会の人事を中心に検討を加えた。第1期には、政調副会長経験者の優遇など、政策的統合に重点が置かれていた人事(具体的には、政調副会長経験者の優遇)がなされていたのが、第2期には政調会部会長の人事が重視されるようになる。この変化は、多様化する社会の要望に対応する場として政調会部会の役割が重視されるようになったことを示唆している。また、第2期に、財政赤字の拡大や与野党伯仲状況の出現によって他党との交渉の重要性が高まったことを背景として、国対ポストの経験者も優遇されることになった。\第3・4章で明らかにした党中央での組織変容は、1970年代に支持低下に直面した自民党が、一方では、他党との協調を進めながら、他方で、支持基盤を拡大するために、民意をきめ細かく吸収し、それに対応できる態勢を整えたことを示している。\それでは、党中央と地方組織との関係はどのように変化したのか。第5章で論じたように、第2期以降、党中央は、地方組織についても、大衆政党モデルを放棄し、政党色を薄めた緩やかな組織へと変更することを通じて、非政治的な地域社会の要望を効率よく吸収しようとした。その具体的な方法として、党中央は県連に対して、後援会との連携、保守系地方議員との連絡強化、地域支部の活用などを提示し、地域の状況に応じて柔軟に対応することを求めた。こうした党中央の、地方組織の自律性を尊重する方針は、地域の状況に適合的な組織を目指す県連の志向とも符合し、県連ごとに特色ある組織の運営や地域の要望吸収のシステムが構築される\に至ったのである。\第6~8章では、そこで導き出された各類型の典型的な県連を取りあげ、その組織構造を解明していく。具体的には、第6章では県議ネットワーク型県連として熊本県連を、第7章では代議士系列型県連として群馬・高知両県連を、第8章では組織積み上げ型県連として静岡・愛媛両県連を対象とする。第9章では、各類型の組織構造の特徴をまとめたうえで、そうした組織構造の違いが、実際の政治過程にどのような影響を与えるのか、県知事選の候補者選考過程を通じて明らかにした。\カッツとメイヤーの言葉を借りれば、1970年代の自民党組織は、環境の変化に対して二重に「変容」・「適応」した。すなわち、1970年代初頭の社会・経済状況の変化に対して、党中央が理念化された大衆政党モデルから離れて、派閥や後援会を積極的に肯定し、多様化する民意の吸収に重点を置いた組織改革が進められたことで、第一の「変容」・「適応」が行われた。そして、県連などの地方組織が地域の状況に応じた組織運営の仕組みを確立させたことによって、第二の「変容」・「適応」がなされた。このように、自民党は、1970年代に見られた社会・地域の両面における多様性に対して、それを包摂する形で組織

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笹部, . (2017). 「自民党型政治」の形成・確立・展開 : 分権的組織と県連の多様性 : ジミントウガタ セイジ ノ ケイセイ カクリツ テンカイ ブンケンテキ ソシキ ト ケンレン ノ タヨウセイ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3049

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笹部, 真理子. “「自民党型政治」の形成・確立・展開 : 分権的組織と県連の多様性 : ジミントウガタ セイジ ノ ケイセイ カクリツ テンカイ ブンケンテキ ソシキ ト ケンレン ノ タヨウセイ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3049.

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笹部, 真理子. “「自民党型政治」の形成・確立・展開 : 分権的組織と県連の多様性 : ジミントウガタ セイジ ノ ケイセイ カクリツ テンカイ ブンケンテキ ソシキ ト ケンレン ノ タヨウセイ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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笹部 . 「自民党型政治」の形成・確立・展開 : 分権的組織と県連の多様性 : ジミントウガタ セイジ ノ ケイセイ カクリツ テンカイ ブンケンテキ ソシキ ト ケンレン ノ タヨウセイ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3049.

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笹部 . 「自民党型政治」の形成・確立・展開 : 分権的組織と県連の多様性 : ジミントウガタ セイジ ノ ケイセイ カクリツ テンカイ ブンケンテキ ソシキ ト ケンレン ノ タヨウセイ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3049

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9. 野呂, 純一. 大学内NGOヴォランティア活動プログラム参加者に対する支援奨学金の最適支給金額 : 外部経済性を内含する需要曲面分析 : Optimum Levels of Scholarship fbr Participants to the University NGO Volunteer Activity Programme : Analysis of Demand Surface with Extemal Economies; ダイガク ナイ NGO ヴォランティア カツドウ プログラム サンカシャ ニタイスル シエン ショウガクキン ノ サイテキ シキュウ キンガク ガイブ ケイザイセイ オ ナイガン スル ジュヨウ キョクメン ブンセキ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

近年、我が国では比較的多くの人々が何らかの形でヴォランティア活動に携わり、従前と比べるとヴォランティア活動が、日常生活の中で一層身近に感じられるようになった。\nこのような潮流の中で、我が国の大学生が途上国内途上地域へ赴き草の根的国際協力NGOヴォランティア活動を行なう、教育的・社会的意義は大きい。本論文の主目的は、斯かる機会を大学生に提供する「大学内NGOヴォランティア活動プログラム(University NGO Volunteer Activity Programme、略称:UNGOVP)」に照準を合わせ、「UNGOVP参加学生がUNGOVPという形態のサーヴィスを消費することにより生じる純消費者余剰を最大化する、①最適参加学生数、及び②UNGOVP参加支援奨学金の最適支給金額」を定める理論的枠組みを、経済学的に考察することにある。なおここでUNGOVPは、「大学が高等教育を遂行する観点から望ましい試みとして推進する、NGOヴォランティア活動プログラム」を意味し、UNGOVP参加支援奨学金は、「優れた内容を備えたUNGOVPへの参加を後押しする目的で、在学生に対して大学が支給する奨学金」(略称:ヴォランティア奨学金)を意味する。\n 上記の目的を据えた本論文をまとめるに至った背景と動機は、次のとおりである。即ち筆者は、UNGOVPの一つの実践例である学習院海外協力研修プログラム(Gakushuin Overseas NGO Volunteer Activity Programme、略称:GONGOVA)に計5回に亙り参加し、その実体験から次の2点を認識した。\n(1)UNGOVPに対する需要市場には、「UNGOVP参加学生の規模に関する外部経済性(正及び負)」が存在する。より具体的に言えば、UNGOVPという形態のサーヴィスが同サーヴィスの参加者(即ち、同サーヴィスの消費者)にもたらす効用は、同サーヴィスの参加者数に依存し、参加者数が零から増加するに伴ない逓増し、参加者数が特定水準を超えると逓減に転ずる。この意味でUNGOVPは、共同消費型サーヴィスとみなせる。\n(2)GONGOVAに対して参加意欲を十分に持ち合わせているにもかかわらず、経済的理由により参加断念を余儀なくされる学生が、少なからず存在する。\nこれらの認識に刺激され、筆者は次の考察を進めることに強い学問的興味を抱いた。\n(1)高い教育効果が期待できるUNGOVPについては、同プログラムに対する潜在的参加学生の参加を支援する目的で、大学がヴォランティア奨学金を支給することが望ましく、この奨学金の支給を経済理論に照らして正当化したい。\n(2)ヴォランティア奨学金支給を正当化するに当たり、「『参加学生がUNGOVPという形態のサーヴィスを消費することにより生じる純消費者余剰を最大化する』最適参加学生数」の概念と、「最適参加学生数をもたらす最適なヴォランティア奨学金水準」の概念を用い、比較的解りやすい数量的アプローチに基づいた考察を試みたい。併せて、特定な数値例に対する奨学金の最適金額を、具体的に試算したい。\n 本論文では、上述の背景と動機について第1章で触れる。第2章では、ヴォランティア活動の歴史と特性を述べ、併せてUNGOVP実践活動例として、 GONGOVAを紹介する。\n消費者余剰にっいて論ずる第3章では、需要曲線、限界社会便益曲線(Marginal Socia1 Benefit Curve、略称:MSB曲線)、価格曲線(Price Curve、略称:P曲線)、及び限界社会費用曲線(Marginal Social Cost Curve、略称:MSC曲線)を説明する。第4章では、外部経済性について概説し、J. M.ブキャナンのクラブの理論についても触れる。\n 本論文は、需要曲面(Demand Surface)分析パラダイムを方法論として用いる。同パラダイムの適用により、「UNGOVP参加学生の規模に関する外部経済性(正及び負)」の存在を明示的に組み込んだ、消費者余剰分析が可能となるからである。この意図の下に第5章ではまず、「集積の外部経済性が需要水準に及ぼす影響」を内含する半円頂型の需要曲面を、三次元のN-M-P空間内に定義する。次いで、同需要曲面上に描出される準導出需要曲線(Quasi-Derived Demand Curve、略称:QDD曲線)に基づき、N-P平面上に導出需要曲線(Derived Demand Curve、略称:DD曲線)を求める。ここで、N、M及びPは、需要水準、均衡需要水準、及び価格水準を夫々示し、価格水準はUNGOVPに対する参加費用を意味する。ところで、「一方で低い需要水準に対しては集積の外部経済性(正)が発現し、他方で高い需要水準に対しては集積の外部不経済性が発現する市場」を反映する、半円頂型の需要曲面に基づいて求められるDD曲線及びMSB曲線は一般に、両者とも釣鐘状を呈し且つ互いに乖離する。この2曲線に、UNGOVPに対するP曲線、及び同曲線から導出されるMSC曲線を加えた、計4曲線(DD曲線、 MSB曲線、 P曲線、及びMSC曲線)の位置的相互関係を検討することにより、UNGOVP参加学生にもたらされる純消費者余剰が最大化される「ヴォランティア奨学金の最適支給金額」が、理論的に求められる。なおこの考察では、fUNGOVPサーヴィスの消費者サイドに当たるUNGOVP参加学生にもたらされる消費者余剰」のみを、考察の対象とする。これに対し、「同サーヴィスの生産者サイドに生じる生産者余剰」は、考察の対象外とする。従って本論文では、純消費者余剰を純社会便益とみなす。なお第5章では、専ら図式的・数値例的接近法に拠り考察を進め、数\n式による一般化は避ける。その理由は、需要曲面分析パラダイムは必ずしも一般に広く知\nられているアプローチでないので、本論文では視覚的理解を促しながら数値例的分析に基\nづく考察を展開することにより、同パラダイムの有用性を示したいと考えたからである。\nこの観点に立ち、需要曲面に関する先行研究ではこれまで扱われることのなかった需要曲面を含む、合計18種類の需要曲面を同章で構築し、各需要曲面から需要曲面関連3曲線(QDD曲線、 DD曲線、 MSB曲線)を求め、その上でこれら18種類の需要曲面と需要曲面関連3曲線を掲げる「基本需要曲面便覧」を制作する。\n 第6章では、第7章に対する準備作業として3種類の価格曲線を導入する。また、このうちの一っである「UNGOVP参加学生数に関わらず価格水準が常に一定であるP曲線(厳密には価格直線)」を取り上げ、「同曲線に対応する価格平面」と「需要曲面」との問の関係を見極めながら、N-M-P三次元空間内の均衡過程を比較静学的に考察する。\n…

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野呂, . (2017). 大学内NGOヴォランティア活動プログラム参加者に対する支援奨学金の最適支給金額 : 外部経済性を内含する需要曲面分析 : Optimum Levels of Scholarship fbr Participants to the University NGO Volunteer Activity Programme : Analysis of Demand Surface with Extemal Economies; ダイガク ナイ NGO ヴォランティア カツドウ プログラム サンカシャ ニタイスル シエン ショウガクキン ノ サイテキ シキュウ キンガク ガイブ ケイザイセイ オ ナイガン スル ジュヨウ キョクメン ブンセキ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3428

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野呂, 純一. “大学内NGOヴォランティア活動プログラム参加者に対する支援奨学金の最適支給金額 : 外部経済性を内含する需要曲面分析 : Optimum Levels of Scholarship fbr Participants to the University NGO Volunteer Activity Programme : Analysis of Demand Surface with Extemal Economies; ダイガク ナイ NGO ヴォランティア カツドウ プログラム サンカシャ ニタイスル シエン ショウガクキン ノ サイテキ シキュウ キンガク ガイブ ケイザイセイ オ ナイガン スル ジュヨウ キョクメン ブンセキ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3428.

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野呂, 純一. “大学内NGOヴォランティア活動プログラム参加者に対する支援奨学金の最適支給金額 : 外部経済性を内含する需要曲面分析 : Optimum Levels of Scholarship fbr Participants to the University NGO Volunteer Activity Programme : Analysis of Demand Surface with Extemal Economies; ダイガク ナイ NGO ヴォランティア カツドウ プログラム サンカシャ ニタイスル シエン ショウガクキン ノ サイテキ シキュウ キンガク ガイブ ケイザイセイ オ ナイガン スル ジュヨウ キョクメン ブンセキ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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野呂 . 大学内NGOヴォランティア活動プログラム参加者に対する支援奨学金の最適支給金額 : 外部経済性を内含する需要曲面分析 : Optimum Levels of Scholarship fbr Participants to the University NGO Volunteer Activity Programme : Analysis of Demand Surface with Extemal Economies; ダイガク ナイ NGO ヴォランティア カツドウ プログラム サンカシャ ニタイスル シエン ショウガクキン ノ サイテキ シキュウ キンガク ガイブ ケイザイセイ オ ナイガン スル ジュヨウ キョクメン ブンセキ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3428.

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野呂 . 大学内NGOヴォランティア活動プログラム参加者に対する支援奨学金の最適支給金額 : 外部経済性を内含する需要曲面分析 : Optimum Levels of Scholarship fbr Participants to the University NGO Volunteer Activity Programme : Analysis of Demand Surface with Extemal Economies; ダイガク ナイ NGO ヴォランティア カツドウ プログラム サンカシャ ニタイスル シエン ショウガクキン ノ サイテキ シキュウ キンガク ガイブ ケイザイセイ オ ナイガン スル ジュヨウ キョクメン ブンセキ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3428

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10. 松原, 光代. 短時間正社員の現状と普及に向けた分析 : ワーク・ライフ・バランス実現の要としての短時間正社員 : タンジカン セイシャイン ノ ゲンジョウ ト フキュウ ニ ムケタ ブンセキ ワーク ライフ バランス ジツゲン ノ カナメ トシテノ タンジカン セイシャイン.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

本稿における「短時間正社員」とは、「フルタイム正社員と比較して、その所定労働時間が短い正社員であり、期間の定めのない雇用契約が締結された者」である。\n 「短時間正社員」は、これまで育児や介護が必要な正社員のための多様は働き方の一つとして企業に取り入れられてきた。しかし、従業員の価値観やライフスタイルの変化に伴い、企業は正社員だけでなく、正社員以外の従業員を含め「職業生活」、「家庭生活」だけでなく 「社会生活」や「自分生活」まで視野に入れながら組織の目標達成とこれらの実現を可能にする雇用管理システムを構築していかなければ有能な人材を有効に活用できない。\nしかし、従来の研究は正社員の育児・介護のための短時間勤務制度に関するものが主流であるうえ、短時間正社員制度をどのように取り組めば機能するのかについて考察したものは存在しない。そこで本稿は、短時間正社員になる前の雇用区分別(正社員ルートとパートタイマールート)にそれぞれの短時間正社員制度が機能する要因をアンケート調査やヒアリング調査結果に基づき人事管理と職場マネジメントの両面から検討する。\n 全体の構成は次のとおりである。\n まず第1章では、本稿における短時間正社員の定義、短時間正社員のタイプおよび研究課題を提示し、さらに短時間正社員の必要性を労働供給側と労働需要側から明らかにした。\n まず、短時間正社員は「短時間正社員になる前の雇用形態」と「短時間正社員身分の継続期間」により「一時的な短時間正社員」、「恒常的な短時間正社員」、「パートタイマー短時間正社員」の3タイプに分けられ、「一時的な短時間正社員」と「恒常的な短時間正社員」が正社員ルート、「パートタイマー短時間正社員」がパートタイマール一トに属する。\n これらの短時間正社員制度が定着するためには、短時間正社員制度が機能するための人事管理や職場マネジメント、さらには制度の導入が各組織にもたらすプラスの効果が不可欠である。そこで、本稿では、短時間正社員制度が機能するための要因と経営上の効果を解明するため、以下のような4っの課題とそれに対応する仮説を設定しルート別に検証することとした。\n課題1 企業が短時間正社員制度を導入する背景は何か\n課題2 企業が短時間正社員制度を導入する背景は何か短時間正社員制度が機能する職場マネジメントとは何か\n課題3 短時間正社員制度が機能するには、どのような人事管理が必要か\n課題4 短時間正社員制度は、人材の定着など経営パフォーマンスに効果をもたらしているのか\n 課題1については、企業が正社員ルートの短時間正社員制度を導入する背景に関連して「女性活用仮説」、「壮年期従業員離職防止仮説」、「多様なキャリア支援仮説」、「技術継承仮説」の4つの仮説を設定した。また、パートタイマールートについては、「正社員以外の従業員積極活用仮説」を設定した。\n課題2については、企業が「正社員」に求めることを短時間勤務で達成できるかが鍵であり、そのための職場マネジメントの「仕組み」を持つ企業(職場)で短時間正社員制度が機能すると考え、ルート別に仮説を設定した。正社員ルートに対しては、(1)職場の生産性(職場要員のモチベーション、業務効率性)の維持と(2)短時間正社員本人のキャリアロスと企業全体の人材育成ロスへの対応がポイントになる。一方、パートタイマールートに関しては、フルタイム正社員への円滑なキャリアアップが可能なように、(1)短時間正社員の担当業務の多様化(難易度の設定)と、(2)短時間正社員のキャリア志向や能力に応じた業務配分がポイントになるとした。\n 課題3については、制度利用者のモチベーションや組織コミットメントを高く維持できる人事管理が整備されている企業では短時間正社員制度が機能すると考えた。具体的には、正社員ルートはフルタイム正社員と大きく変わらないことがポイントになり、パートタイマールートは、パートタイマーをフルタイム正社員に登用するための一段階として導入されるので、短時間正社員の人事管理はフルタイム正社員への移行を円滑にさせるための、正社員と正社員以外の従業員の中間形として形成されるとした。\n 課題4については、短時間正社員制度の導入は、適切な職場マネジメントと人事管理が組み合わされることによって、制度利用者のみならず、社員全体の継続就労意欲、労働意欲および組織コミットメントなどの労務管理上のパフォーマンスを高め、それらを通じて財務パフォ一マンスを高めると考えた。\n さらに、「短時間正社員の必要性」については、労働供給側からの理由として以下の3点をあげた。\n 第一に、女性が継続就労することに対する意識や理解が男女ともに高まりつつある一方で、子どもを持つ女性の有業率は20年前より低下し、女性の継続就労が困難である状況は改善されていないこと、一度労働市場から退出すると労働市場への再参入が難しいうえ、再参入しても働き方がパートタイマーやアルバイトに制限され、労働意欲の高い人材が能力を発揮できる機会が少ない点である。\n 第二に、男性の就労に対する価値観やライフスタイルへの考え方が変化した点である。\n 第三に、パートタイマーの質的基幹化が進んでいるにもかかわらず、正社員を希望するパートタイマーが増えない背景にはフルタイム正社員の拘束的な働き方がある点である。\n 一方、労働需要側からの必要性にっいては、経済のグロ一バル化に伴って企業は付加価値の高い財・サービスを短期間で提供する必要性から「知的熟練」度の高い「コア人材」を確保し活用していくことが重要になっていることから、企業は組織の「コア人材」の対象をフルタイム正社員に限定せず広く人材を活用し求めていく必要があるとした。\n 第2章では、わが国における短時間正社員に関連する先行研究の成果について整理した。ただし、そのほとんどが正社員が育児・介護のために短時間勤務するための制度に関するものである。先行研究の結果からは以下の5点が明らかになった。\n 第一に、短時間正社員に対するニーズは、労働者が正社員の場合、全般的に男性よりも女性に多く、特に子どもが未就学の時期に顕著である。男性でも正社員同士のカップルの場合にニーズが高く、家族の介護期のライフステージに当たる管理職で潜在的ニーズがある。一方、パートタイマー等の正社員以外の従業員の場合は、フルタイム勤務の正社員への登用を希望する者は少ないが、残業や転勤などがない短時間正社員であれば、リーダー的役割にあるパートタイマーを中心にニーズは高まる。\n 第二に、短時間正社員の仕事は、フルタイム勤務時の仕事内容を継続し勤務時間に応じて仕事量を調整する企業が多かった。なお、一部の会社では短時間勤務にあう職場や仕事内容に変更するケースがみられるが、制度利用者のモチベーションや組織に対するコミットメントは大きく低下する。\n 第三に、企業は、短時間正社員が可能な職種と難しい職種があると考え、専門性の高い業務やマネジメント業務では短時間正社員の適用が難しいと考える傾向が強い。\n…

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松原, . (2017). 短時間正社員の現状と普及に向けた分析 : ワーク・ライフ・バランス実現の要としての短時間正社員 : タンジカン セイシャイン ノ ゲンジョウ ト フキュウ ニ ムケタ ブンセキ ワーク ライフ バランス ジツゲン ノ カナメ トシテノ タンジカン セイシャイン. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3429

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松原, 光代. “短時間正社員の現状と普及に向けた分析 : ワーク・ライフ・バランス実現の要としての短時間正社員 : タンジカン セイシャイン ノ ゲンジョウ ト フキュウ ニ ムケタ ブンセキ ワーク ライフ バランス ジツゲン ノ カナメ トシテノ タンジカン セイシャイン.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3429.

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松原, 光代. “短時間正社員の現状と普及に向けた分析 : ワーク・ライフ・バランス実現の要としての短時間正社員 : タンジカン セイシャイン ノ ゲンジョウ ト フキュウ ニ ムケタ ブンセキ ワーク ライフ バランス ジツゲン ノ カナメ トシテノ タンジカン セイシャイン.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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松原 . 短時間正社員の現状と普及に向けた分析 : ワーク・ライフ・バランス実現の要としての短時間正社員 : タンジカン セイシャイン ノ ゲンジョウ ト フキュウ ニ ムケタ ブンセキ ワーク ライフ バランス ジツゲン ノ カナメ トシテノ タンジカン セイシャイン. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3429.

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松原 . 短時間正社員の現状と普及に向けた分析 : ワーク・ライフ・バランス実現の要としての短時間正社員 : タンジカン セイシャイン ノ ゲンジョウ ト フキュウ ニ ムケタ ブンセキ ワーク ライフ バランス ジツゲン ノ カナメ トシテノ タンジカン セイシャイン. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3429

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11. 竹田, 志保. 吉屋信子研究 : ヨシヤ ノブコ ケンキュウ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

本論は、作家吉屋信子の大正期から戦中期の長編連載小説を読むことで、その新たな可能性について考察するものである。さらに、小説に描かれたモチーフや問題意識を、可能な限り同時代の言説のなかに位置づけながら、読み解くことを試みている。\n 論は大きく二部によって構成される。第一部では、〈少女小説〉によってデビューを果たした大正期から、流行作家への契機となった一九一九〔大正九〕年の新聞懸賞小説当選までの時期を検討する。第二部では、流行作家として成功を遂げた頃の、社会現象的な人気を博したいくつかの小説を取り上げる。\n 第一章では、『花物語』について考察する。〈少女小説〉の代表作とも目される本作は、吉屋信子研究においても、最も取り上げられることの多い小説である。このとき培われた方法は、以降の吉屋の小説にもある程度引き継がれていくものであり、彼女の作家的出発点として欠かすことはできないものである。本章では、まず『花物語』の特徴的文体や、〈共感〉の構図、〈感傷性〉などといった〈少女小説〉的特徴を抽出しながら、この時期成立した〈少女〉という存在について考察する。ま連載半ばから変質していく『花物語』のなかから、当時の〈少女〉に求められていた規範の変化を捉えている。\n 第二章では、『大阪朝日新聞』の懸賞小説として応募された「地の果まで」について考察している。これまで本作は類型的な大正期特有のモード、特に〈大正教養主義〉の枠組みに捕らわれた小説と考えられてきた。しかし本作にはそうした同時代モードに回収し得ない問題が多く書き込まれている。登場する二人の姉弟には、それぞれのジェンダー/セクシュアリティをめぐってさまざまな齟齬が生じている。こうした問題は、最終的に〈教養主義〉的な〈人格〉の向上によって解決されたかのようであるが、それまでの葛藤から完全に切断された空疎な大団円は、むしろ〈教養主義〉の欺瞞を明らかにして、それを相対化するものとなっているだろう。\n 第三章では、前述の「地の果まで」の直後に書かれた「屋根裏の二処女」を取り上げている。本作は、吉屋が正面から〈同性愛〉を描いた革新的テクストとして評価されてきたものである。しかし、本論では、結末に描かれる〈自我〉の称揚のあり方に疑問を呈している。また、そこで同時に行われている序列化や排除も見逃すことはできない。吉屋本人の実生活での実践とは別に、小説で描かれた〈同性愛〉の問題点を抽出する。\n 第二部、第四章では「女の友情」を読んでいく。本作は『婦人倶楽部』誌上で大きな人気を博して、昭和期からの吉屋の快進撃の端緒となったものである。本作には「女には真の友情がない」という通説に対して、「女の友情」の強さを提示することが期待され、また今日までそう評価されてきたといえるだろう。しかし、小説自体の展開や結末は、決してポジティブな解答を示し得てはおらず、読者欄には若干の戸惑いも伺える。このズレは、主人公・由紀子の〈友情〉が〈同性愛〉に限りなく接近したものとしてあることによって生じている。特に、由紀子の〈同性愛〉が〈男性性〉を指向するものであることは重要である。小説内に描かれる〈異性愛〉の強力な制度と、そこにいかに抵抗することが可能/不可能であるかを考察している。\n 第五章では、「良人の貞操」を考察する。吉屋信子の戦前最大のヒット作である「良人の貞操」は、連載時から大きな反響を呼び、映画や舞台などにおいてもブームを巻き起こした小説である。だが、この小説は、広く流通するほどに、小説テクスト自体を離れて読まれてしまっていたのではないだろうか。広告等では、登場人物について、「良妻」や「未亡人」といった類型的なカテゴライズがなされているが、小説テクストには、彼女たちが他者から期待される像に対してどのように応え、あるいは抵抗していたかという葛藤が描かれている。特に、主人公・邦子が〈母〉となっていく結末には、当時の〈良妻賢母〉思想、特に〈母性〉イデオロギーの影響が顕著である。邦子がそれを過剰に信じ、自己同一化していく過程のおぞましさには、当時の女性に与えられていた規範への亀裂となりうるものが隠されているのではないだろうか。\n 第六章では、小説テクストを離れて、周辺の新聞・雑誌記事から作家〈吉屋信子〉の像を追いかけてみることを試みている。これらの記事には、嫉妬と揶揄の入り交じった苛烈な視線があり、当時の吉屋信子が置かれていた場所の厳しさがうかがえる。しかし、そうした侮蔑的な評価のなかにこそ、吉屋信子の怪物的な可能性が眠っているのではないだろうか。これまでの研究における〈吉屋信子〉像では、触れられることの少なかった側面を抽出することを目指している。\n 第七章では、大衆小説家として成功した後に書かれた〈少女小説〉、具体的には「あの道この道」を取り上げている。これまで、吉屋の〈少女小説〉は、制度からの逸脱的側面や、〈少女〉主体の抵抗的意識の側面から論じられることが多かった。しかし、この時期の〈少女小説〉には、それらとはまた異なるかたちで〈少女〉の規範が示されていたように思われる。子供の取り替えに始まるこの物語は、〈生まれ〉と〈育ち〉の対立を借りて〈少女〉の〈幸福〉がどのように決定されるのかを描いていくが、最後にはいずれの議論もなし崩しにするような決定的な限界に達している。\n 第八章では、翻案小説「母の曲」について考察する。オリーブ・ヒギンス・プローティの「ステラ・ダラス」を原作として翻案された本作は、吉屋信子研究史上では、ほとんど言及されることのなかった小説であるが、〈母もの〉と呼ばれる映画ジャンルの誕生において、重要な原型を提供したものである。ここでは〝無教養な母が、娘を強く思いながらも、その将来の幸福のために敢えて別れる〟という母の自己犠牲が描かれており、娘はより望ましい〈代母〉へ委譲される。しかし、この吉屋版のテクストでは、娘の能力が高く設定されていることが特徴である。この娘の設定には、〈母〉の価値の無根拠性を暴露し、家族制度への疑義に至る危険性すら秘められているが、この物語の背後に機能する〈家族国家観〉がそれを覆い隠していく。また、吉屋版翻案に基づく映画版も、また別の問題を提示している。原作、翻案、映画に描かれる母と娘の関係について、比較考察を行っていく。\n 第九章では、日中戦争期に発表された小説「女の教室」について分析している。本作は、吉屋の戦争協力問題を考えるためには、避けられない小説である。戦地への取材、報告を経て書かれたものであるが、七人の女性医師たちを主人公として、彼女たちの怒濤の人生を描く本作は、報告文と直接の対応関係をもつわけではない。しかしそこには、明確に〈戦争〉が書きこまれ、さらにその主張には「東亜新秩序」の〈聖戦〉イデオロギーが顕著である。しかし、本作における〈戦争〉肯定とは、単に時局の反映として描かれているわけではない。〈戦争〉には、それまで抑圧されてきたものたちの願いの実現が託されている。吉屋信子がこれまで抱えてきた困難が、皮肉なかたちで解消されようとすることを指摘して、本論のまとめとしている。\n…

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竹田, . (2017). 吉屋信子研究 : ヨシヤ ノブコ ケンキュウ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3449

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

竹田, 志保. “吉屋信子研究 : ヨシヤ ノブコ ケンキュウ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3449.

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竹田, 志保. “吉屋信子研究 : ヨシヤ ノブコ ケンキュウ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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竹田 . 吉屋信子研究 : ヨシヤ ノブコ ケンキュウ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3449.

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竹田 . 吉屋信子研究 : ヨシヤ ノブコ ケンキュウ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3449

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12. 吉村, 研一. 『源氏物語』を現象させる言葉についての研究 : ゲンジ モノガタリ オ ゲンショウ サセル コトバ ニツイテ ノ ケンキュウ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

『源氏物語』は、ストーリーを口頭で聞き手に語るという形態を取っていながら、つまり話し言葉を基盤としながらも、書かれた文字が読まれることを意識して成立している物語と考えられる。朗読のための台本などでは決してないのである。それゆえに、詳細に言葉が吟味され、書き分けられることによって、物語内の一つ一つの事柄、登場人物一人一人の心情、その場その場の雰囲気を克明に描き出し、さらには物語の世界観をも特殊な言葉の採用や独特な言葉の使い分けによって創り上げられたと思われるのである。『源氏物語』は王朝世界という狭い空間で、男女の恋物語を描いた作品である。同じような状況、同じような場面、同じような男女の心の動きが繰り返される。しかしながらその都度その都度に異なった表現方法が用いられ、場面ごとに微妙な差異が演出されているのである。『伊勢物語』のように「昔男ありけり」のようなパターン化された言い回しや、『平家物語』のように同じような節回しによる物語の進行を潔しとはしなかったのである。\n であるならば我々享受者は書かれた言葉の一語一語を丁寧に読み解き、言葉を単なる「こと」「もの」を伝える道具としてだけでなく、物語がそれぞれの言葉に担わせた役割についてまでも理解することが必要とされるのではないだろうか。このような問題意識により、『源氏物語』における特徴的な言葉をいくつか取り上げて、その一つ一つを読み解き、書き分けられた言葉づかいの違い、あるいはあえて互換的に用いられた言葉づかいの意味等を考察していくことに研究上の意義を見出し、本論文の趣旨とした。\n \n 方法としては、源氏以前の主要なかな文学作品には用例が見出せない、いわゆる源氏初出語、あるいは初出語ではないが、源氏以前にはきわめて些少な用例しか見出せないが、物語内に大量に取り込んでいる語を抽出して、その中からいくつかの言葉に注目した。そして、それぞれの言葉が物語内部で果たす特別な役割を考察した。\n 第一章では、この抽出作業によりいかに多くの言葉が源氏初出語として物語内で活用されているかについて言及する。そして『源氏物語』において特殊に使用されていると思われる言葉について検討して、本論文で取り扱うべき言葉を選び出した。\n 第二章では、「笑い」を表現する言葉に着目し、その中から「ほほゑむ」という言葉を中心に取り上げて、その意味について論じた。特に、同類語と思われる「ゑむ」との違いを分析して、何故に「ほほゑむ」と「ゑむ」は書き分けられなければならなかったか、という観点から論を進めた。\n 第三章では、「泣き」を表現する言葉に着目し、「泣く」に代表される有声の表現と、「涙」に代表される無声の表現とがどのように物語内で活用されているかについて分析した。また同じ「涙」系の泣きでも、自動詞「涙落つ」と他動詞「涙落とす」がどのように書き分けられているかについて分析した。\n 第四章では、嗅覚と視覚を表現する「かをる」と「にほふ」という同類の言葉を取り上げ、この二つの言葉の差異、互換性について検討した。さらにこの二つの言葉がニックネームとして薫と匂宮という人物に転用されたことを重要と考えて、その互換性の持つ意味についてさらに掘り下げて検討した。\n 第五章では、女性の容態を描写する「あえか」という言葉を取り上げた。「あえか」は源氏初出語であるが、物語内のどのような登場人物に形容されているかという観点を中心に分析し、さらにその対蹠語「にほひやか」などの言葉を踏まえながら、その意味する概念について考察した。\n 第六章では、「いつかし」、「~顔なり」、「かろがろし」、「涙落とす」という四つの表現を取り上げて、これらの表現の果たした役割を考察した。四つの表現とも、主人公である光源氏と密接に関わり合っていることを分析して、光源氏の絶対性を示唆するために活用された表現ではないかと位置付けた。\n 第七章では、「おそろし」、「そらおそろし」、「はづかし」、「そらはづかし」、また「おほけなし」という言葉に着目して、これらの言葉が使用されることにより、登場人物たちがどのような罪と恥の意識を抱いていたかを分析する。また、「人笑へ」、「人笑はれ」という言葉が「恥」を表現する言葉として大量に活用された意味を探り、特に浮舟の恥の意識との関わりを分析した。\n \n 繰り返すが、これらの言葉は単に「もの」、「こと」を物語享受者に伝える道具には留まらず、物語に内在する「もの」・「こと」の「ありよう」(概念)を物語内で確立させたり、世界観をも構築する機能を果たしたといえるのである。そしてこれらの「ありよう」や世界観の本質を、物語の外部に表出させる重要な役割をも担った。まさにこれらの言葉が『源氏物語』を現象させているのである。

日本語日本文学

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吉村, . (2017). 『源氏物語』を現象させる言葉についての研究 : ゲンジ モノガタリ オ ゲンショウ サセル コトバ ニツイテ ノ ケンキュウ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3450

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吉村, 研一. “『源氏物語』を現象させる言葉についての研究 : ゲンジ モノガタリ オ ゲンショウ サセル コトバ ニツイテ ノ ケンキュウ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3450.

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吉村, 研一. “『源氏物語』を現象させる言葉についての研究 : ゲンジ モノガタリ オ ゲンショウ サセル コトバ ニツイテ ノ ケンキュウ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

吉村 . 『源氏物語』を現象させる言葉についての研究 : ゲンジ モノガタリ オ ゲンショウ サセル コトバ ニツイテ ノ ケンキュウ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3450.

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吉村 . 『源氏物語』を現象させる言葉についての研究 : ゲンジ モノガタリ オ ゲンショウ サセル コトバ ニツイテ ノ ケンキュウ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3450

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13. 砂澤, 雄一. マンガ版『風の谷のナウシカ』における生成論的研究 : コミックス成立時における改稿からみた作品分析 : A generative Approach to the "Nausicaa, the Valley of the Wind" Manga : Analysis from the Point of the View of How it Has Been Stylistically Polished before Coming Out in Book Form after Published in Magazine; マンガバン カゼ ノ タニ ノ ナウシカ ニオケル セイセイロンテキ ケンキュウ コミックス セイリツジ ニオケル カイコウ カラ ミタ サクヒン ブンセキ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

マンガ研究において、改稿の有無を確認しどのテクストをもって定本とするかは研究の第一歩である。改稿データを研究者が共有し、客観的に妥当だと認められたテクストを策定する作業は、今後のマンガ研究において欠くことのできない重要なステップであると考える。本稿ではこうした基礎研究を「生成論的研究」と位置づけ実践するとともに、今後の多くのマンガ研究で行われることを提唱するものである。\n\n宮崎駿の唯一の長編マンガ『風の谷のナウシカ』(以下『ナウシカ』と略す。アニメ版の同名作品を指す場合はその都度「アニメ版」と付す)は、「アニメージュ」連載時と「アニメージュコミックスワイド版」刊行時との間に相当数の異同が見られる。また、「腐海は、人類が汚染した大地を浄化するために生まれた生態系」というアニメ版のコンセプトが、マンガ版では相対化され、「腐海は、旧人類が人工的に作り出した清浄化システムであった」というものに変更されている。これは、読者の意表を突く「どんでん返し」だった。\n本稿は、改稿分析を通じて「改稿はなんのために行われたのか」と「〈どんでん返し〉を宮崎駿は何時の時点で着想したのか」という二つの点について考察することを目的としている。\nこのことについて、第1章では執筆経緯と当時の世界情勢、先行作品や後続作品との影響関係を、第2章では第1巻から第7巻までの具体的な改稿箇所を、第3章では先行論文について検証し分析した。\n \n『ナウシカ』は、1982年2月号から1994年3月号まで足かけ13年連載された。連載時には国内外で世界史的な出来事が立て続けに起こった。1986年4月チェルノブイリ原発事故、1989年1月昭和天皇崩御、2月手塚治虫死去、6月天安門事件、11月ベルリンの壁崩壊、12月冷戦終結、1990年10月東西ドイツ統一、1991年12月ソ連邦崩壊、1992年ユーゴスラビア解体などである。宮崎に最も大きな衝撃を与えたのはユーゴスラビア紛争であった。「人間は同じ過ちを何度でもする」と痛烈に感じたからだ。それは1983年に亡くなった母・美子の口癖であった「人間はしかたのないものだ」を思い出させた。母の言葉は、尊敬する司馬遼太郎と堀田善衛によって「人間は度しがたい」という言葉に昇華される。『ナウシカ』を終わらせようという時期に宮崎は〈マルクス主義をはっきり捨て〉、〈人間は度しがたい〉という〈ごくあたりまえのところ〉に〈もう一度戻〉った。それは母と同じ場所に立つことでもあった。\n この宮崎の内面の変化に呼応するように、作品内の時間の在り方も変化していった。初のオリジナル作品であった『砂漠の民』(1969-1970)は、ソクート人がどのようにして滅んでいったかを主人公テムの目を通して描かれている。父、親友、好意を寄せる少女、尊敬していた師が次々と殺されていくというかなり惨い物語である。『砂漠の民』は、予告編の段階ですでにソクート人が滅びることを告げており、時間は「滅び」へ向かってリニアに流れていた。\n1978年、宮崎が実質的に初監督をつとめたテレビアニメ『未来少年コナン』では、最終戦争後から物語を出発させるという変化が見られる。しかし、直線的に時間が進むという構造は『砂漠の民』と変わらなかった。ところが、1983年に刊行された『シュナの旅』に流れる時間はそれまでのものとは違っていた。〈いつのころからか/もはや定かではない/はるか昔か/あるいはずっと/未来のことだったか〉という書き出しで始まるこの作品では、時間は確定されていない。それは過去か未来かも定かではない。これは『ナウシカ』の描く世界が、産業革命を起点に考えれば西暦3800年くらいの未来を描いているにもかかわらず、その風俗が現代から見て過去のものに見えるという設定に通じる。\n 『ナウシカ』の連載後に制作された短編アニメ『On Your Mark』の絵コンテには〈永劫回帰シーン〉というメモが見られる。円環する時間の流れへの変化は、先に述べたマルクス主義を捨て生活実感に根ざした身体的思想とも言うべき境地に戻った宮崎の航跡と重なる。\n\n 『ナウシカ』のマンガ表現上の特徴は、コマ割が細かくコマ数が多いことにある。大ゴマが少なく、あったとしてもキャラクターのアップは少ない。ページ全体のレイアウトよりもコマの完成度に重きを置いている。「漫符」の使用頻度は低く、使われるものも限定的である。「光芒」と「集中線」の使用の多さは、『ナウシカ』が〈気づきのマンガ〉であることを示している。「音喩」については、コマを跨いだりするものはなく抑制的である。また音喩が描かれるレイヤーの位相が、一般的なマンガによく見られるように一番読者側にあるわけではないという特徴がある。音喩については宮崎独特の文法が存在するように感じられる。\n \nコミックス刊行時に行われた「加筆」「さしかえ」「描き直し」「挿入」「台詞等の変更」の5項目の改稿についての分析の結果は以下の通りであった。\n「加筆」は、改稿の中で最も多いものだが、その主な要因は連載時の描き込み不足を補うものであった。背景が緻密で情報量が多い、と言われることの多い『ナウシカ』であるが、連載中には緻密な描き込みができずにそのまま掲載された場合が少なくない。ただし、後半に見られる「加筆」には「血糊」を意図的に増やすなどの演出上の要請から行われたものが見られる。\n 「さしかえ」は、視線誘導に関係する可能性が高いもので、その意味で既成のマンガ文法との関係が問題になる改稿でもある。しかし、結果的に視線誘導の大幅な変更は見られない。\n 「描き直し」も同じ構図の絵であるために視線誘導の変化には関与しない。ただし、同じ絵をわざわざ描き直すために物語内容に対する作者の何らかの特別な意図が感じられる改稿である。「描き直し」は第7巻に多く、「庭の主」との対決の場面などに顕著である。\n 「挿入」はページ毎のものが多く、結果的に視線誘導に絡む場合は殆どない。挿入されたページもその他のページと同様で、特にコマ割に変化が見られるわけではない。挿入については第4巻の挿入が特徴的である。粘菌兵器のエピソードをかなり前倒しして投入したり、クシャナの母にまつわるエピソードを新たに入れたりしており、作品全体の構成が固まりつつある時期との関連が窺われる。\n 「台詞の変更」はコマ割に関わらないが、物語の内容に大きく影響を与える重要な改稿の一つである。特に第7巻に多い。これは「墓所の主」との対決の場面に見られ、挿入された新たな台詞と共に、宮崎が連載終了後にもこの場面を深化させようとしていたことが窺える。\n…

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砂澤, . (2017). マンガ版『風の谷のナウシカ』における生成論的研究 : コミックス成立時における改稿からみた作品分析 : A generative Approach to the "Nausicaa, the Valley of the Wind" Manga : Analysis from the Point of the View of How it Has Been Stylistically Polished before Coming Out in Book Form after Published in Magazine; マンガバン カゼ ノ タニ ノ ナウシカ ニオケル セイセイロンテキ ケンキュウ コミックス セイリツジ ニオケル カイコウ カラ ミタ サクヒン ブンセキ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3451

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砂澤, 雄一. “マンガ版『風の谷のナウシカ』における生成論的研究 : コミックス成立時における改稿からみた作品分析 : A generative Approach to the "Nausicaa, the Valley of the Wind" Manga : Analysis from the Point of the View of How it Has Been Stylistically Polished before Coming Out in Book Form after Published in Magazine; マンガバン カゼ ノ タニ ノ ナウシカ ニオケル セイセイロンテキ ケンキュウ コミックス セイリツジ ニオケル カイコウ カラ ミタ サクヒン ブンセキ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3451.

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砂澤, 雄一. “マンガ版『風の谷のナウシカ』における生成論的研究 : コミックス成立時における改稿からみた作品分析 : A generative Approach to the "Nausicaa, the Valley of the Wind" Manga : Analysis from the Point of the View of How it Has Been Stylistically Polished before Coming Out in Book Form after Published in Magazine; マンガバン カゼ ノ タニ ノ ナウシカ ニオケル セイセイロンテキ ケンキュウ コミックス セイリツジ ニオケル カイコウ カラ ミタ サクヒン ブンセキ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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砂澤 . マンガ版『風の谷のナウシカ』における生成論的研究 : コミックス成立時における改稿からみた作品分析 : A generative Approach to the "Nausicaa, the Valley of the Wind" Manga : Analysis from the Point of the View of How it Has Been Stylistically Polished before Coming Out in Book Form after Published in Magazine; マンガバン カゼ ノ タニ ノ ナウシカ ニオケル セイセイロンテキ ケンキュウ コミックス セイリツジ ニオケル カイコウ カラ ミタ サクヒン ブンセキ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3451.

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砂澤 . マンガ版『風の谷のナウシカ』における生成論的研究 : コミックス成立時における改稿からみた作品分析 : A generative Approach to the "Nausicaa, the Valley of the Wind" Manga : Analysis from the Point of the View of How it Has Been Stylistically Polished before Coming Out in Book Form after Published in Magazine; マンガバン カゼ ノ タニ ノ ナウシカ ニオケル セイセイロンテキ ケンキュウ コミックス セイリツジ ニオケル カイコウ カラ ミタ サクヒン ブンセキ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3451

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14. 坂口, 貴弘. 米国型記録管理システムの形成とその日本的展開 : ベイコクガタ キロク カンリ システム ノ ケイセイ ト ソノ ニホンテキ テンカイ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

組織体や個人がその活動の過程で生み出すアーカイブズは、コミュニティの歴史や文化の創造の糧として、市民や社会に共有される情報資源として、あるいは当該作成主体の経験の痕跡としての複層的、多面的な価値をもつ。これらの記録は過去と現在の社会を物語る証拠として用いられるが、それと同時に、記録が作られ、整理され、選択され、保存される仕方自体も、その属する社会を異なる角度から描き出すものとなる。20世紀の米国で大規模な展開を遂げた現代記録管理システムは、文書館等におけるアーカイブズ資料の保存・公開と、それを生み出した組織体における文書管理との連携強化を志向する点に特徴が見出せる。つまり、行政や経営の効率的・効果的運用と歴史的資料の保存・公開という、一見すれば全く相反する要求を両立させるための方法論が模索されたのである。本論文では、19世紀末以降の米国において、組織体内部の文書管理(現用段階)とそれを保存・公開するアーカイブズ(非現用段階)の連携を重視した記録管理システムが独自の展開を遂げた過程につき、記録管理を構成する諸技法の普及・変容の側面に着目しつつ一次資料を用いた検討を行うとともに、近現代の日本においてそれが受容され、解釈され、実践された過程について考察した。\n 第1章「記録管理システムの諸側面」では、記録管理システムの類型として、組織体の特定の部門が集中的かつ独立的に記録管理機能を担う「集中・独立型」と、専門部門及び各部門とが連携しつつ記録管理業務を分担する「分散・連携型」を挙げ、これらが本論文で検討する記録の探索システム、評価選別システム、保管システムの各々においていかに適用されるかを示した。欧州で発達した集中・独立型の記録管理システムは、20世紀前半の米国連邦政府において質的な変容を遂げ、分散・連携型の方法論が大規模に実践されるに至ったのである。\n 第2章「情報探索システムとしての米国型文書整理法」では、19世紀末から20世紀にかけての米国で事務文書の整理法が独自の展開を遂げた経緯について、そこで須要な役割を果たした企業の文書資料に基づき分析を行った。この時期、企業体が生み出した文書の急増と過去文書の活用への要求は、文書を時系列順に綴じ込む欧州由来の伝統的整理法に改変を促した。新たな文書整理法の顕著な特徴は、カード・システムの応用により、各文書群の特性に応じた多角的検索を容易にする点にある。この時期の文書整理法の変容が、後に国立公文書館へ移管されるアーカイブズ資料のあり方を規定することになる。\n 第3章「文書整理者の拡大と学校教育」では、第2章でみた米国型文書整理法が急速に普及し、独自の文書整理専門職を形成するに至った過程を検討した。この方法論が一定の確立をみていた1910年代には、それを教授する専門学校が相次いで創立される。第一次世界大戦期の事務従事者需要の増大に応じて成長したこれらの学校では、特定企業の商品に依存しない科学性と汎用性が強調された。そこで開発された実習教材は全米の商業学校等で使用され、高度な文書整理技能を身につけた人材層の拡大が、第二次世界大戦後におけるレコード・マネジメント専門職の形成を準備した。\n 第4章「米国国立公文書館における資料探索システムの形成」では、設立当初の米国国立公文書館において、従来型の資料目録とは異なる独自のアーカイブズ探索手段が編み出された背景と要因について、同館の歴史に関する資料群を手がかりに分析した。米国国立公文書館の探索手段は、欧州由来のアーカイブズ理論・原則を摂取しつつ、移管元の各政府機関との連携を強化し、現用段階における文書管理の秩序を生かす方向性を強化する中で構想されたものであった。すなわち、米国連邦政府文書の実態を踏まえた文書群単位ごとに探索手段が作られ、その記述では当該文書群の現用段階における整理方式が「原秩序」として重視されたのである。\n 第5章「評価選別システムの成立と米国国立公文書館」では、現用段階を終えた後の文書の処分措置(国立公文書館への移管ないし廃棄)を予め定めておくという「評価選別」システムが、創設期の米国国立公文書館において編み出されるに至る過程を検討した。連邦政府機関の公文書を「外部評価」する権限が新設の国立公文書館に与えられた背景には、その半世紀前から不用公文書の処分に連邦議会の認可が必要とされていた経緯がある。国立公文書館はその成果を踏まえつつ評価選別手法を改訂していくが、その過程で現用文書管理との連携の必要性が提起される。新たに開発された評価選別手法は、非現用段階における事後的な選別から、現用段階での文書の作成・整理・管理を制御する計画的手法への転化を意図したものであった。\n第6章「集中管理概念の変容とレコードセンター」では、第二次世界大戦前後の米国におけるレコード・マネジメント領域の成立過程について、中心的な位置づけを与えられていたレコードセンターという機関に着目しつつ考察した。集中・独立型管理を重視していた米国型文書整理法は、1930年代に入ると次第に一定の分散保管を許容するに至る。この時期の連邦政府では、第二次世界大戦への参戦に伴う公文書の急激な増加を背景に現用文書制御の必要性が主張され、併せて非現用文書の同館への一極集中化方針が見直されるようになる。同館職員エメット・リーヒーは海軍省に派遣され、利用頻度の低下した省内文書を保管するレコードセンターを創設した。省庁の執務環境の向上と書庫狭隘化の回避に寄与するこの概念は連邦政府全体で採用され、その運営や監督を国立公文書館が担ったことが、連邦文書管理における同館の地位確立の要因として重要である。\n 第7章「日本における米国型記録管理システムの受容」では、近代以降の日本において欧米の記録管理システムがいかに紹介され、理解され、実践が試みられたのか、外務省記録等を手がかりに分析した。明治国家体制の確立に伴い整備された文書管理制度は、厳密な集中管理方式である欧州型の文書整理法を参考にしたが、必ずしも定着するに至らないまま推移する。明治中期に紹介された米国型文書整理法の最大規模の導入例は1920年代の外務省であったが、ここで強調された集中管理の方式は省内に定着するに至らず、数年で修正を余儀なくされる。これらの経緯を踏まえ、戦後の文書管理論においては集中管理と分散保管を併用する方式に積極的な位置づけがなされるようになった。\n…

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坂口, . (2017). 米国型記録管理システムの形成とその日本的展開 : ベイコクガタ キロク カンリ システム ノ ケイセイ ト ソノ ニホンテキ テンカイ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3453

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

坂口, 貴弘. “米国型記録管理システムの形成とその日本的展開 : ベイコクガタ キロク カンリ システム ノ ケイセイ ト ソノ ニホンテキ テンカイ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3453.

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MLA Handbook (7th Edition):

坂口, 貴弘. “米国型記録管理システムの形成とその日本的展開 : ベイコクガタ キロク カンリ システム ノ ケイセイ ト ソノ ニホンテキ テンカイ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

坂口 . 米国型記録管理システムの形成とその日本的展開 : ベイコクガタ キロク カンリ システム ノ ケイセイ ト ソノ ニホンテキ テンカイ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3453.

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坂口 . 米国型記録管理システムの形成とその日本的展開 : ベイコクガタ キロク カンリ システム ノ ケイセイ ト ソノ ニホンテキ テンカイ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3453

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15. 陶山, 裕有子. 歴史物語研究 : 語り・叙述 : レキシ モノガタリ ケンキュウ カタリ ジョジュツ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

本論文は、第一部「歴史物語の叙述」四章、第二部「『今鏡』の〈語り手〉」四章の、二部八章により構成されている。\n\n 第一部では、『栄花物語』『大鏡』『今鏡』の個々に存在する独特の概念、身体・人物批判・氏族観・虚実の四点から歴史物語の叙述方法に考察を加えた。\n 歴史的事象を〈語り〉の対象とする歴史物語にとって、歴史上の人物の身体は、重要事項の一つと言えるが、『栄花物語』『大鏡』『今鏡』間では叙述方法が大きく異なる。その差異には、それぞれの作品における〈歴史の語り手〉の位置づけが関与すると考えられる。『大鏡』の、大宅世継は、下臈の男性であるために、高貴な女性の身体を直接見聞することはできない。それゆえに、『大鏡』では、藤原道長に近い貴人ほどその身体性は包み隠され、政治的敗者の側の女性の身体は露出する。\n 『大鏡』に対して『栄花物語』では、貴人の身体についても〈語り〉の対象とし、かつ貴人の品位に瑕をつけることなくその身体を語っている。その際に用いられたのは、〈語り手〉が、貴人のまなざしの動きに〈語り〉を沿わせるという方法であった。(第一章)\n 『大鏡』では、貴人の女性の身体は、しばしば批判の弁とともに語られる。その際、直接批判を受けるのは「女性が女ながらに才を持つこと」であり、藤原道隆の三女のように、身体そのものは、才ある女性の奇行によって晒される。道隆三女への批判の背景には、当然藤原道長と道隆の政治的対立を念頭に置く必要があるが、『大鏡』では、「才」という覆いをかけた上で、批判を加えるという方法を取っている。(第二章)\n 『栄花物語』『大鏡』『今鏡』が成立した平安時代後期は、藤原道長の御堂流が確立し、藤原氏の中の摂関家の意味が問われる時代でもあった。『今鏡』は、道長の御堂流を始発に置き、「藤波上・中」二巻を用いて摂関家の列伝を展開している。『今鏡』の語りの現在となっている嘉応二年(一一七〇)三月は、後白河法皇と平清盛の蜜月ともいえる時期であり、七月には松殿基房の従者が清盛の孫・資盛の車に狼藉を働き、十月には報復の襲撃を受けるといういわゆる殿下乗合事件が起こっており、藤原摂関家の将来は盤石といえる状態ではなかった。そのような状況下で『今鏡』が、近衛家松殿家を言祝ぐことの意味を考察した。(第三章)\n 平安時代末期から鎌倉時代にかけて、女性を中心に享受されてきた歴史物語は、男性官人の中では、「ヨキ事」のみ記された「雑文」とされながらも、世のあり方、歴史の一側面を知る材料として受け入れられた。第四章では、歴史物語自身がどのように、虚実の折り合いをつけていったかを論じている。\n\n 第二部では、『今鏡』の〈歴史の語り手〉あやめと、その養い子・五節命婦設定、また観音信仰と語り手設定との関連を経て、鏡物の中における語り手設定の意味を論じた。\n 『今鏡』の〈歴史の語り手〉の設定は、これまで歴史叙述との関連が薄く意味をなしていないと評されており、検討されてこなかった。『今鏡』は、仏教・漢詩文・管弦・和歌の逸話を歴史語りの重要な要素として取り扱っており、〈歴史の語り手〉は、それらに通じながら、さらに書物からではなく耳で逸話を継承した人物として「設定」される必要があった。『今鏡』がどのように、女ながらに和歌漢詩に通じ、宮中を見聞きしたあやめという人物を造型したのかを、『新撰朗詠集』引用を中心とした漢詩句の引用の記事から考察した。(第五章)\n 『今鏡』の巻頭には、あやめが、五節命婦と主殿のみやつこという子を養ったとの記述がある。『今鏡』の成立した後白河院政期の読者にとって、「琴のつまなら」す「五節命婦」の語は、後朱雀天皇の麗景殿女御(藤原延子)に仕え、箏の琴の名手として伝説化していた〈五節命婦〉を想起させるものである。〈五節命婦〉の名は『蓁箏相承血脈』『古事談』『十訓抄』に見え、藤原頼宗流の宗俊との師弟関係が認められ、「五節命婦」が箏のことをつまならし語った、「うちわたりの事」「世の事」とは、頼宗流の管弦の逸話であった。(第六章)\n 第七章では、第五章で検討したあやめと紫式部との設定を、『今鏡』の三十三の構成と観音信仰の面から補足した。『今鏡』には成立時に付された十巻七十九章段の区切りとは別に目録や一部の諸本にのみ見られる三十三の区切りが存在する。この区切りについてはこれまで検討されてこなかったがが、『今鏡』の十-七九「作り物語の行方」にみえる法華経普門品の観念と、紫式部の観音の応現説と語り手設定を結びつけ考察した。\n 第八章では、〈歴史の語り手〉の記憶と語りの機能について論じた。『大鏡』の世継による、書物に頼らず「耳」で情報を収集・蓄積、自らの内面で組み替えた上で歴史語りとして吐き出す方法は、摂関期から院政期初期にかけて文学作品にみえる〈古典知〉同様のシステムを用いながらも、あくまで、「設定」であり、「装い」である。『大鏡』の歴史語り挿入される五時教と〈歴史語り〉の対応関係から、『大鏡』における〈語り〉と〈声〉の意識を読み取ることができる。この観念は、第四章で述べた虚実の概念とも結びつくものであり、歴史物語自身の〈語り手〉と〈語り〉の概念を比較検討した。

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陶山, . (2017). 歴史物語研究 : 語り・叙述 : レキシ モノガタリ ケンキュウ カタリ ジョジュツ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3454

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陶山, 裕有子. “歴史物語研究 : 語り・叙述 : レキシ モノガタリ ケンキュウ カタリ ジョジュツ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3454.

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陶山, 裕有子. “歴史物語研究 : 語り・叙述 : レキシ モノガタリ ケンキュウ カタリ ジョジュツ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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陶山 . 歴史物語研究 : 語り・叙述 : レキシ モノガタリ ケンキュウ カタリ ジョジュツ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3454.

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陶山 . 歴史物語研究 : 語り・叙述 : レキシ モノガタリ ケンキュウ カタリ ジョジュツ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3454

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16. 武藤, 那賀子. 『うつほ物語』論 : 書かれたものの機能 : ウツホ モノガタリ ロン カカレタ モノ ノ キノウ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

1. 問題意識と研究の目的\n本論は、『源氏物語』より数十年前に成立したとされる『うつほ物語』における「書かれたもの」に着目し、その機能について考察するものである。\nこれまでの『うつほ物語』の研究は、巻々の論や人物論、琴や学問、羅列される物の論考といったものが主であった。しかし、『うつほ物語』には、これらとはまた別の、固有の特徴として挙げられる事項がある。それは、物語の最初から最後まで、紙だけではなく物に文字を書きつけるという行為が多くみられ、かつ物語の展開の中でこの行為が重要な役割を担っていることである。これまで、物に文字を書きつけるというこの物語独自の人物間のコミュニケーションについて述べた論考は少ない。本論では、物に文字を書きつけるという行為を中心に据え、『うつほ物語』において贈与される言葉と、それに付随する物について見ていき、過去に「稚拙」の一言で片づけられていた本物語において行なわれてきた「言葉」を贈る行為について考える。そして、これを発端として、この特徴的な行為を行なう藤原仲忠という人物について見ていくことで、「清原一族」が作り出した三つの〈系譜〉を考察する。\n2. 本論の構成と方法\n本論では、九つの観点から『うつほ物語』における「書かれたもの」の機能を考察しており、それぞれの観点を章としている。各章の概要については、以下の通りである。\n第一章では、紙以外の物に文字(和歌)を書く場面が多くあることが『うつほ物語』独自のものであることに着目し、物語内で一貫して物に文字を書き続ける藤原仲忠に焦点を合わせる。\nこの検討から、『うつほ物語』における物に文字を書きつけるという行為が一定の論理の元に描かれている可能性があることを指摘した。\n第二章では、源実忠が文字を書きつけた物を取り上げ、第一章で見た仲忠と比較した。また、あて宮との意思疎通に成功した仲忠の方法を詳細に見てゆくことで、「書きつける」ことから見えるこの物語の言語認識が、文字に対する『うつほ物語』独特の認識を根底に置いた上で成り立っていることを示した。\n第三章では、人物たちの筆跡、すなわち〈手〉に着目した。筆跡は、書いた人物を特定するものであると共に称賛の対象となっている。特に素晴らしいとされるのが仲忠である。このことは、「蔵開・上」巻の冒頭において仲忠が俊蔭伝来の蔵を開き、清原俊蔭や俊蔭の父母といった人々の書物を手にし、その学問を習得したことと関係があることを示した。\n第四章では、手紙の機能について述べた。『うつほ物語』に出てくる全ての手紙についてその特徴を七つに分けた。『うつほ物語』では、人物関係の補強・拡大、もしくは信頼の獲得として手紙が機能しているといえる。またそのことから、『うつほ物語』における手紙の「安定性」が見えてくる。\n第五章では、仲忠が藤壺の若宮に献上した「手本四巻」について論じた。俊蔭伝来の蔵を開いた仲忠の筆跡は称賛されるものであった。仲忠の「手本」は、受け取り手から見れば至上のものである。しかし、仲忠にとっては「手本」は至上のものではない。このことから、至上のものとして「手本」を認識し、またしたがって、それに続く〈琴〉を求める藤壺と、「手本」は「手本」でしかなく、〈琴〉を教えるつもりのない仲忠の思惑がすれ違うことが明らかになるのが、若宮への手本献上の場面であると指摘した。\n第六章では、俊蔭伝来の蔵から書物が出て来てからの仲忠の行動を追った。仲忠は、俊蔭伝来の蔵を開いたことにより、「清原氏」としての自覚を持った。そして、母屋に八ヶ月間籠って〈学問〉を継承するとともに〈手〉も継承した。またいぬ宮を〈琴〉の継承者とした。このことから、〈琴〉のみならず、〈学問〉においても、「籠る」ことによって継承者が継承者たりえることを示した。\n第七章では、「蔵開・中」巻における朱雀帝の御前での〈学問〉の進講に着目した。従来、菅原道真の「献家集状」との関連のみが指摘されてきたこの進講を、本論では史実の進講とも比較し捉え直している。「清原家」の学問が、一氏族の学問でしかないものであるにも拘わらず、それを公のものにするべく、『日本紀』の進講と同じ形式を採っていたことを指摘した。さらに、『日本紀』の進講と同じ形式を採ることにより、春宮の権威付けと、清原家の学問の家としての権威付けを図っていることを示した。\n第八章では、〈琴〉と〈学問〉の公開の場を比較し、時刻表現・〈香〉・空間の三点において、この二つの場の構造が相似関係にあることを指摘した。また、秘曲を披露する前に必ず学問披露の場があることから、〈琴〉の公開の場と〈学問〉の公開の場が一対のものであるといえることを示した。\n第九章では、清原家の系譜――〈琴〉・〈学問〉・〈手〉――の全てを担っている仲忠に着目し、これらの継承されるものが、どのようにして次世代に伝わっていくのかについて考察した。〈琴〉はいぬ宮が継承者となっているが、〈学問〉を伝える先は決まっておらず、また、手本\nは春宮と藤壺の若宮という、清原家とは無関係の人々へと伝わっていく。また、「楼の上・下」巻での秘琴披露において、俊蔭の娘の体調が思わしくないことも踏まえ、「清原家」の継承されてきたものが、消えていくことを示した。\n過去の論考において、〈琴〉の系譜について述べたものは多く、また、「蔵開・上」巻において、仲忠が清原家の「学問」を継承したことを述べたものも多い。しかし、仲忠が継承した〈学問〉を「系譜」として捉え、また、「学問」から仲忠が独自に作成した手本もまた、「清原家」を負うものとして位置付けられていると述べるものは見られない。本論が、『うつほ物語』の「清原氏」を「書かれたもの」から捉えるという、新たな知見を示すものとなれば幸いである。

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武藤, . (2017). 『うつほ物語』論 : 書かれたものの機能 : ウツホ モノガタリ ロン カカレタ モノ ノ キノウ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3455

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武藤, 那賀子. “『うつほ物語』論 : 書かれたものの機能 : ウツホ モノガタリ ロン カカレタ モノ ノ キノウ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3455.

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武藤, 那賀子. “『うつほ物語』論 : 書かれたものの機能 : ウツホ モノガタリ ロン カカレタ モノ ノ キノウ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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武藤 . 『うつほ物語』論 : 書かれたものの機能 : ウツホ モノガタリ ロン カカレタ モノ ノ キノウ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3455.

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武藤 . 『うつほ物語』論 : 書かれたものの機能 : ウツホ モノガタリ ロン カカレタ モノ ノ キノウ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3455

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17. 相見, 晃久. 磁性イオンを含むペロブスカイト関連極性酸化物の合成と構造、磁気および誘電特性 : サンセイ イオン オ フクム ペロブスカイト カンレン キョクセイ サンカブツ ノ ゴウセイ ト コウゾウ ジキ オヨビ ユウデン トクセイ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

 現在、機能性酸化物は電子部品、照明などに実用化されている。機能性酸化物の性質は構成元素および構造により決まるため、組成、構造、物性の相関を明らかにすることは新規材料の開発につながる。機能性酸化物に良く見られる構造の一つにペロブスカイト型構造がある。ABO3の組成を持つ斜方晶系ペロブスカイト型酸化物の構造をFig. 1(a)に示す。頂点共有したBO6八面体骨格を持ち、その隙間をAカチオンが占有する。ペロブスカイト型酸化物は、構造を歪ませることで様々なイオンを収容することができ、組成の自由度が大きい。組成の自由度の高さと構造歪みに起因して、圧電性を示すPb(Zr, Ti)O31、強誘電性を示すBaTiO32、イオン伝導性を示すLa2/3-xLi3xTiO33、超伝導性を示すYBa2Cu3O7-δ4、磁気抵抗効果を示す(La, Sr)x+1MnxO3x+15など、様々な機能を持つ物質が見出されており、幅広く研究が行われている。\nペロブスカイト関連構造の一つにLiNbO3型構造がある。LiNbO3型構造は頂点共有したBO6八面体骨格を持つという点で、ペロブスカイト型構造に類似している6。LiNbO3型構造をFig. 1(b)に示す。LiNbO3型構造の大きな特徴として極性を持つことが挙げられる。そのため、LiNbO3型酸化物は極性構造に起因した強誘電性、焦電性、圧電性、非線形光学効果などの性質を示し、学術的、工業的に興味深い物質群である。\nまた、LiNbO3型酸化物は、ペロブスカイト型酸化物のように多様な組成に起因した様々な物性の発現が期待される。高圧下で合成されるLiNbO3型酸化物には、MnTiO37、MnSnO38、FeTiO39、GaFeO310等磁性イオンを含む物質も存在し、これらは強磁性と強誘電性を併せ持つマルチフェロイクスの候補として考えられる。しかし、常圧で合成できるLiBO3 (B = Nb, Ta)を除き11、LiNbO3型酸化物の物性の研究はほとんど行われておらず、磁気電気相互作用のような複合特性のみならず、磁性や誘電性などの基礎的な物性や構造などもほとんど調べられていない。\nそこで本研究ではマルチフェロイクス候補として磁性イオンを含むLiNbO3型酸化物に着目し、MnBO3 (B = Ti, Sn)、Mn(Fe1/2B1/2)O3 (B = Nb, Ta)、Zn(Fe1/2Nb1/2)O3の合成および物性測定を行った。またLiNbO3型MnTiO3-ペロブスカイト型CaTiO3の固溶系の合成を行い、その結果極性を示す新規Aサイト秩序型二重ペロブスカイト酸化物CaMnTi2O6が得られ、この物質の構造解析および物性測定を行った。これらの結果から、ペロブスカイト型関連酸化物における組成、構造、物性の関係を考察した。\n2. LiNbO3型MnBO3 (B = Ti, Sn)の磁気電気効果\nLiNbO3型MnBO3 (B = Ti,… (more)

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相見, . (2017). 磁性イオンを含むペロブスカイト関連極性酸化物の合成と構造、磁気および誘電特性 : サンセイ イオン オ フクム ペロブスカイト カンレン キョクセイ サンカブツ ノ ゴウセイ ト コウゾウ ジキ オヨビ ユウデン トクセイ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3529

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

相見, 晃久. “磁性イオンを含むペロブスカイト関連極性酸化物の合成と構造、磁気および誘電特性 : サンセイ イオン オ フクム ペロブスカイト カンレン キョクセイ サンカブツ ノ ゴウセイ ト コウゾウ ジキ オヨビ ユウデン トクセイ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3529.

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MLA Handbook (7th Edition):

相見, 晃久. “磁性イオンを含むペロブスカイト関連極性酸化物の合成と構造、磁気および誘電特性 : サンセイ イオン オ フクム ペロブスカイト カンレン キョクセイ サンカブツ ノ ゴウセイ ト コウゾウ ジキ オヨビ ユウデン トクセイ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

相見 . 磁性イオンを含むペロブスカイト関連極性酸化物の合成と構造、磁気および誘電特性 : サンセイ イオン オ フクム ペロブスカイト カンレン キョクセイ サンカブツ ノ ゴウセイ ト コウゾウ ジキ オヨビ ユウデン トクセイ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3529.

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相見 . 磁性イオンを含むペロブスカイト関連極性酸化物の合成と構造、磁気および誘電特性 : サンセイ イオン オ フクム ペロブスカイト カンレン キョクセイ サンカブツ ノ ゴウセイ ト コウゾウ ジキ オヨビ ユウデン トクセイ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3529

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18. 相場, 大佑. Spectral Analysis for Linear Differential Operators in Mathematical Physics : 数理物理における線形微分作用素のスペクトル解析; スウリ ブツリ ニオケル センケイ ビブン サヨウソ ノ スペクトル カイセキ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

本論文では、関数解析的な手法を用いることにより、数理物理に現れる偏微分方程式の数学的研究、特に、原子や分子などのミクロな粒子の運動を記述する非相対論的量子力学の基礎方程式であるシュレーディンガー方程式、それに伴うシュレーディンガー作用素、相対論的量子力学の基礎方程式であるディラック方程式、及びそれに伴うディラック作用素についての研究を行った。\n本論文は3部から成り、第1章では非自己共役なシュレーディンガー作用素のスペクトル理論、第2章では強力な磁場を伴うシュレーディンガー方程式の初期値問題のユニタリ解作用素の存在と一意性、第3章ではディラック作用素に対するレゾナンスの存在・非存在についての研究を行った。\n第1章ではε>0を十分小さいパラメータ、f(x)を実数値モース関数、mを自然数とする時に、二乗可積分関数のヒルベルト空間上で、非自己共役なシュレーディンガー作用素: H(ε) =-Δ+x2m+(i/ε)f(x) (iは虚数単位)のスペクトルについての研究を行った。作用素 H(ε) のスペクトルは固有値のみから成り、ポテンシャルの実部は一定であるにもかかわらず、虚部のパラメータε>0を0へ近付けるとH(ε)の固有値の実部は正の無限大へ発散する。この時に、この固有値の実部の下側からのε>0に関する負のオーダーの評価を与えた。この結果は、m=1の場合における、I.Gallagher, T.Gallay, F.Nier (2009) 3氏による結果を拡張したのもである。第2章ではポテンシャルが時間 t に依存し、強い磁場を伴うシュレーディンガー方程式が一般のd次元の二乗可積分関数のヒルベルト空間上で、一意的なユニタリ解作用素を生成するか否かについての研究を行った。磁場及び電場スカラーポテンシャルが時間に依存しない時、磁場を伴うシュレーディンガー方程式のユニタリ解作用素の存在と一意性は、その作用素の本質的自己共役性と同値であり、本質的自己共役性を保証するための条件として、スカラーポテンシャルの無限遠方での負の方向への増大度が二次関数程度であることが知られている。第2章では、磁場及びスカラーポテンシャルが時間tを固定する時に、強い磁場を伴うシュレーディンガー作用素H(t)が、コンパクトな台を持つ滑らかな関数上で本質的自己共役になるための条件を満たすとする時に、ポテンシャルの導関数に対する適当な条件のもとで、ユニタリ解作用素の存在と一意性の証明をした。特に、スカラーポテンシャルに関して、無限遠方での負の方向へ二次関数以上の増大度が許される。\n第3章では、ディラック作用素の散乱理論、初期値問題における解の長時間挙動を解析する上で重要な役割を果たす、連続スペクトルの閾値でのレゾナンスの存在・非存在についての研究を行った。特に、質量が0であるディラック作用素に対して、楳田-斉藤(2008)、Zhong-Gao\n(2013)による結果を改良し、ポテンシャルに対する仮定が短距離型である時に、レゾナンスが存在しないことを証明した。

理学

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相場, . (2017). Spectral Analysis for Linear Differential Operators in Mathematical Physics : 数理物理における線形微分作用素のスペクトル解析; スウリ ブツリ ニオケル センケイ ビブン サヨウソ ノ スペクトル カイセキ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3530

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相場, 大佑. “Spectral Analysis for Linear Differential Operators in Mathematical Physics : 数理物理における線形微分作用素のスペクトル解析; スウリ ブツリ ニオケル センケイ ビブン サヨウソ ノ スペクトル カイセキ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3530.

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相場, 大佑. “Spectral Analysis for Linear Differential Operators in Mathematical Physics : 数理物理における線形微分作用素のスペクトル解析; スウリ ブツリ ニオケル センケイ ビブン サヨウソ ノ スペクトル カイセキ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

相場 . Spectral Analysis for Linear Differential Operators in Mathematical Physics : 数理物理における線形微分作用素のスペクトル解析; スウリ ブツリ ニオケル センケイ ビブン サヨウソ ノ スペクトル カイセキ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3530.

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Council of Science Editors:

相場 . Spectral Analysis for Linear Differential Operators in Mathematical Physics : 数理物理における線形微分作用素のスペクトル解析; スウリ ブツリ ニオケル センケイ ビブン サヨウソ ノ スペクトル カイセキ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3530

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19. 藤松, 玲子. Rudyard Kipling and His Children's Literature : ラドヤード・キプリングの児童文学; ラドヤード キプリング ノ ジドウ ブンガク.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

イギリス初のノーベル文学賞作家ラドヤード・キプリング(Rudyard Kipling)の著作には児童文学がある。例えば短編集The Jungle Booksは英国を代表する児童文学のひとつである。この作品は大人の文学としての価値も広く認められキプリング研究の主要な対象となっている。しかしキプリングの他の児童文学作品が研究対象となることはあまり多くない。これは子どもを洗脳してイギリス植民地政策の正当性を信じ込ませる作品とする見方が根強いことと関係がある。そこでこの論文では、彼の児童文学作品を時系列にとりあげて精査し、そこに見出される彼の姿勢を通して作家としてのキプリングの本質を考察するものである。\n一般に児童文学とは「子どもが主人公である作品」ならびに「子どものために書かれた作品」とされる。キプリングの児童文学は、まず自身の幼少体験を反映させた「子どもが主人公の作品」にはじまり、その後わが子の誕生とともに「子どものための作品」となる。初期の彼の児童文学は概して次の二つの特徴にわけることができる。ひとつは辛い幼少体験を描く作品、もうひとつは理想の幼少期を描く作品である。この二つの特徴は、のちにキプリングの二面性とか二つの声と呼ばれる要素とも関わりをもつ。キプリングはインドに生まれ、両親とインド人召使たちに囲まれて穏やかな幼少期を送る。しかし5歳の時、突然両親から離されてイギリスの学校へ送られ、あずけられた家庭でひどい苛めを受ける。のちの自伝Something of Myselfには、当時の虐待をふりかえって「あの6年間を返してくれるなら、残りの人生すべてと引き換えてもいい」と書いている。この救いのない孤独な戦いは、‘Baa, Baa, Black Sheep’ (1888)などの作品に描かれる。一方、彼の理想の幼少時代とは、異なる価値観の融合の象徴として逞しく幸せに生きる子どもの姿である。この英雄的な子どもを描いた作品としては、‘Tods’ Amendment’ (1887)などがある。\n自伝によれば、辛い地獄の6年間にキプリングが見つけたひとつの救いは、本を読むことであった。さらにこの時期の彼に大きな影響を与えたのは、英国に住む叔母から物語を読み聞かせてもらったことである。彼はこのひとときを「パラダイスのような幸せな時間」と呼び、やがて大人になると自分の子どもや周りの人たちに作品を読み聞かせるようになる。読み聞かせは作家キプリングにとって重要な意味を持つ。なぜなら、文字を読みあげて音にし、それをくりかえし、舌が滑らかに動き心地よい音が得られて初めて、彼の文章は完成するからである。音を常に意識する点が彼の作品の特徴である。\n\n初期の作品は作者自身のカタルシスが主な動機だが、その後は自分の子どもの存在が動機の大きな部分を占めるようになる。本論第一章では、第一子の誕生とThe Jungle Books(1894-5)の誕生が同時期であることに着目し、動物社会に迎えられた人間の子モーグリの姿に、大人社会に迎えられる作者自身の子どもの姿がかさねられることを指摘する。またモーグリがジャングルから人間界への順応を強いられる際「ジャングルの知恵」の尊さが強調される。子どもは保護者に見守られて成長し、保護者は子どもを育てることで成長するという作者の思いが作品全体に表れている。\n続いて執筆されたCaptains Courageous(1897) も子どもの成長過程を描いた作品である。第二章では、漁業船を舞台としたCaptains Courageousに続き、インド植民地が舞台のKim (1901)をとりある。アングロインディアンの孤児キムには、作者の幼少期のインドへの望郷と理想が込められている。詳細なインド社会描写には、イギリス植民地政策に対する鋭い洞察と、キム少年のアイデンティティの問題が含まれる。またインドの多言語が登場する点に注目し、インド生まれで幼少期は現地の言語が英語に優先していた作者が、インドの真の姿を英語で表現しようと挑む点を指摘する。\nKimの翌年には、作者が自分の子どもに語り聞かせたオリジナルのベッドタイムストーリー集が出版される。第三章ではこのJust So Stories for Little Children(1902)をとりあげ、声に出して読むことの意味を考察する。収録話は、まず文字が読めない小さな子にむけた音が中心のお話から始まり、次に文字を習い始めた子ども向けのもの、最後は自分で文字が読めるようになった子どもに向けたもので構成され、一連の流れの中に、音から文字へと表現手段を学んでいく子どもの成長過程が伺える。作者が何よりも大切にしているのは就寝前の子どもに「楽しみ、くつろぎ、安堵感」を与えることである。各話には、作者と子どもの間の暗号が含まれ、出版後もキプリング家のプライベートな作品としている点を指摘する。\n子どものさらなる成長にあわせて歴史や古典を楽しく学ぼうと、作者は自分の子どもを主人公にし、妖精パックの案内で歴史の世界へ誘うPuck of Pook’s Hill (1906)とRewards and Fairies(1910)を出版する。第四章では作品の妖精観に着目する。彼の妖精は、華奢で小さい妖精でなく、太古の昔から人々の生活に根付く、丘の上の人々と呼ばれる妖精の系譜にある。神々の末裔である彼らはcraftsmanship(技術)をもち、妖精が忌み嫌うとされる鉄も、優れた技術の象徴として描かれる。作者は妖精の逃亡という伝統的モチーフを取り入れ、妖精の不在は人間の価値観が変化した結果にすぎないことを指摘する。そして産業革命後の社会でも妖精と人間は共存できることを示唆する。キプリングが妖精物語と初めて出会ったのは、辛い幼少期に読んだ一冊の本、イギリス初のファンタジー物語にさかのぼる。そこで言及される韻文はのちに本作品の妖精観の礎となる。\nさらに第五章では歴史観に着目する。ノルマン人征服やローマ人イギリス支配が舞台の話では「イギリス人とはイギリスにおいてイギリス人になろうとする者すべてである」とするが、これはイギリスのインド植民地支配やボーア戦争には征服ではなく融合が必要であったとする作者の考えを暗示する。全寮制男子校へ進学した作者はその様子をStalky & Co.(1899)に描いたが、そこでの行動規範cleaver and cunningは戦いには必要でも殺し合いを回避する手段とはならなかった。そこで人命を奪うことなく敵味方がうまくやるcraft and…

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藤松, . (2017). Rudyard Kipling and His Children's Literature : ラドヤード・キプリングの児童文学; ラドヤード キプリング ノ ジドウ ブンガク. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3614

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

藤松, 玲子. “Rudyard Kipling and His Children's Literature : ラドヤード・キプリングの児童文学; ラドヤード キプリング ノ ジドウ ブンガク.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3614.

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藤松, 玲子. “Rudyard Kipling and His Children's Literature : ラドヤード・キプリングの児童文学; ラドヤード キプリング ノ ジドウ ブンガク.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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藤松 . Rudyard Kipling and His Children's Literature : ラドヤード・キプリングの児童文学; ラドヤード キプリング ノ ジドウ ブンガク. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3614.

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藤松 . Rudyard Kipling and His Children's Literature : ラドヤード・キプリングの児童文学; ラドヤード キプリング ノ ジドウ ブンガク. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3614

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20. 足立, 加勇. 日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象 : ニホン ノ マンガ アニメ ニオケル タタカイ ノ ヒョウショウ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

日本のマンガ・アニメにおいて「戦い」は繰り返し描かれてきた重要なテーマである。それにもかかわらず、「戦い」を主題とし、その描かれ方を一定の視点から分析した論考は少ない。本論文は、マンガ・アニメの「戦い」にいくつかの類型を見出し、それぞれの「戦い」の表象の特性を分析することによって、日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象とその受容を支える物語および心性のメカニズムを探るものである。ベネディクト・アンダーソンは『想像の共同体』において、人はなぜ「国民」という抽象的なもののために殺し合いをおこない、自らすすんで死におもむくのか、という問題を扱った。アンダーソンは「国民」に限らず、成員同士が常に顔をあわせる村落共同体以外の全ての共同体意識が想像の産物だとする(村落共同体もおそらくは想像の産物だとも述べている)。そして、「国民」は新たな共同体意識が想像されるようになったことにより、旧来の「想像の共同体」である「宗教共同体」「王国」が減衰したために誕生したものとした。アンダーソンは、新たな共同体意識の生成とその再編成に、出版資本主義が大きな役割を果たしたと指摘する。アンダーソンの指摘は、共同体意識とメディアによる消費者開拓の結びつきを明らかにしたものといえる。共同体意識と消費者開拓の結びつきは、日本のマンガ・アニメの受容においても確認できる現象である。特に、マンガ・アニメのファン共同体が「国民」と同じ「水平・世俗的、時間・横断的」なものであることが、アンダーソンが論じた「国民」とマンガ・アニメのファン共同体を似た性質を持つものにしている。今日のマンガ・アニメでは、ファン共同体の生成、維持、そして、その強化が大きな課題となっている。その理由は、主に、社会の閉塞感や不安のため、人々の互いを結ぶ紐帯に対する欲求がたかまっていることと、マンガ・アニメが安定した収入源を必要としていることの二つに求められる。そのため、マンガ・アニメの作品展開は、アンダーソンが論じた共同体意識の生成過程を縮小した形で反復するようになっている。このことは、マンガ・アニメの物語内容にも影響を与え、その形態を決定する要因となっている。現在のマンガ・アニメにおける「戦い」は、共同体の紐帯となる絆を語り、絆による勝利を語ることで、共同体意識の生成、維持、強化に資するものとなっている。その「戦い」の物語を成立させるメカニズムは、現実において戦闘を正当化し、誘発するメカニズムとも強い関連性を持っている。本論文は、マンガ・アニメに新たな共同体意識の発生を見るという視点を保ちつつ、日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の諸相とその心的根拠を考察していく。その考察において重視するのは傷つく身体の表現である。想像されるものでしかない共同体意識の価値は、自分がその共同体の一員であるという意識を持つためにどれだけの犠牲を払えるか、ということによって示され、その犠牲の最もわかりやすい形が死や負傷だからである。共同体意識の生成、維持、強化に資する表現は、死の表現と深い関連性を持つ。本論文は、「戦い」を題材としたマンガ、アニメに対する考察を、「傷つく身体」と「記号的身体」を巡って展開されたキャラクター論から始める。1 章の1 節では、傷つく身体を巡るマンガ論の展開を追う。今日のマンガ論では、マンガやアニメのキャラクターは、極度にコード化された図像であり、記号的な性質が強いものとして理解されている。現実の人間は傷つき、苦しむものであるという認識は、そのような記号的な身体を持つキャラクターに対しても、傷つき、苦しむことを要請する。身体の問題は、リアリズムの問題、および、現実と虚構の接点がどのように構築されるべきか、という問題に発展する。2 節では、これらのマンガ論の前提となる、キャラクターの身体を構成する記号的な要素について考察する。これは、マンガやアニメを愛好する者たちの間では自明のものでありながら、口に出して説明されることがないものを明文化する試みである。また、この試みによって、80 年代後半頃から生じたキャラクターを構成するコードのあり方の変化が何であったかを明らかにする。その変化は、キャラクターとその受容者の関係を大きく変えていく。3 節では、「プリキュア」シリーズをとりあげ、キャラクターとその受容者の関係の変化が作品内容をどのように変えていくかを考察する。そこでは、キャラクターとその受容者の間に双方向的な関係が発生することが期待され、作品内における登場人物間の友情と、作品の愛好者が登場人物たちに対して抱く支持の感情の同一化がはかられる。作品の目的は、物語を語ることから、キャラクターとその受容者の間に互いを肯定する関係を作り出し、キャラクターを中心とした共同体意識を生成することへと移行する。それは、キャラクターを中心とした「絆」の現実における生成過程ととらえることも可能であろう。第2 章は、作品の物語内容を分析する。傷つく身体の表現は、マンガ、アニメを巡る言説の中では「リアリズム的な表現」であると考えられている。主人公が強大な悪に対して逆転勝利するという「戦い」を題材としたマンガ、アニメの物語内容は、「リアリズム的な表現」と必ずしも相性が良いものではない。マンガ、アニメに傷つく身体の表現を求めるリアリズム的要請は、その起点を第二次世界大戦における敗戦に設定することができるであろう。1 節、2…

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足立, . (2017). 日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象 : ニホン ノ マンガ アニメ ニオケル タタカイ ノ ヒョウショウ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3642

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

足立, 加勇. “日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象 : ニホン ノ マンガ アニメ ニオケル タタカイ ノ ヒョウショウ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3642.

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足立, 加勇. “日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象 : ニホン ノ マンガ アニメ ニオケル タタカイ ノ ヒョウショウ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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足立 . 日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象 : ニホン ノ マンガ アニメ ニオケル タタカイ ノ ヒョウショウ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3642.

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足立 . 日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象 : ニホン ノ マンガ アニメ ニオケル タタカイ ノ ヒョウショウ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3642

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21. 長谷川, 朋子. 第一次世界大戦後における日本の会議外交の形成 : ヤップ島問題を事例として : ダイ1ジセカイタイセンゴ ニオケル ニホン ノ カイギ ガイコウ ノ ケイセイ ヤップシマ モンダイ オ ジレイ トシテ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

本論文は、第一次世界大戦後における会議外交という国際的潮流に日本がどのように対応していったのかについて、<国家間交渉><政府内政治><国民世論>の相互関連に注目しながら分析することにより、日本の会議外交形成過程を実証的に明らかにするものである。それまで欧州を中心に展開されていた会議外交は、第一次世界大戦後、世界的な外交様式へと発展し、五大国の一員となった日本もそれを習得することが求められた。そして、周知のとおり、第一次世界大戦を契機として秘密外交が糾弾され、公開外交の必要性が論じられるようになる。それはいわば「外交の民主化」であった。日本もまた会議外交という外交様式を習得し、公開外交を実践していくことになったのである。これまでの戦間期日本外交に関する研究は、ワシントン体制や、幣原外交と田中外交、といた枠組みの中で論じられてきた。前者は、ワシントン会議(一九二一年~二二年)で成立した東アジア・太平洋地域の国際秩序体制であるワシントン体制が当時の日本外交を規定していたという前提から分析を行うものである。後者は、外務大臣の思想や個性に焦点を絞って日本外交を分析するものであり、一般的に、幣原外交を協調的、田中外交を強硬的であると捉えてきた。本論文はこれらの研究を否定するものではない。しかし、ワシントン体制という地域限定的な枠組みや、外務大臣個人に焦点を絞るアプローチでは、日本外交の全体像を把握するには十分ではないと考える。会議外交を構成する要素である<国家間交渉>、<政府内政治>そして<国民世論>がどのように関連しながら日本は外交政策を決定していったのかを明らかにすること、これが本論文の基本的な視角となる。このような分析視角から、本論文はヤップ島問題を検討する。ヤップ島問題とは、大戦後に発生した、南太平洋に位置する旧ドイツ領ヤップ島の統治と、ヤップ島から敷設された海底電線(旧ドイツ太平洋電線)の処分を巡る日米対立である。従来の研究では、ヤップ島問題は専ら日米二国間の問題として扱われてきたといえる。そこでは、問題発生の要因を軍事的もしくは経済的なものと捉えるべきか、また、その結果はどちらの国にとって有利であったのかという点に注目して論じられてきた。本論文は、日本がヤップ島問題を日米二国間の問題ではなく、戦勝国であったイギリス、フランス及びイタリアも含む多国間の問題であると捉えていたという視点から分析を行う。旧ドイツ太平洋電線問題を巡って日米が対立するのと同時に、大西洋に敷設されたドイツの海底電線(旧ドイツ大西洋電線)の処分に関しても、米英仏伊は対立していた。そして、旧ドイツ太平洋電線と旧ドイツ大西洋電線は、旧ドイツ海底電線問題として国際通信予備会議(予備会議)で日英米仏伊の五大国によって討議されることになった。すなわち、ヤップ島問題は日米二国間ではなく、イギリス、フランス及びイタリアを含む複数国が関係する問題なのであった。そのため、本来ヤップ島問題は、日米二国間のみならず、多国間の問題であると日本が捉えていたという視点から分析されるべきものなのである。以上をふまえて、本論文では各章において次のように分析を行った。第一章では、太平洋海底電線を事例として、同時代の世界における海底電線の重要性を明らかにした。一九世紀半ば以降、イギリスをはじめとする欧州列強は、海底電線の軍事的及び経済的利点に着目し、その敷設を競い合っていた。しかし、明治維新によって近代化に着手しはじめた日本は、資金と技術不足により、国際海底電線の敷設を外国企業に依存せざるをえなかった。そして、日清戦争以降、インフラ整備と軍備拡大という国内政策を背景とし、北米大陸と日本を直接結ぶ太平洋海底電線敷設の気運が高まる。この海底電線は、日本が独占契約を締結していた大北電信会社に依存することなく敷設できる路線であった。また、日本からアメリカへの電信は欧州経由であったため、とりわけ実業界から敷設を望む声が強かった。こうして、一九〇六年に日本はアメリカとの直通海底電線を敷設するに至ったのである。その後、太平洋海底電線における通信量は増大し、二〇世紀に入ると、海底電線の重要性はさらに高まっていった。第二章から第五章では、旧ドイツ海底電線問題を巡る日本の政策決定過程を明らかにした。第二章では、日本が旧ドイツ太平洋電線と赤道以北ドイツ領南洋諸島を統治するに至る過程と、大戦後における旧ドイツ海底電線の処分を巡る、アメリカと日英仏の対立を考察した。イギリスの依頼で参戦した日本は、南進により赤道以北のドイツ領南洋諸島と旧ドイツ太平洋電線を支配下においた。そして、大戦後もそれを継続できるようイギリス及びフランスから保障を取り付けていた。大戦後、アメリカはこれを秘密外交であるとして承認しなかった。また、大戦中に押収した旧ドイツ海底電線を「戦利品」と主張する日英仏と、それに反発するアメリカが対立した。結局、予備会議を開催し、そこで問題を協議することになる。第三章では、ヤップ島を巡る日米対立を論じた。パリ講和会議開催中、アメリカは終始日本のヤップ島委任統治に対し留保を行い、これに反対していた。アメリカが、旧ドイツ太平洋電線の商業的価値とヤップ島の軍事的重要性を認識していたためである。しかし、一九一九年五月七日に開かれた英米仏による会議で旧ドイツ領の処分が決定された際、アメリカがヤップ島への留保を明言しなかった。そのため、後にこれが日米間で争点となる。アメリカは、関係国はアメリカの留保を認識していたと主張し、日本はアメリカの留保は無効であると反論したのである。日本とアメリカは、この問題でその後も対立していくことになる。第四章と第五章では、日本を中心としながら、予備会議での旧ドイツ海底電線問題を巡る各国の外交交渉を明らかにした。第四章は、予備会議開催から一時休止に至るまでの期間を取扱い、第五章では予備会議開催後の経緯をたどった。予備会議は、現状維持を望む<日英仏>と、これに異議を唱える<米伊>が対立する状況から開始された。そして、日本は、英仏との協調維持、そして英米仏間の斡旋役を果たすという二つの戦略で外交交渉を進めようとした。前者については、日本の望むような協力を英仏から得られず、また、会議の進展に伴って、英仏関係が悪化したため、その実現は困難であった。後者については、米仏間の対立が深刻であったため、その役割を満足に果たすことはできなかった。このような外交交渉を展開するなか、日本政府と交渉担当者である駐米幣原喜重郎大使は、対米妥協案を形成していった。両者は緊密に連絡を取り合い、会議の進展に合わせながら問題解決を図ろうとした。<国家間交渉>と<政府内政治>の関係は良好に機能していたといえる。しかし、<国民世論>が会議の進展を妨害する。アメリカ国内での新聞報道が関係国の不信感を招いたのである。幣原大使もこれを「プロパガンダ」と捉えていた。そして、予備会議は一時休止に至ることになった。予備会議が再開されると、各問題は関係国のみで交渉することが決定され、問題解決に向けた日米交渉が本格化する。アメリカでの新聞報道は過熱し、日本政府は反対宣伝という対応策を検討するようになる。また、日本でもヤップ島問題に関する新聞報道が増加していき、日本政府のみならずアメリカもこれを注視していた。国内外の世論だけでなく、英仏態度の軟化も日本の政策

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長谷川, . (2017). 第一次世界大戦後における日本の会議外交の形成 : ヤップ島問題を事例として : ダイ1ジセカイタイセンゴ ニオケル ニホン ノ カイギ ガイコウ ノ ケイセイ ヤップシマ モンダイ オ ジレイ トシテ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3683

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長谷川, 朋子. “第一次世界大戦後における日本の会議外交の形成 : ヤップ島問題を事例として : ダイ1ジセカイタイセンゴ ニオケル ニホン ノ カイギ ガイコウ ノ ケイセイ ヤップシマ モンダイ オ ジレイ トシテ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3683.

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長谷川, 朋子. “第一次世界大戦後における日本の会議外交の形成 : ヤップ島問題を事例として : ダイ1ジセカイタイセンゴ ニオケル ニホン ノ カイギ ガイコウ ノ ケイセイ ヤップシマ モンダイ オ ジレイ トシテ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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長谷川 . 第一次世界大戦後における日本の会議外交の形成 : ヤップ島問題を事例として : ダイ1ジセカイタイセンゴ ニオケル ニホン ノ カイギ ガイコウ ノ ケイセイ ヤップシマ モンダイ オ ジレイ トシテ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3683.

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長谷川 . 第一次世界大戦後における日本の会議外交の形成 : ヤップ島問題を事例として : ダイ1ジセカイタイセンゴ ニオケル ニホン ノ カイギ ガイコウ ノ ケイセイ ヤップシマ モンダイ オ ジレイ トシテ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3683

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22. 丸亀, 裕司. 公職選挙に見るローマ帝政成立 : コウショク センキョ ニ ミル ローマ テイセイ セイリツ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

本稿は、共和政ローマが帝政へと移行する過程でローマ皇帝の出現とともに公職選挙のあり方がいかに変化したかを検討することで、皇帝権力が共和政以来の伝統的な公職権限を管理下に置く過程としてローマ帝政成立を描写し、ローマ皇帝は「共和政以来の公職権限とこれをめぐる競争の管理者」として出現したことを明らかにする試みである。第1部では、共和政末期の公職選挙の制度と運営の実態を検討した。ローマの公職選挙は、制度的には、コンスルと護民官が務める選挙主宰公職者が選挙結果に対して決定的な権限を有しており、富裕層市民が投票において大きな影響力を有していた。しかし、首都ローマの都市民は、選挙主宰公職者に圧力をかけることで恣意的な公職者選出を抑止し、候補者の選挙運動についての「評判」を形成することで富裕層市民の投票行動にも影響を及ぼすことができた。ローマ市民は「軍隊指揮官(imperator)」「よき弁論家(orator)」としての資質を有している者を、コンスル就任、あるいは公職階梯上昇にふさわしい人物と評価した。しかし、これらの資質において他に抜きん出た評価を獲得することは極めて困難だったため、家柄や気前のよさなど、さまざまな資質を競い合うこととなり、公職をめぐる競争は激化した。特に、「気前のよさ(liberalitas)」は、公職をめぐる競争を激化させた。これは社会的に許容される振舞いと見なされる場合もあれば、選挙買収として告発される場合もあるアンビヴァレントな観念だった。長期的に気前のよさを示し、市民から「気前がよい」と評価されている者の場合、選挙直前のこうした行為を合法的で許容される行為だと判断されることもあった。共和政末期の公職選挙の混乱の主な原因の一つは、こうした「気前のよさ」を示すさまざまな手法がとられたために生じたものだった。こうした「気前のよさ」を誇示する選挙運動の一つとして、「分配人」を介した選挙買収がある。同盟市戦争終結後、主にトリブス仲間に気前のよさを示すことでトリブス内で一定の影響力を獲得し、‘gratiosus’と呼ばれる者が急増した。その結果、彼らの影響力拡大を危惧しながらも、選挙で当選して自らの社会的地位を維持するために、金銭で彼らの支持を得るようとする元老院議員もあらわれた。こうして支持を集めた対立候補を非難するために「分配人を雇った」、さらに対立候補に協力する比較的社会的地位の低い‘gratiosus’を名指しで「分配人」と呼び、「分配人」という非難の呼称が生まれた。第2部では、カエサル独裁期、国家再建三人委員(いわゆる「第二次三頭政治」)時代の公職選挙が権力の統制下に置かれた過程を論じた。カエサルは、前49年末に独裁官に就任して以降、独裁官ないしコンスルとして、ケントゥリア民会とトリブス民会の主宰権限、公職選挙主宰権限を保持した。戦勝に際して、連続してコンスルに就任することとカエサルが公職選挙を主宰することを元老院決議で確認しながら、カエサルはコンスルとしての選挙主宰権限の保持と、これを行使し続けることを正当化していた。こうした選挙主宰権限の確保は、前44年、パルティア遠征の準備として事前選挙実施のために、終身独裁官就任と終身の護民官職権を獲得し、永続的なものとなった。同時に、アントニウス法により、コンスルを除く公職者の半数について、民会に代わって選挙主宰者から当選宣言を受ける者を選出する権限をカエサルは獲得し、選挙主宰権限と合わせて実質的な任命権が成立した。カエサルが公職選挙の結果に決定的な影響力を持ったことで、公職をめぐる競争は市民の支持獲得を目指すものではなくなり、カエサルから公職就任の約束を潜在的候補者と争うものとなった。公職就任を目指す者は、カエサルに与えられた内乱における軍事や内政の任務を果たし、カエサルから公職就任の約束を得ようと競争した。他方カエサルは、彼らの業績を評価し、彼らに公職を約束することで、カエサルは「カエサル派」の凝集とともに、公職をめぐる競争を自身の影響力の下に置こうと試みた。内乱を指揮する権限を掌握したカエサルの登場により、コンスル就任にもっともふさわしいとされた「軍隊指揮官」、そして内政に通じた「よき弁論家」の資質は公職階梯上昇においてより重要視されることとなり、カエサル独裁期の公職選挙は、内乱勃発以前と比較してより実力主義的な傾向を強めた。国家再建三人委員は、コンスル命令権、およびカエサルより広範な事実上の任命権を確保し、公職者選出に決定的な影響力を保持した。アントニウスとオクタウィアヌスはこれらの権限により、彼らへの貢献への報酬として、あるいは有能な人材を支持者とするために、公職を用いた。こうして、アントニウスとオクタウィアヌスは、カエサルを先例としながらも、公職選挙主宰権限と任命権とによって公職者選出とこれをめぐる競争を完全に統制下に置いた。第3部では、アウグストゥス治世に公職選挙がいかに運用され、アウグストゥスがこれにいかに関与できたか、そして関与したかを検討した。内乱終結後もしばらくの間は、オクタウィアヌス(アウグストゥス)はコンスル職とそれに付随する選挙主宰権限を保持し続け、その同僚コンスルは彼による事実上の任命によって選出されていた。しかし、選挙主宰権限をはじめとした権限確保のためのコンスル職の独占は、さまざまな政治的問題を引き起こし、また元老院議員の不満を蓄積させた。前23年、アウグストゥスはコンスルを辞任し、属州の軍隊指揮のためにすでに獲得していた市壁外で行使可能な命令権の行使可能領域を市壁内にも拡張することで、コンスルと同等の命令権を獲得し、同時に護民官職権を獲得した。アウグストゥスは、ローマの公職選挙が行われるすべての民会、すなわち、ケントゥリア民会、トリブス民会、平民会の招集権限、すなわちこれらの民会での選挙主宰権限を獲得し、公職に就くことなく、すべての公職選挙に選挙主宰者として決定的な影響を及ぼし得る権限を保持することとなった。公職者選出に決定的な影響力を獲得したアウグストゥスだったが、彼による公職者任命というかたちでの公職選挙への直接的な介入は極めて限定的な状況下でしか確認できず、むしろ公職選挙への介入にアウグストゥスは消極的だった。原則的に、アウグストゥスは公職選挙を都市民に委ねており、公職就任を目指す元老院議員たちに市民の前で競争させていた。しかし、支持獲得競争が過熱した混乱が生じた場合にはただちに介入し、公職者を任命した。こうした任命や任命のために、推薦権や任命権と呼びうる権限をアウグストゥスが有していたことを明示する史料もなく、アウグストゥスによる公職選挙への介入は、公職選挙主宰権限と権威(auctoritas)基づいてなされた行為だったと考えられる。後5年、予備選挙の導入により、ケントゥリア民会での公職選挙のあり方は大きく変化した。予備選挙の結果が公職選挙の結果に強い影響を持ったため、都市民に開かれていた支持獲得競争は徐々に元老院議員と騎士の中で繰り広げられることとなる。その結果、予備選挙と都市民の支持に大きな乖離が生じ、7年には都市民をも巻き込んだ混乱が生じた。こうした支持のズレを解消するため、アウグストゥスは予備選挙の結果に承認を与えるようになり、以後、コンスルとプラエトルの選出における都市民の選択の余地は事実上失われた。そして14年、アウグスト

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丸亀, . (2017). 公職選挙に見るローマ帝政成立 : コウショク センキョ ニ ミル ローマ テイセイ セイリツ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3684

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丸亀, 裕司. “公職選挙に見るローマ帝政成立 : コウショク センキョ ニ ミル ローマ テイセイ セイリツ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3684.

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丸亀, 裕司. “公職選挙に見るローマ帝政成立 : コウショク センキョ ニ ミル ローマ テイセイ セイリツ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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丸亀 . 公職選挙に見るローマ帝政成立 : コウショク センキョ ニ ミル ローマ テイセイ セイリツ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3684.

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丸亀 . 公職選挙に見るローマ帝政成立 : コウショク センキョ ニ ミル ローマ テイセイ セイリツ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3684

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23. 村上, 佳恵. 現代日本語の感情形容詞の研究 : ゲンダイ ニホンゴ ノ カンジョウ ケイヨウシ ノ ケンキュウ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

本研究は、現代日本語の感情形容詞について、感情形容詞の定義を行い、分類の指標をたてて考察の範囲を定めた上で、終止用法・連体修飾用法・副詞的用法という3つの用法について詳しく考察を行うものである。第1章では、感情形容詞の先行研究をまとめる。本研究では、「対象語」「属性と情意の総合的な表現」「人称制限」という3つのキーワードを取り出し、研究史を見ていく。感情形容詞が研究史上注目を集めてきたのは、感情形容詞が人間の感情を表すという意味的な特徴ではなく、「私が水が飲みたい」のように、二重ガ格をとることからであった。この二重ガ格をめぐる議論から始まる感情形容詞の研究史をたどる。第2章では、形容詞の分類を行う。これは、第3章以降の議論の前提として、感情形容詞の範囲を確定する必要があるからである。具体的には、様態の「~ソウダ」という形式を用いた形容詞分類を提示し、感情形容詞2群、属性形容詞2群の計4群に分類をする。本研究の指標は、従来の「私は、~い。」という第一人称の非過去の言いきりの形で話者の感情を述べることができるかという指標を裏側から見たものである。従来の指標では、「私は、寒い」のように、対比的な文脈でしか「私は」が現れないために判断が難しい語があるが、本研究の指標を用いれば、これらも分類が可能であることを示す。第3章では、国立国語研究所の『現代日本語書き言葉均衡コーパス』(Balanced Corpus of Contemporary Written Japanese、略称BCCWJ)を用いて、感情形容詞と属性形容詞が実際の文中でどのように使われているかを調査する。活用形による分類を活かしつつ、[形容詞述部]、[名詞句述部]、[テ形述部]、[補部]、[修飾部]、[動詞句述部]、[その他]の7つの文の成分に分類する。そして、形容詞全体では[述部]として使われることが最も多いこと、また、感情形容詞は属性形容詞と比較して[修飾部]になることが少ないということをデータで示す。第4章では、終止用法として、「動詞のテ形、感情形容詞」という文型を中心に考察を行う。そして、「娘が元気にがんばっていて、うれしい」のような前件が感情の対象であるタイプと「娘が元気にがんばっているのを見て、うれしい」のような前件の動詞が感情の対象を認識する段階の動作を表すタイプに分類できることを指摘する。そして、最後に「~カラ、感情形容詞」「~ノデ、感情形容詞」という文型との比較を行う。第5章では、連体修飾用法の感情形容詞について考察する。BCCWJから連体修飾用法の用例を収集し、感情形容詞と被修飾名詞の意味関係を7つに分類する。[対象]・[経験者]・[とき]・[内容]・[表出物]・[相対補充]・[その他]の7つである。主なものは、「悲しい知らせ」のような被修飾名詞が感情を引き起こすものである[対象]と、「(大声を出すのが)恥ずかしい人」のように、被修飾名詞が感情の持ち主である[経験者]と、「うれしい気持ち」のように被修飾名詞が「気持ち」等で、感情形容詞がその内容である[内容]の3つである。この3つは、すでに先行研究で指摘されているものであるが、本研究では、これ以外に「悲しい顔」「うれしいふり」のような[表出物]というタイプがあることを示す。そして、これらの使用実態を調査し、[対象]が多く、[経験者]は少ないということを明らかにする。第6章では、「散っていく桜を恨めしく見上げた」、「花子はジュリエットを切なく演じた」といった感情形容詞の副詞的用法について考察を行い、副詞句と述語との関係を明らかにする。副詞的用法の感情形容詞は、述語との因果関係を示すものではなく、述語動詞で表される出来事と感情形容詞で表される感情が同時性を持つだけであることを明らかにしていく。第7章では、本研究の成果をどのように日本語教育に活かしていくことができるかを「Ⅴテ、感情形容詞/感情動詞」(以下、「Ⅴテ、感情」)という文型を例に考察する。初級の日本語の教科書での「Ⅴテ、感情」の扱われ方を確認し、問題点を指摘する。そして、初級の日本語教育における「Ⅴテ、感情」の扱い方を試案として提示する。終章では、まとめを行い、今後の課題について述べる。

日本語日本文学

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村上, . (2017). 現代日本語の感情形容詞の研究 : ゲンダイ ニホンゴ ノ カンジョウ ケイヨウシ ノ ケンキュウ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3685

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村上, 佳恵. “現代日本語の感情形容詞の研究 : ゲンダイ ニホンゴ ノ カンジョウ ケイヨウシ ノ ケンキュウ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3685.

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村上, 佳恵. “現代日本語の感情形容詞の研究 : ゲンダイ ニホンゴ ノ カンジョウ ケイヨウシ ノ ケンキュウ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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村上 . 現代日本語の感情形容詞の研究 : ゲンダイ ニホンゴ ノ カンジョウ ケイヨウシ ノ ケンキュウ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3685.

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村上 . 現代日本語の感情形容詞の研究 : ゲンダイ ニホンゴ ノ カンジョウ ケイヨウシ ノ ケンキュウ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3685

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24. 伊勢, 光. 王朝物語における女君たちの研究 : 『夜の寝覚』を中心に : オウチョウ モノガタリ ニオケル オンナギミ タチ ノ ケンキュウ ヨル ノ ネザメ オ チュウシン ニ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

本論文は、王朝期(平安・鎌倉時代)に書かれた物語における人物たち、特に女君たちについて考察したものである。物語とは何かと考えた時に、ひとつ答えとして思いつくのが「人間の心身両面の動きを描くもの」ということがある。人物なくして物語はない。そして、魅力的な人物がいるかどうか、またその人物がどんな興味深い思索をし、またどんな読者の胸打つ行動を起こすかで、物語の質は大きく変わってくるだろう。当然、それら人物たちは表現のなかで生み出されてきた紙の上の存在にすぎないが、そうした紙の上の存在が「まこと」の存在として読者の胸を踊らせ、読者の人生に影響を及ぼすような時、彼ら登場人物たちは単なる表現を超えて血肉の通った人間として読者にイメージされているはずである。物語の読者にとって、人物は時に単なる文字表現ではない。そのような考えに基づいて人物論的な視点から立論していくわけだが、本論文では特に女性(女君)を中心に扱った。こと平安時代の物語は多く女性によって作られ、また女性によって読まれてきた歴史がある。平仮名で書かれた読み物であり、政治的(公的)な要素はほとんど表面化されることのない「物語」は、そのジャンルの特性からして多く私的なことについて取り扱っているとも言える(「仮名/真名」=「私的/公的」=「女性/男性」)。とするならば「女性」というもの、あるいは「女君」というモチーフに対して、王朝物語の意識はまさに当事者意識を持って研ぎ澄まされていると見るべきだろう。ことに「女君」に当事者意識を持って書かれていると思われる物語が『夜の寝覚』であり、本論文ではこの作品を中心に据えて論じた。既に大槻福子らによって指摘されていることではあるが、『夜の寝覚』は『源氏物語』などの前・中期物語と、『とりかへばや物語(今とりかへばや)』、『松浦宮物語』などの後期物語とをつなぐ架け橋としての要素を持っている。そのような物語史のある種の変遷も、本論では人物論的なアプローチから改めて明確に見出そうと試みた。以下、本論文の叙述の順に従って概要を述べる。まず、第1章では『夜の寝覚』以前の物語の女君について論じた。『源氏物語』以前に書かれた長編物語『うつほ物語』における俊蔭の女、そしてあて宮。彼女たちは物語において非常に意義深い役割を背負っている。あて宮は求婚されることを通して、俊蔭の女は朱雀帝の「私の后」となることを通して、物語に大きな意味を持ってくる。彼女たちの人生が、物語全体の根幹ともつながってくる。第1節ではあて宮を中心に取り上げたが、彼女に求婚する中で、藤原仲忠は物語の「主人公」としていっそう光り輝いていくことになるし、逆に源涼、あるいは源正頼はその俗物性を暴かれることになる。一人の「女君」の問題が物語全体に影響していくという構造、さらに男たちが彼女たちを利用しようとしながら、完全に手の内に収めきれない図式について明らかにした。さらに第1章では第3節で『源氏物語』の二人の尚侍(朧月夜、玉鬘)、また第4節では『落窪物語』あこきなどの女君たちについて論究した。彼女たちもまたその人生が、物語の根幹と関わる人物である。特に本論文では『夜の寝覚』との関係から、帝と関わる女君であるという観点(第3節)、またヒロインの分身(第4節)という観点からそれぞれの女君たちについて考察した。続く第2章では『夜の寝覚』の女君について考察した。まず、第5節で『夜の寝覚』と『源氏物語』「宇治十帖」との関連を「中の君」という呼称から見出して考察を加えた。そうすることで『夜の寝覚』が『源氏物語』を踏まえながらも『源氏物語』が書き得なかったもの(「母」として生きる女の生)を焦点化して描いていることが明らかになった。第6節では、今までほとんど研究の俎上にあげられることのなかった女君、対の君について詳しく考察した。彼女は側近の女房であるが、継母的な要素もあり、かつ語り手的でもあり、様々な側面を持っている。その彼女の動きを注視した。彼女が自分の思う理想的な物語を語るべく奮闘し、『夜の寝覚』における「もう一つの世界」を現出させていることを論じた。その姿から対の君を「もう一人の主人公」と言いうること、そして『夜の寝覚』が「中の君中心の世界」と「対の君中心の世界」との拮抗の中で紡ぎだされている物語だということを指摘した。さらに第7節では、新しい「継子物語」としての『夜の寝覚』を論じた。従来の「継子譚」的な枠組みを使いながら、より現実主義的に「女」の問題を扱おうとする『夜の寝覚』のシビアな有り様が、これまでの物語にはない新しさをもたらしている。継母が継子を追い詰めるという従来の「継子譚」的な構図を『夜の寝覚』の中に読み解くとともに、「継子物語」として『夜の寝覚』が一貫して「継母」「継子(継娘)」の問題を考え続けていたということを、散逸部分の内容も見据えながら述べた。次に第3章では、『夜の寝覚』以後の物語における女君ということで、『とりかへばや物語(今とりかへばや)』『狭衣物語』『松浦宮物語』の女君たちについて検討した。これまでも『とりかへばや物語』を「女の物語」として位置づける研究はあったが、第8節では特に四の君に着目し、『とりかへばや物語』の「女の物語」的要素を支えている人物として彼女を読み解いた。第9節、第10節では男性の心理、言動を中心に物語が展開する「男の物語」として『狭衣物語』『松浦宮物語』を取り上げ、そのヒロインとしての女君たちを考察した。見えてきたのは『狭衣物語』の宰相妹君が『うつほ物語』のあて宮、あるいは『源氏物語』の紫の上といった人物たちをイメージさせるものがありながら、それが結局は狭衣の手によって源氏の宮の形代へと据え直されていることであり、また『松浦宮物語』の華陽公主が『夜の寝覚』の中の君、さらに『源氏物語』の紫の上といった「女の身」の苦悩を背負った人物たちと似通う造型がなされているにもかかわらず、その「女の身」の苦悩は焦点化されず、むしろ「男の格好よさ」を描くほうに物語は注力していることであった。つまり、「男の物語」において、ヒロインは先行する女君の影を負っていれば負っているほど、そのイメージは男たちにいいように使われていくのであった(ただ、同じ「男の物語」でも「男の苦悩」を描こうとした『狭衣物語』と、「男の願望」を描いている『松浦宮物語』の違いは明らかである)。最後に第4章では、前章後半部からの流れを引き継いで「女君」とかかわる「男」たちと題して、「男」について考察をくわえた。第11節では光源氏が玉鬘との恋の中で意図的に多角関係を作り上げ、若者たちの欲望を模倣して高ぶっていく様相を、第12節では受領たちが貴顕との交流の中で女性を利用し、上昇していこうとする様相をそれぞれ論じた。一方の第13節では、『浜松中納言物語』の主人公、浜松中納言の恋の有り様を論じた。「実らない関係」にこだわり続ける彼と、その「実らない関係」という、ある種の「空想」を支えるヒロインたちが、この物語の核となっている。第14節における『石清水物語』の主人公たちの考察と合わせて、女君と男君の多種多様な関係について、主に「男」たちの側から論じたわけである。以上の4章構成によって物語の人物たち、特に「女君」たちについて、個別の物語の内容はもちろん、物語同士の関連性・影響関係なども常に念頭に置き、研究を進めた。

日本語日本文学

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伊勢, . (2017). 王朝物語における女君たちの研究 : 『夜の寝覚』を中心に : オウチョウ モノガタリ ニオケル オンナギミ タチ ノ ケンキュウ ヨル ノ ネザメ オ チュウシン ニ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3686

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伊勢, 光. “王朝物語における女君たちの研究 : 『夜の寝覚』を中心に : オウチョウ モノガタリ ニオケル オンナギミ タチ ノ ケンキュウ ヨル ノ ネザメ オ チュウシン ニ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3686.

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伊勢, 光. “王朝物語における女君たちの研究 : 『夜の寝覚』を中心に : オウチョウ モノガタリ ニオケル オンナギミ タチ ノ ケンキュウ ヨル ノ ネザメ オ チュウシン ニ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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伊勢 . 王朝物語における女君たちの研究 : 『夜の寝覚』を中心に : オウチョウ モノガタリ ニオケル オンナギミ タチ ノ ケンキュウ ヨル ノ ネザメ オ チュウシン ニ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3686.

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伊勢 . 王朝物語における女君たちの研究 : 『夜の寝覚』を中心に : オウチョウ モノガタリ ニオケル オンナギミ タチ ノ ケンキュウ ヨル ノ ネザメ オ チュウシン ニ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3686

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25. 大塚, 慶. 擬二次元三角格子局在電子系PD(dmit)2塩の13C NMRによる研究 : 13C NMR study of Quasi-Two-Dimensional Triangular Spin System, Pd(dmit)2 salts; ギ ニジゲン サンカク コウシ キョクザイ デンシケイ PD(dmit)2エン ノ 13c NMR ニヨル ケンキュウ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

分子性導体は、圧力や温度を変えることで物性が大きく変化することから注目を集めている。さらに、分子配列によって物性が異なり、化学修飾や原子置換によって物性を制御することができるのも魅力である。本研究では、様々な電子状態が競合していることにより新たな電子状態の発見の可能性を秘めている分子性導体に注目し、その電子状態を解明するためにミクロな測定法であるNMRを用いて研究を行った。研究の対象とした物質は、β’-およびβ -Pd(dmit)2系である。Pd(dmit)2と呼ばれる分子から作られたPd(dmit)2系は、一価の陽イオン1つに対してPd(dmit)2分子2つが結合した物質群で、陽イオン層とPd(dmit)2分子の層が交互に積層した層状物質である。その中でβ’型と呼ばれる分子配列を持つ物質は、Pd(dmit)2分子2つが二量体を形成し、二量体に電子が1個局在する絶縁体である。二量体の配列が二次元三角格子となり、陽イオンを変えることで正三角格子からのずれを系統的に制御することができる特徴を持つ。さらにこの系のほとんどの物質は低温で反強磁性転移するため、擬三角格子反強磁性体として知られている。そこで、2つのテーマに取り組んだ。1. β’-Pd(dmit)2系における反強磁性相の磁気構造の解明最近、この物質系の正三角格子に近い物質が低温まで磁気秩序を起こさないことが発見され、スピン液体として議論されている。通常の物質は、低温では必ず何らかの安定状態に落ち着くはずであるにもかかわらず、その幾何学的配置により安定な状態になれないことを意味している。これはフラストレーションと呼ばれ、理論的にも長く研究されている。実際の物質で実現している例はこれまで見つかっていなかったため、スピン液体の発見は広く注目を集めている。本テーマは、その近傍相である反強磁性相の磁気構造を明らかにすることである。今後、スピン液体を議論する上で重要となってくる情報である。この系は、正三角格子からのずれによってフラストレーションの効果の度合いを変化させることができる特徴がある。そこで、フラストレーションによって磁気構造がどのように変化しているかを知ることが本研究のモチベーションとなっている。β’-Et2Me2P[Pd(dmit)2] 2 (反強磁性転移温度TN=17K)およびβ’-Me4P[Pd(dmit)2]2(TN=42K)について、選択的13C同位体置換を行った単結晶試料に対して反強磁性相における13C NMRスペクトルの磁場方向依存性を測定、解析し、比較を行った。Et2Me2P塩については、反強磁性モーメントの容易軸および困難軸が、それぞれc*, b軸、ダイマー当たり1個存在する1/2スピンのモーメントの大きさは0.28μBで説明できることがわかった。この結果についてはJournal of the Physical Society of Japanに投稿、掲載済みである(参考論文)。さらに、フラストレーションが強いと期待されるMe4P塩について測定を行い、同じモデルを仮定して解析を行ったところ、モーメントの大きさはダイマー当たり0.45 μBであることがわかった。ただし、磁場方向依存性が小さい成分が全体の約1/3存在している点がEt2Me2P塩と異なっている。緩和率の測定から、この約1/3の領域は均一度が高く、均一度が小さい反強磁性成分の振る舞いとは異なっていた。Et2Me2P塩の反強磁性成分はすべて均一度が小さいものであったため、Me4P塩では反強磁性状態とは別の電子状態が共存していると考えている。この違いが本質的なものであるか、試料依存性のある現象であるかは今後解決すべき課題である。この点を除けば、結論として、両塩の反強磁性状態の違いはフラストレーションの効果で説明でき、フラストレーションは局在モーメントの大きさとも相関があることが明らかになった。Me4P塩は従来のスピン波の理論で説明できる大きさ0.45μBであるのに対し、フラストレーション強いEt2Me2P塩では強い量子ゆらぎの存在を意味する0.28μBという値になることが観測されたことは、フラストレーション系の量子ゆらぎに関する今後の理論研究に影響を与えると考えている。2. β-Me4N[Pd(dmit)2]2の圧力下の電子状態の解明Me4N[Pd(dmit)2]2はβ’型とはわずかに異なるβ型と呼ばれる分子配列を持つ。この物質は、圧力下では、金属状態に転移することが知られているが低温30K付近で再び絶縁化する。しかし、圧力下70K付近で伝導面内の抵抗の上昇および伝導面間の抵抗の顕著な上昇が観測されている。この原因として、高温域で等価であった伝導層が低温域で非等価になり、例えば片方が金属層、もう片方が絶縁層になり金属相と絶縁層が共存した状態が実現しているのではないかというモデルが提案されている。そこで、ミクロな電子状態を調べるため研究を行った。測定した圧力は4.5kbarで、90K付近の抵抗異常、30K付近での抵抗の急上昇が観測されている圧力領域である。スペクトルの温度変化を測定した結果、線幅の狭いピークだけで構成されていたものが、約90K以下で線幅の広い成分が出現し、その相対強度が低温で大きくなった。スピン緩和時間においても約90Kで二つの成分が現れ、線幅の広い成分に対応する緩和率が反強磁性絶縁相に向かって発散する振る舞いを観測した。線幅の狭いピークは30K付近まで残っており、90 – 30Kの温度領域で金属層および絶縁層由来の2つの異なる成分が共存していることがわかった。また、45 – 30Kでは緩和は1成分で表され2つの環境の間での磁気的な結合の存在を示していた。この現象にはサンプル依存性があり、ほとんど観測できない場合も存在するため、まだ詳細な研究が進んでいない現状であるが、今後、他の測定法による研究が進むきっかけとなる結果が得られたと考えている。

理学

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大塚, . (2017). 擬二次元三角格子局在電子系PD(dmit)2塩の13C NMRによる研究 : 13C NMR study of Quasi-Two-Dimensional Triangular Spin System, Pd(dmit)2 salts; ギ ニジゲン サンカク コウシ キョクザイ デンシケイ PD(dmit)2エン ノ 13c NMR ニヨル ケンキュウ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3687

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

大塚, 慶. “擬二次元三角格子局在電子系PD(dmit)2塩の13C NMRによる研究 : 13C NMR study of Quasi-Two-Dimensional Triangular Spin System, Pd(dmit)2 salts; ギ ニジゲン サンカク コウシ キョクザイ デンシケイ PD(dmit)2エン ノ 13c NMR ニヨル ケンキュウ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3687.

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大塚, 慶. “擬二次元三角格子局在電子系PD(dmit)2塩の13C NMRによる研究 : 13C NMR study of Quasi-Two-Dimensional Triangular Spin System, Pd(dmit)2 salts; ギ ニジゲン サンカク コウシ キョクザイ デンシケイ PD(dmit)2エン ノ 13c NMR ニヨル ケンキュウ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

大塚 . 擬二次元三角格子局在電子系PD(dmit)2塩の13C NMRによる研究 : 13C NMR study of Quasi-Two-Dimensional Triangular Spin System, Pd(dmit)2 salts; ギ ニジゲン サンカク コウシ キョクザイ デンシケイ PD(dmit)2エン ノ 13c NMR ニヨル ケンキュウ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3687.

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大塚 . 擬二次元三角格子局在電子系PD(dmit)2塩の13C NMRによる研究 : 13C NMR study of Quasi-Two-Dimensional Triangular Spin System, Pd(dmit)2 salts; ギ ニジゲン サンカク コウシ キョクザイ デンシケイ PD(dmit)2エン ノ 13c NMR ニヨル ケンキュウ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3687

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26. 石井, 貴之. マントル岩石の高温高圧相関係とクロムスピネル系鉱物の高圧相転移・結晶化学 : High-pressure high temperature phase relations of mantle-constituent rocks and high-pressure transitions and crystal chemistry of chromium-spinel minerals; マントル ガンセキ ノ コウオン コウアツ ソウカンケイ ト クロムスピネルケイ コウブツ ノ コウアツテソウ テンイ ケッショウ カガク.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

 地球内部は高温高圧状態であり、そこで起こる複雑な対流によって、地球規模での物質循環が起きていることが現在では明らかになっている。その物質循環は、地震や火山の噴火など、私たちが住む地球表層にまで様々な影響を及ぼしている。そのため、地球深部物質を研究することは、地球内部を理解することに止まらず、自然災害のメカニズムの解明にもつながる重要なテーマの一つである。地球内部の構造は、地震波伝播速度の不連続な変化から地殻、マントル、核に分けられる。地球の大部分の体積を占めるマントルは、パイロライトと呼ばれるモデル岩石組成(Ringwood, 1975)で近似されるとする説が広く受け入れられている。地震波伝播速度分布に見られる不連続な変化によって、マントルは上部マントル、遷移層、下部マントル、D"層に区分されており、この地震波速度の不連続な変化は高温高圧条件でのパイロライト中の鉱物の高圧相転移によるとされている。この中で最も密度変化が大きい不連続面が、深さ660 km付近にある遷移層と下部マントルの境界面(660 km不連続面)である。この大きな密度変化により、沈み込むスラブや上昇するプリュームといったマントル物質の移動を妨げ、または促進する効果があるとされている。この660 km不連続面(圧力は約23 GPa)でのマントル物質の挙動がマントル全体の物質循環に大きく影響するため、それを解明することは重要である。また、マントルから上昇してきた超高圧変成岩を調べることでも、マントル内の物質循環を解明する一つの手がかりを得ることができる。最近、マントルの温度圧力条件でのみ安定な鉱物と共に高圧相を経たとされるクロムに富んだスピネル鉱物を主とするクロミタイトと呼ばれる岩石が発見され、マントル深部までの物質循環の挙動を解明する一つの指標となる可能性が提案されている(Yamamoto et al., 2009)。しかし、クロムスピネルの高圧相転移は詳細には明らかになっておらず、その相関係と高圧相の結晶構造を解明することは重要である。そこで本研究では、660 km不連続面付近の圧力温度条件において、マントル岩石として、平均的なマントル組成を表すパイロライト、沈み込むスラブのそれぞれ上部と中部を構成する中央海嶺玄武岩(MORB)とハルツバージャイトについての詳細な高圧相関係と各相の組成を調べた。それらの結果に基づいて、マントルの温度圧力条件でのそれらの岩石の密度を計算し比較した。またクロムスピネル鉱物の端成分であるFeCr2O4、MgCr2O4の高圧相転移を明らかにし、新規ポストスピネル相の結晶構造について研究を行った。これらの結果を基に、マントルにおけるスラブの沈み込みやプリューム上昇に伴う物質循環やクロミタイトの循環過程を議論した。1.660 km不連続面付近のパイロライト、MORB、ハルツバージャイトの高圧相転移パイロライト、MORB、ハルツバージャイトの相関係を20-28 GPa、1600~2200℃の範囲で、マルチセル法を用いて決定した。マルチセル法は、2~4つの異なる試料を同じカプセルに入れ、同一の圧力温度条件下に置くことにより、異なる試料間で相関係や組成を精密に比較できる方法である(Ishii et al., 2011)。マントル岩石に関する従来の多くの研究(総説としてIrifune and Tsuchiya, 2007)と異なる点は、2200℃に及ぶ高温領域までと従来より低圧側まで、マルチセル法で精密な比較を行ったことである。パイロライトでは、リングウッダイト(Rw)が約1700℃以上でガーネット(Gt)とマグネシオウスタイト(Mw)に分解しはじめ、約2100℃以上ではRwが消失しGt + Mwへと変化すること、Gt + Mwの安定領域が従来の研究よりも遥かに低い圧力の遷移層にまで広がっており、遷移層の鉱物量比は温度の上昇とともにGt量が増加することも明らかになった(Fig. 1)。さらに、660 km不連続面を形成する支配的な相転移が約2050℃以下ではポストスピネル転移であり、それ以上の温度ではポストガーネット転移であることが示された。この深さでのホットプリュームの温度が1800~2000℃程度であるとすると、ホットプリューム内ではポストスピネル転移が支配的であり、660 km不連続面の凸凹をポストガーネット転移によって説明することが困難であることが示唆される。従来の研究で詳しく調べられていなかったハルツバージャイトの相転移・密度をパイロライトのそれと比較すると、ポストスピネル転移では、ハルツバージャイトの方が1600℃でより転移圧力が高く、転移境界線のdP/dT勾配はより急な負の値になった。Fig.… (more)

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石井, . (2017). マントル岩石の高温高圧相関係とクロムスピネル系鉱物の高圧相転移・結晶化学 : High-pressure high temperature phase relations of mantle-constituent rocks and high-pressure transitions and crystal chemistry of chromium-spinel minerals; マントル ガンセキ ノ コウオン コウアツ ソウカンケイ ト クロムスピネルケイ コウブツ ノ コウアツテソウ テンイ ケッショウ カガク. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3688

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石井, 貴之. “マントル岩石の高温高圧相関係とクロムスピネル系鉱物の高圧相転移・結晶化学 : High-pressure high temperature phase relations of mantle-constituent rocks and high-pressure transitions and crystal chemistry of chromium-spinel minerals; マントル ガンセキ ノ コウオン コウアツ ソウカンケイ ト クロムスピネルケイ コウブツ ノ コウアツテソウ テンイ ケッショウ カガク.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3688.

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石井, 貴之. “マントル岩石の高温高圧相関係とクロムスピネル系鉱物の高圧相転移・結晶化学 : High-pressure high temperature phase relations of mantle-constituent rocks and high-pressure transitions and crystal chemistry of chromium-spinel minerals; マントル ガンセキ ノ コウオン コウアツ ソウカンケイ ト クロムスピネルケイ コウブツ ノ コウアツテソウ テンイ ケッショウ カガク.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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石井 . マントル岩石の高温高圧相関係とクロムスピネル系鉱物の高圧相転移・結晶化学 : High-pressure high temperature phase relations of mantle-constituent rocks and high-pressure transitions and crystal chemistry of chromium-spinel minerals; マントル ガンセキ ノ コウオン コウアツ ソウカンケイ ト クロムスピネルケイ コウブツ ノ コウアツテソウ テンイ ケッショウ カガク. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3688.

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石井 . マントル岩石の高温高圧相関係とクロムスピネル系鉱物の高圧相転移・結晶化学 : High-pressure high temperature phase relations of mantle-constituent rocks and high-pressure transitions and crystal chemistry of chromium-spinel minerals; マントル ガンセキ ノ コウオン コウアツ ソウカンケイ ト クロムスピネルケイ コウブツ ノ コウアツテソウ テンイ ケッショウ カガク. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3688

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27. 立川, 将士. Development of Liposinal Agents for Physically-Induced Selective Cytotoxicity toward Tumor Cells : 物理的エネルギーによる腫瘍細胞選択的殺傷を指向したリポソーム薬剤の開発; ブツリテキ エネルギー ニヨル シュヨウ サイボウ センタクテキ サッショウ オ シコウ シタ リポソーム ヤクザイ ノ カイハツ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

 がんは人類にとって深刻な病の一つである。がんに対する治療は、外科療法、化学療法、放射線療法が三大治療法であるが、近年では患者のQOL(Quality of Life)を考慮した、低侵襲性のがん治療法が注目されている。代表的な治療法として、中性子捕捉療法(BNCT : Boron Neutron Capture Therapy)や光線力学療法(PDT: Photodynamic Therapy)などがあり、本研究では、この二つの治療法の治療効果向上、適応幅の拡大を目的として、リポソームを用いた新たな薬剤開発を行った。「Boron-Encapsulating Liposomes and Their Promising BNCT Effects in Mice」【目的】がん中性子捕捉療法(BNCT : Boron Neutron Capture Therapy)とは、人体に無害である熱中性子線とホウ素(10B)の核反応によって生じるアルファ線とリチウム核を利用して、がん細胞を破壊する治療法である(Figure 1)。現在、BNCTのためのホウ素薬剤はBPA(p-boronphenylalanine)とホウ素12個からなるイオンクラスターBSH(Borocaptate Sodium)が臨床試験中であるが、今後は治療適応幅の拡大、さらなる腫瘍内ホウ素濃度の向上が求められている。私は、腫瘍組織は血管から微粒子が流出しやすく、さらに腫瘍組織に到達した微粒子はリンパ管回収機構が不完全なため蓄積するという特性(EPR効果)を利用して、脂質二分子膜から構成されるリポソームを用いた薬物送達に関する研究を行っている。BNCTのためのホウ素薬剤内封リポソームに関して、これまでにさまざまな研究が行われてきた。しかしながら、BSH内封リポソームはリポソームからのBSHの漏出が多く、調製可能なホウ素濃度が最大で3,000… (more)

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立川, . (2017). Development of Liposinal Agents for Physically-Induced Selective Cytotoxicity toward Tumor Cells : 物理的エネルギーによる腫瘍細胞選択的殺傷を指向したリポソーム薬剤の開発; ブツリテキ エネルギー ニヨル シュヨウ サイボウ センタクテキ サッショウ オ シコウ シタ リポソーム ヤクザイ ノ カイハツ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3689

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立川, 将士. “Development of Liposinal Agents for Physically-Induced Selective Cytotoxicity toward Tumor Cells : 物理的エネルギーによる腫瘍細胞選択的殺傷を指向したリポソーム薬剤の開発; ブツリテキ エネルギー ニヨル シュヨウ サイボウ センタクテキ サッショウ オ シコウ シタ リポソーム ヤクザイ ノ カイハツ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3689.

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立川, 将士. “Development of Liposinal Agents for Physically-Induced Selective Cytotoxicity toward Tumor Cells : 物理的エネルギーによる腫瘍細胞選択的殺傷を指向したリポソーム薬剤の開発; ブツリテキ エネルギー ニヨル シュヨウ サイボウ センタクテキ サッショウ オ シコウ シタ リポソーム ヤクザイ ノ カイハツ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

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立川 . Development of Liposinal Agents for Physically-Induced Selective Cytotoxicity toward Tumor Cells : 物理的エネルギーによる腫瘍細胞選択的殺傷を指向したリポソーム薬剤の開発; ブツリテキ エネルギー ニヨル シュヨウ サイボウ センタクテキ サッショウ オ シコウ シタ リポソーム ヤクザイ ノ カイハツ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3689.

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立川 . Development of Liposinal Agents for Physically-Induced Selective Cytotoxicity toward Tumor Cells : 物理的エネルギーによる腫瘍細胞選択的殺傷を指向したリポソーム薬剤の開発; ブツリテキ エネルギー ニヨル シュヨウ サイボウ センタクテキ サッショウ オ シコウ シタ リポソーム ヤクザイ ノ カイハツ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3689

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28. 峯岸, 秀光. インデノピラゾール化合物の合成とがん細胞の低酸素応答および増殖に対する阻害機構の解明 : Synthesis of Indenopyrazoles and Their Inhibition Mechanisms in Hypoxic Response and Proliferation of Cancer Cells; インデノピラゾール カゴウブツ ノ ゴウセイ ト ガン サイボウ ノ テイサンソ オウトウ オヨビ ゾウショク ニ タイスル ソガイ キコウ ノ カイメイ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

研究背景正常組織では血管網が発達しているため栄養や酸素が十分に供給されているが、がん組織ではがん細胞の増殖が血管網の発達よりも速いために血管の発達が未熟となる。また、がん組織で誘導される新生血管網は無秩序で、脆弱なものとなる。そのため、がん組織内に形成された血管は通常組織における血管と比べ働きが不十分となり、栄養や酸素ががん組織に十分に送達されなくなるため、がん組織では低酸素環境が存在している。この低酸素環境下で働くタンパク質としてHIF-1αが知られている。HIF-1αは通常酸素濃度下では水酸化酵素であるPHD(prolyl hydroxylases)によって水酸化される。水酸化されたHIF-1αはVHL(von Hippel?Lindau)E3ユビキチンリガーゼ複合体によるポリユビキチン化を経て26Sプロテアソームによって分解される。しかし、PHDの活性は酸素濃度依存的であるため低酸素環境下においてはその活性が低下し、HIF-1αの分解は抑制され安定化される。安定化されたHIF-1αは細胞内で恒常的に安定発現しているHIF-1βと二量体を形成することで転写のコアクチベータであるp300とともに遺伝子上の低酸素応答領域であるHREs(hypoxia response elements)に結合し、遺伝子の発現を誘導する転写因子として働く(Figure 1)。HIF-1αによって誘導される遺伝子発現はがん細胞の増殖、解糖系によるエネルギー産生、薬剤耐性、血管新生などを亢進させるため、がんの悪性化にHIF-1αが深く関与していると考えらFigure 1. HIF-1αタンパク質の分解および安定化経路れ、実際に多くの腫瘍内においてHIF-1αの過剰発現が確認されている。そのためHIF-1αはがん治療の分子標的として注目されており、その転写を抑制する阻害剤の開発が行われている。しかし、報告されているHIF-1α阻害剤の中には作用機序が明らかになっていないものも多く、HIF-1の転写制御機構には未解明の部分があると考えられる。以上の事から、本研究ではHIF-1を標的とした阻害剤の開発だけでなく、その詳細な作用機序の解明を行うこととした。インデノピラゾール骨格を有するHIF-1阻害剤の開発と生物活性評価当研究室ではVEGFRチロシンキナーゼ阻害剤であるAAL993、SU5416、KRN663がHIF-1転写阻害活性を示すことを既に報告している。また、VEGFRチロシンキナーゼ阻害剤としてインデノピラゾール化合物を報告している。この2つの報告から、インデノピラゾール化合物もAAL993など他のVEGFRチロシンキナーゼ阻害剤と同様にHIF-1転写阻害活性を示すのではないかとの仮説を立て、研究室のインデノピラゾール化合物ライブラリーを用いたHIF-1阻害剤のスクリーニングを行った。その結果、新たなHIF-1阻害剤としてGN02707を見出した。しかしながら、インデノピラゾール化合物GN02707はFigure 2に示すように、化合物1からのアセトフェノンとの反応によるトリケトン体2への合成において収率が10%程度と低く、さらに、トリケトン体2からインデノピラゾール骨格を形成する際、位置異性体が生じるため単離・精製の点で問題があった。そこで類似の骨格を持ち、構造展開の容易なインデノピラゾール化合物4に着目した。この構造は化合物5と6からワンポットで合成することができ、2つのユニットをそれぞれチューニングすることで構造の多様化を効率的に行うことができる(Figure 2)。そのため、化合物4を基本骨格とした誘導体を合成し、HIF-1阻害活性に対する構造活性相関研究を行うこととした。Figure 2. GN2707と化合物4の構造および合成スキームの検討インダノン誘導体とフェニルイソチオシアネート誘導体に対してリチウムヘキサメチルジシラジドとヒドラジンを作用さることで、ワンポットでR1またはR2に置換基を導入したインデノピラゾール化合物を合成した。合成したインデノピラゾール化合物のHIF-1転写阻害活性評価は低酸素環境下(酸素濃度1%)においてHREルシフェラーゼ安定発現HeLa細胞を用いたレポータジンアッセイ用いて評価し、細胞増殖抑制作用はMTTアッセイによって行った。活性評価の結果をTable 1 に示した。R1に置換基を導入した化合物はHIF-1阻害活性を全く示さなかった。しかし、興味深いことに化合物4cが非常に強力な細胞増殖抑制作用を示すことが明らかとなった。一方でR2に置換基を導入するとHIF-1阻害活性を示し、特にエチレンジオキシ基を導入した化合物4lがIC50 = 14 nMと既存のHIF-1阻害剤であるYC-1、CAY10585と比較して約100-1000倍強いHIF-1阻害活性を示した。Table 1. インデノピラゾール誘導体によるHIF-1α転写抑制と細胞増殖抑制作用次に、化合物4lの作用機序の解明を行うためウェスタンブロット、RT-PCR、免疫染色、免疫沈降法による解析を行った。その結果、4lの作用機序はHIF-1αとHIF-1βが二量体を形成した後の段階で作用することでHIF-1転写阻害活性を示していることが明らかとなった。このような作用を持つHIF-1阻害剤は報告例が無く、これまで報告されてきたHIF-1阻害剤とは異なる作用機序を有していることが考えられる。インデノピラゾール化合物による細胞増殖抑制作用に関する構造活性相関研究および作用機序の解析前述のインデノピラゾール骨格を有するHIF-1阻害剤の開発における構造活性相関研究において化合物4cが非常に強力な細胞増殖抑制作用を示すことが明らかとなった。化合物4lや化合物4cのように同一の基本骨格に対して、導入する置換基の種類や位置を変えることで全く異なる生物活性を発現できることから、インデノピラゾール骨格は生物活性物質を開発する際の主骨格として有用であると考えられる。このことから、インデノピラゾール化合物が生物活性に及ぼす作用についての新たな知見を得ることに加え、化合物4cをリード化合物として更なる細胞増殖抑制活性の向上と活性を示す構造を特定するための構造活性相関研究を行い、その作用機序の詳細を解析することを目的として研究を行うこととした。インダノン誘導体とフェニルイソチオシアネート誘導体からR1、R2に置換基を導入したインデノピラゾール化合物を合成し、MTTアッセイにより細胞増殖抑制活性を測定した(Table 2)。Table 2の結果よりインデノピラゾール化合物が細胞増殖抑制作用を示すにはインダノンから誘導される6位のメトキシ基が必須であり、アニリンから誘導される3’位に置換基を有することも重要であることが明らかとなった。特に3’位にメチルエステル基を有する化合物4vが最も強い活性を示した。Table 2. インデノピラゾール誘導体による細胞増殖抑制作用次に、化合物4vの作用機序解明のためMorphobase profilingとChemProteoBase…

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峯岸, . (2017). インデノピラゾール化合物の合成とがん細胞の低酸素応答および増殖に対する阻害機構の解明 : Synthesis of Indenopyrazoles and Their Inhibition Mechanisms in Hypoxic Response and Proliferation of Cancer Cells; インデノピラゾール カゴウブツ ノ ゴウセイ ト ガン サイボウ ノ テイサンソ オウトウ オヨビ ゾウショク ニ タイスル ソガイ キコウ ノ カイメイ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3690

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

峯岸, 秀光. “インデノピラゾール化合物の合成とがん細胞の低酸素応答および増殖に対する阻害機構の解明 : Synthesis of Indenopyrazoles and Their Inhibition Mechanisms in Hypoxic Response and Proliferation of Cancer Cells; インデノピラゾール カゴウブツ ノ ゴウセイ ト ガン サイボウ ノ テイサンソ オウトウ オヨビ ゾウショク ニ タイスル ソガイ キコウ ノ カイメイ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3690.

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MLA Handbook (7th Edition):

峯岸, 秀光. “インデノピラゾール化合物の合成とがん細胞の低酸素応答および増殖に対する阻害機構の解明 : Synthesis of Indenopyrazoles and Their Inhibition Mechanisms in Hypoxic Response and Proliferation of Cancer Cells; インデノピラゾール カゴウブツ ノ ゴウセイ ト ガン サイボウ ノ テイサンソ オウトウ オヨビ ゾウショク ニ タイスル ソガイ キコウ ノ カイメイ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

峯岸 . インデノピラゾール化合物の合成とがん細胞の低酸素応答および増殖に対する阻害機構の解明 : Synthesis of Indenopyrazoles and Their Inhibition Mechanisms in Hypoxic Response and Proliferation of Cancer Cells; インデノピラゾール カゴウブツ ノ ゴウセイ ト ガン サイボウ ノ テイサンソ オウトウ オヨビ ゾウショク ニ タイスル ソガイ キコウ ノ カイメイ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3690.

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Council of Science Editors:

峯岸 . インデノピラゾール化合物の合成とがん細胞の低酸素応答および増殖に対する阻害機構の解明 : Synthesis of Indenopyrazoles and Their Inhibition Mechanisms in Hypoxic Response and Proliferation of Cancer Cells; インデノピラゾール カゴウブツ ノ ゴウセイ ト ガン サイボウ ノ テイサンソ オウトウ オヨビ ゾウショク ニ タイスル ソガイ キコウ ノ カイメイ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3690

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29. 野嶋, 優妃. Characteristics of lipid bilayers evaluated with picosecond time-resolved Raman spectroscopy and picosecond time-resolved fluorescence spectroscopy : ピコ秒時間分解ラマン分光法およびピコ秒時間分解けい光分光法による脂質二重膜の特性の評価; ピコビョウ ジカン ブンカイ ラマン ブンコウホウ オヨビ ピコビョウ ジカン ブンカイ ケイコウ ブンコウホウ ニヨル シシツ ニジュウマク ノ トクセイ ノ ヒョウカ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

ピコ秒時間分解ラマン分光法と、ピコ秒時間分解けい光分光法を用いて、リポソーム脂質二重膜のエネルギー移動特性を評価した。脂質二重膜のエネルギー移動特性をピコ秒時間分解ラマン分光法によって評価し、脂質二重膜内部の微視的な粘度をピコ秒時間分解けい光分光法によって評価した。生体膜中では光合成やATP合成など数多くの生化学反応が進行する。一般的に、化学反応の速度は極性、粘度、エネルギー移動特性などの周囲の化学的性質の影響を受ける。そのため、生体膜中で進行する生化学反応をより深く理解するためには、生体膜の主な構成要素である脂質二重膜の化学的性質を知る必要がある。本研究では、ピコ秒時間分解ラマン分光法およびピコ秒時間分解けい光分光法を用いて、脂質二重膜内部で進行する現象や化学反応を観測した。得られた結果をもとに、脂質二重膜内部の化学的特性を評価した。第一章では、生体膜のモデル構造、生体膜のモデルとして用いられるリポソーム、脂質二重膜の相について説明している。脂質二重膜は温度の違いによって、ゲル相と液晶相の二つの相を示す。この二つの相では、脂質の炭化水素鎖の立体配座が異なる。ゲル相の脂質二重膜では、脂質の炭化水素鎖はすべてtrans型の立体配座をとる。液晶相の脂質二重膜では、脂質の炭化水素鎖はtrans型とgauche型の両方の立体配座をとる。この立体配座の違いのため、脂質の炭化水素鎖は、ゲル相の脂質二重膜中の方が液晶相の膜中と比べて密に充填されている。脂質二重膜のエネルギー移動特性と、脂質二重膜中の微視的な粘度は相によって違いがあった。第二章では、試料の測定方法およびスペクトルの測定に用いた分光計について説明している。第一節では試料のリポソーム水溶液の調整方法、第二節ではピコ秒時間分解ラマン分光計、第三節ではピコ秒時間分解けい光分光計について述べている。第三章では、ピコ秒時間分解ラマン分光法によるリポソーム脂質二重膜のエネルギー移動特性の評価について述べている。ピコ秒時間分解ラマン分光法を用いてリポソーム脂質二重膜内部に封入したtrans-スチルベンの、最低励起一重項 (S1) 状態の振動冷却過程を観測した。S1 trans-スチルベンのラマンスペクトルでは、分子中央のC=C二重結合伸縮振動に由来するラマンバンドが1570 cm-1に観測される。trans-スチルベンを振動余剰エネルギーと伴に光励起すると、このラマンバンドの位置は時間とともに高波数側にシフトする。このラマンバンドの位置はS1 trans-スチルベンの温度に対応しているため、ピーク位置の時間変化からS1 trans-スチルベンの冷却過程を観測できる。バンド位置の時間変化を単一指数関数で近似することで、S1 trans-スチルベンの冷却速度定数を得ることができる。六種類の脂質二重膜中におけるS1 trans-スチルベンの冷却速度定数を測定した。アルカンやアルコールなどの有機溶媒中では、S1 trans-スチルベンの冷却速度定数と溶媒の熱拡散定数の間には相関がある。熱拡散定数 κ は κ = λ / cρ ( λ: 熱伝導率, c: 比熱, ρ : 密度) で表現される量であり、巨視的な熱拡散の指標である。この既知の相関と、得られた脂質二重膜中におけるS1 trans-スチルベンの冷却速度定数から、脂質二重膜の熱拡散定数を見積もることができる。六種類の脂質二重膜の熱拡散定数をそれぞれ見積もったところ、液晶相の脂質二重膜の熱拡散定数はゲル相の膜の値よりも大きく見積もられた。この結果は、脂質二重膜中のエネルギー移動が脂質二重膜を取り囲む水の影響を受けることを示している。脂質二重膜の熱拡散定数は基礎的で重要な性質である。しかし、これまでに用いられてきた手法では、脂質二重膜の熱拡散定数を測定することはできなかった。ピコ秒時間分解ラマン分光法とtrans-スチルベンを用いることで、初めて脂質二重膜の熱拡散定数を実験的に見積もることができた。第四章では、ピコ秒時間分解けい光分光法によるリポソーム脂質二重膜内部の微視的な粘度の見積もりについて述べている。リポソーム脂質二重膜中にtrans-スチルベンを封入し、そのけい光寿命を測定した。得られたけい光寿命から、trans-スチルベンの光異性化反応速度定数を算出した。trans-スチルベンの光異性化反応速度定数と溶媒の粘度の間にはアルカン溶液中において相関があることが報告されている。光異性化反応速度定数と溶媒の粘度の間の既知の相関を用いて、六種類の脂質二重膜内部の微視的な粘度を見積もった。その結果、六種類の脂質二重膜すべてにおいて、内部に微視的な粘度が異なる二種類の溶媒和環境が観測された。一方の環境の微視的な粘度の値は、もう一方の環境の値の30倍から290倍大きく見積もられた。脂質二重膜内部におけるtrans-スチルベンの回転緩和時間を測定し、得られた値からも膜内部の微視的な粘度を見積もった。その見積もりの結果は、光異性化反応速度定数の見積もりの結果を支持した。これまで、一種類の脂質からなる二重膜は均一な構造をとると考えられてきた。しかし、今回得られた結果から、一種類の脂質からなる脂質二重膜も、微視的な粘度が異なる複数の環境から成る不均一な構造を取りうることがわかった。第五章では、ピレンでラベルしたリン脂質を用いた、脂質二重膜中のある一定の深さにおける微視的な粘度の見積もりについて述べている。炭化水素鎖の一方にピレニル基を持つリン脂質と、dimyristoylphosphatydilcholine (DMPC)…

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野嶋, . (2017). Characteristics of lipid bilayers evaluated with picosecond time-resolved Raman spectroscopy and picosecond time-resolved fluorescence spectroscopy : ピコ秒時間分解ラマン分光法およびピコ秒時間分解けい光分光法による脂質二重膜の特性の評価; ピコビョウ ジカン ブンカイ ラマン ブンコウホウ オヨビ ピコビョウ ジカン ブンカイ ケイコウ ブンコウホウ ニヨル シシツ ニジュウマク ノ トクセイ ノ ヒョウカ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3691

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

野嶋, 優妃. “Characteristics of lipid bilayers evaluated with picosecond time-resolved Raman spectroscopy and picosecond time-resolved fluorescence spectroscopy : ピコ秒時間分解ラマン分光法およびピコ秒時間分解けい光分光法による脂質二重膜の特性の評価; ピコビョウ ジカン ブンカイ ラマン ブンコウホウ オヨビ ピコビョウ ジカン ブンカイ ケイコウ ブンコウホウ ニヨル シシツ ニジュウマク ノ トクセイ ノ ヒョウカ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3691.

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MLA Handbook (7th Edition):

野嶋, 優妃. “Characteristics of lipid bilayers evaluated with picosecond time-resolved Raman spectroscopy and picosecond time-resolved fluorescence spectroscopy : ピコ秒時間分解ラマン分光法およびピコ秒時間分解けい光分光法による脂質二重膜の特性の評価; ピコビョウ ジカン ブンカイ ラマン ブンコウホウ オヨビ ピコビョウ ジカン ブンカイ ケイコウ ブンコウホウ ニヨル シシツ ニジュウマク ノ トクセイ ノ ヒョウカ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

野嶋 . Characteristics of lipid bilayers evaluated with picosecond time-resolved Raman spectroscopy and picosecond time-resolved fluorescence spectroscopy : ピコ秒時間分解ラマン分光法およびピコ秒時間分解けい光分光法による脂質二重膜の特性の評価; ピコビョウ ジカン ブンカイ ラマン ブンコウホウ オヨビ ピコビョウ ジカン ブンカイ ケイコウ ブンコウホウ ニヨル シシツ ニジュウマク ノ トクセイ ノ ヒョウカ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3691.

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Council of Science Editors:

野嶋 . Characteristics of lipid bilayers evaluated with picosecond time-resolved Raman spectroscopy and picosecond time-resolved fluorescence spectroscopy : ピコ秒時間分解ラマン分光法およびピコ秒時間分解けい光分光法による脂質二重膜の特性の評価; ピコビョウ ジカン ブンカイ ラマン ブンコウホウ オヨビ ピコビョウ ジカン ブンカイ ケイコウ ブンコウホウ ニヨル シシツ ニジュウマク ノ トクセイ ノ ヒョウカ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3691

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30. 岡部, 宣章. 海水・地下流体におけるヨウ素の化学形態及び同位体比に関する地球化学的研究 : カイスイ チカ リュウタイ ニオケル ヨウソ ノ カガク ケイタイ オヨビ ドウイタイ ヒ ニ カンスル チキュウ カガクテキ ケンキュウ.

Degree: 博士, 2017, The Gakushuin / 学習院

ヨウ素を含むハロゲン元素は、水に溶解しやすいため地球表層では水圏を中心に広く分布している。水圏を構成する水は、特異な性質を持つことから、地球表層の環境を研究する上で非常に重要である。水の特異性の一つとして、液体の中で最大の高い誘電率を持つことが挙げられる。この水の高誘電率によって、水圏はハロゲン元素をはじめとして多くの電解質成分を水―岩石反応等によって周辺環境から溶出させている。溶出した成分は、水圏を中心に地球表層で循環する。環境中での挙動や循環はその成分や元素の化学的性質に依存するため、同族元素や希土類元素同士は類似した挙動を取ることが知られている。しかし、ハロゲン元素は水圏中で陰イオンとして安定に存在するといった点は共通するものの、生物への親和性や鉱物化のしやすさといった点では挙動が異なる。特に、ヨウ素はハロゲン元素の中でも生物親和性が高く、またその他のハロゲン元素が水圏中で1価の陰イオンとして存在するのに対して海洋中で5価のヨウ素酸イオンとして存在するなど挙動が異なっている。また、ヨウ素には長半減期核種である129Iが存在しており、温泉水や海底堆積物間隙水などといった地下流体における地質年代の推定や地球表層でのトレーサーとして利用する研究がなされている。これらのことから、ヨウ素は地球化学的な研究を行う上で非常に有用な指標として用いることができる。そこで、ヨウ素に着目して地球表層の水圏に関する研究を行った。対象とした水圏は、地球表層の水圏の9割以上を占める「海洋」と特異な性質を持つことが多い「地下流体(温泉水)」である。地下流体の研究地下流体の研究では、北海道に産する温泉に着目した。北海道は、自噴・揚水問わず温泉が多く存在している地域である。近年では、掘削技術の向上からかつては温泉の産出が困難であると考えられていた地域においても温泉の開発が行われている。そのため、現在では北海道のほぼ全域で地下流体の試料採取が可能である。また、北海道では過去の研究から高濃度の塩分を含む温泉の存在が確認されていたものの、その成因については不明な点も多く存在していた。そこで、温泉水に含まれるハロゲン元素と129I/127I比を測定することで温泉水の起源やその成因についての考察を行った。 ハロゲン元素の分析の結果、塩素濃度が0.3から963mMであり、臭素濃度は6から2500μM、ヨウ素濃度は0.02から650μMと濃度が広範囲であった。また、その値からハロゲン元素間の濃度比を算出した。過去の研究ではハロゲン元素間の濃度比から流体の起源を推定しており、本研究でも同様の方法で流体の起源を推定した。その結果、本研究で測定した試料の多くが海底堆積物間隙水及びそれと海水が混合した値と一致した。そのことから、本研究で測定した試料はその多くが海底堆積物や海水から何らかの影響を受けていることが推測された。129I/127I比の測定では値が0.05~0.38×10-12程度であった。日本において過去の研究で測定された温泉水を中心とする地下流体では129I/127I比はその多くが0.2×10-12程度の値であった。そのため、0.05~0.1×10-12程度という129I/127I比は非常に低く、その起源が古いものである可能性が示唆される。また、129I/127I比の低い試料(<0.1×10-12)の採取地点が北海道において東経141°から142°の同一直線上に位置することが確認された。この0.05~0.1×10-12の129I/127I比から年代を推定すると、その起源が約7500万年前から6000万年前になることが推定された。この年代において北海道は、現在の北海道東部と北海道西部の間にイザナギ‐クラプレートが存在していたと考えられている。現在、このイザナギ‐クラプレートはユーラシアプレートに完全に沈み込んでおり、その際のプレートテクトニクスによって現在の北海道の地形が形成されたと考えられている。このプレートの衝突時にヨウ素を豊富に保持している海底堆積物が付加体などとして地殻に取り込まれ、それらが温泉水の成分に影響を与えている可能性が示唆された。129I/127I比の低い試料の採取地が北海道において同一直線上に分布することもこの考察を補強するデータの一つである。海洋の研究地球表層における水圏の90%以上が海洋である。そのため、ヨウ素にとっても海洋は重要なリザーバーであり、多くの研究がなされている。ヨウ素は環境中でIO3-、I-、有機ヨウ素の形態で主に存在しており、海洋はこれらが共存した状態である。現在の海洋は、酸化的な環境であるため、ヨウ素は主にIO3-の化学形態で存在していることが知られていが、有光層と呼ばれる海洋表層ではIO3-の減少とI-の増加が確認されている。しかし、熱力学的にはこの変化は矛盾していることから微生物の影響が推測されており、過去の研究ではこのヨウ素の還元反応への硝酸還元菌の活性の関与が報告されている。これは、IO3-がNO3-と化学形態が似ていることから硝酸還元菌がNO3-をNO2-に還元する際にIO3-もI-まで還元していると考えられるためである。しかし、ヨウ素に特異的に反応する微生物の存在や硝酸還元活性を失活させた微生物でもIO3-の還元が報告されているなど、不明な点も多い。そのため、海洋におけるヨウ素の化学形態変化について詳細に研究を行った。本研究では、海洋中でのヨウ素の化学形態変化を再現し、それを観察することでヨウ素の還元反応が起きるメカニズムについて考察を行った。実験方法は、実際に天然で採取した海水を滅菌したバイアル瓶に密封することで培養し、HPLC-ICP-MSで化学形態別分析を行った。 まず、未濾過海水を窓辺の太陽光が入射する条件(明所条件)とロッカー内のほぼ遮光した条件(暗所条件)とでヨウ素の化学形態変化の比較を行った。その結果、暗所条件ではあまり大きな変化は見られなかったが、明所条件ではIO3-の減少とI-の増加が確認された。これは、実際の海洋の有光層におけるヨウ素の還元反応と同様の変化が起きていると考えられる。しかし、この実験ではヨウ素の還元に関する要因については明らかにならなかった。そこで、さらに条件を詳細に区分し実験を行った。…

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岡部, . (2017). 海水・地下流体におけるヨウ素の化学形態及び同位体比に関する地球化学的研究 : カイスイ チカ リュウタイ ニオケル ヨウソ ノ カガク ケイタイ オヨビ ドウイタイ ヒ ニ カンスル チキュウ カガクテキ ケンキュウ. (Thesis). The Gakushuin / 学習院. Retrieved from http://hdl.handle.net/10959/3692

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Chicago Manual of Style (16th Edition):

岡部, 宣章. “海水・地下流体におけるヨウ素の化学形態及び同位体比に関する地球化学的研究 : カイスイ チカ リュウタイ ニオケル ヨウソ ノ カガク ケイタイ オヨビ ドウイタイ ヒ ニ カンスル チキュウ カガクテキ ケンキュウ.” 2017. Thesis, The Gakushuin / 学習院. Accessed July 20, 2018. http://hdl.handle.net/10959/3692.

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岡部, 宣章. “海水・地下流体におけるヨウ素の化学形態及び同位体比に関する地球化学的研究 : カイスイ チカ リュウタイ ニオケル ヨウソ ノ カガク ケイタイ オヨビ ドウイタイ ヒ ニ カンスル チキュウ カガクテキ ケンキュウ.” 2017. Web. 20 Jul 2018.

Vancouver:

岡部 . 海水・地下流体におけるヨウ素の化学形態及び同位体比に関する地球化学的研究 : カイスイ チカ リュウタイ ニオケル ヨウソ ノ カガク ケイタイ オヨビ ドウイタイ ヒ ニ カンスル チキュウ カガクテキ ケンキュウ. [Internet] [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. [cited 2018 Jul 20]. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3692.

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Council of Science Editors:

岡部 . 海水・地下流体におけるヨウ素の化学形態及び同位体比に関する地球化学的研究 : カイスイ チカ リュウタイ ニオケル ヨウソ ノ カガク ケイタイ オヨビ ドウイタイ ヒ ニ カンスル チキュウ カガクテキ ケンキュウ. [Thesis]. The Gakushuin / 学習院; 2017. Available from: http://hdl.handle.net/10959/3692

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